重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 6/18 その1 函館SS篇


 まいどー!!です、bera-an2です。

 

 遅きに失した感もありますが、そんなのお構いなしに…いやぁ松山クンはホントにすげぇわ。次の全英で勝てるとまでは言い切れませんが、少なくとも2日目と最終日のゴルフはメジャーを勝てる人しかできないそれでした。彼の凄い所は、ショットの多彩さと正確さ…これはこれまでの日本人選手にも備わっていた点ではあるのですが、それ以上に光るのが体格に勝る欧米の選手と遜色のない飛距離、そしてその飛距離を実現する為のフルスイング…に耐えうる強靭な肉体です。いまやドライバーで320ヤード飛ぶ時代…その中で、飛距離で遅れを取ってないからこその「今」であることは間違いありません。なんとか怪我なく無事に1年を乗り切ってほしいものです。
 

函館スプリントS

 

 11.7-10.1-10.4-11.0-11.4-12.2=1:06.8(R)

 

 押しているわけではないが、現役ナンバーワンのダッシュ力、シュウジがマジで速い。3F通過32.2は函館史上最速はもちろんのこと、1986年以降全ての芝6F・11365レースの中でも8番目に速い(ちなみに5F通過54.6は2番目)流れを作り出した。ただ前後半差は+2.4。激流には違いないものの、この流れなら3秒近くの差が出てもおかしくないと思う中での結果は、やはり速すぎる馬場が影響していたと見るべきだろう。函館の時計としてはこの辺りが限界のような気も…


☆ 03 キングハート(2着/4人気)

 →中団の内をやや追っ付けながらの追走も、4角で上手く遠心力をつけて外に持ち出すとその勢いのまましっかりと伸びた。予想エントリで書いたとおり、ペース対応の幅が広い馬でこのペースでも対応してくれたが、重賞では今後も勝ちきれないシーンが増えるはず。

 

 ジューヌエコール追走組が手応えが悪くなる中、1頭だけ持ったままで前に迫り、あっさりと突き放した。インパクトのある勝ち方だったが、50キロでクラシックからの距離短縮組というのは去年のソルヴェイグと同じ。現状ではそこまで大きな評価はやめておきたい。ただ距離は6Fだけではなく7F戦でも通用しそう。

 エポワス:付いていけない感じでの後方だったが、前が止まった所を最後の最後で突っ込んできた。2年前は札幌で7秒台でのレコード勝ちの経験もあり、実は隠れ時計対応可能馬。その辺りも後押しした結果といえるだけに、力の衰えはないものの、重賞で常に狙える存在というわけではなさそう。条件次第としておきたい。

 セイウンコウセイ:このペースでも積極的に前を捕まえに行く強気の競馬。流石にラストは止まってしまったが、重馬場だけではないという所は見せることが出来た。次走以降、当然見直し可能。スプリンターズS直行のようだが、自身の好走ゾーン内なら普通に勝ち負けできるはず。

 イッテツ:出していく競馬もついて行けず、競馬にならないかと思いきや、差しに回っても最後までジリジリ伸びており、ある程度見どころのある内容。OP特別ならやれそうな感じだ。

 シュウジこのスピードの持ち主を制御するのはかなり難しそう。現状では出負けして内で包まれる阪神Cのようにならないと厳しいか。

 

 

 本編でも書きましたが、50キロの3歳牝馬桜花賞でも距離が長いと言うような馬が今後も幅を利かすレースになりそうです。去年のソルヴェイグスプリンターズSで3着になったように、今年の勝ち馬も全く通用しないというわけではないですが、条件的には特殊に近いレースだっただけに、手放しでの評価は避けておくのが賢明かと思います。今のままならアエロリットのほうがよっぽど買いたいですね。

 





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