重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 7/9 その2 七夕賞篇

 チームプレーは是か非か?競馬法上はもちろん非なんですが、実態を見たら認める方向で考えるというのが自然じゃないかなと思ったりも…ただ今回の場合はクラブ馬ですからね、出資してる会員さん的にはどう映ったのでしょうか…その辺は気になるところです。早速ってもう金曜ですが、急ぎ振り返っていきましょう。

 

七夕賞

馬場・Lap振り返り

12.0-10.5-11.4-12.2-11.9-12.0-11.6-11.8-11.9-12.9=1:58.2

 →58.2-60.0というバランスは前傾には違いないのだが、フェイマスエンドが抵抗し2F目で10.5までペースが上がったことが大きかった。捲ってきた勝ち馬のLapでもラストは落ち込んでおり、どの馬も底力が問われたレースだったといえるだろう。馬場的には4日目にしてやや差しが優勢になってきたという感じ。特にコーナー4つのレースで顕著だった。両者を合わせて考えると、このレースに限って言えば、後ろにいればいるほど優位性が高かったということになるか。

 

気になった馬

☆ 03 フェルメッツァ(5着/8人気)

 →もっと高い位置への意識はあったのだが、他が速く中団前目からのレースに。3角早々に手が動き出したものの、手応え以上にしぶとさを見せ掲示板は確保できた。流れ的には悪くなかったし、力負けの要素もあるのだが、時計的に対応できなかった向きもあり、条件さえ揃えば重賞でももう少しやれておかしくない評価は不変で。

 

その他の馬

 ゼーヴィント2着馬を追うように積極的にポジションアップも手応えは今ひとつ。それでもしぶとく伸びて2着馬を捕らえきった。流れ的には悪くなかったしメンバー的にも順当勝ちと言える内容だろう。ペース適性的にはローカル巧者と位置づけになってしまうが、中央なら中山でも戦えそうだ。と思ったら、骨折のようで…

 マイネルフロストマルターズアポジーの失速で早々に先頭に立つことになったが、この馬自身の手応えは楽。そのまま押し切るかに見えたがラストは失速してしまった。このペースを前目で運んでいる以上、それは仕方なし。むしろこのペースでやれた事への驚きのほうが大きい。基本人気になりにくいキャラだけに、ブリンカーの効果が続いている間は追いかけて損はなさそう。

 ソールインパクト:3角以降は勝ち馬を追う形でジリジリと。上がり最速を出して差してくるタイプではないだけに、この馬にとっても流れは合っていた。今回は位置取りの利もあっただけに、自己条件に戻った際は、本来の勝ち味に遅いタイプであることを忘れず、適性を見極めて出し入れしたい所だ。

 スズカデヴィアス:4角ではノリさんにやられたと思ったが、直線は思ったほど伸びず。そこはやはりペース適性ということだろう。基本的にはサマー2000の流れはどこも合わないだけに、次以降出てくるとしてもあまり触手は動かない。

 タツゴウゲキ:勝負どころから直線にかけて進路を切り替える不利あり。脚は止まっていなかっただけに地力強化は間違いない所。自己条件なら条件問わずに狙いたい。もし重賞に出るような場合でもワンチャンあり。

 ヴォージュ:位置取り的には逆流…ペース適性的にもココまでの前傾では厳しかったと言うことだろう。ここは特に評価を落とさずに次走もう一度見てみたい。新潟記念なら買えそうだが…

 マルターズアポジーフェイマスエンドに競られた事は痛かったが、それでも早々に失速するのは不可解。状態的にベストでなかった可能性もある。何れにせよ参考外。

 

 ハンデ戦ながら57キロのワンツーと実績上位馬がそのまま力を見せた形になりました。ただタイム的には1:58.2ながら、同日9Rの1000万下牝馬限定戦で1:58.8が出ており本来であれば57秒台が出てもおかしくない状況とも取れるだけに、ちょっと微妙かなというのが正直なところです。ただその織姫賞で逃げ切ったコパノマリーンは次走注目ですよ。





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