重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 6/4


 まいどー!!です、bera-an2です。

 

 やっぱ、降級馬が幅を利かせるこの時期はツマランです。それだけにこうやってあれた重賞はちゃんと取りたかったのですが…急ぎ、振り返っておきます。
 

安田記念


 12.2-10.6-11.1-11.6-11.6-11.0-11.3-12.1=1:31.5

 

 Lapバランスの観点で見ると、今年の高速馬場の下ならば前半33.9と言うのは極端に速いものではない。また中盤の11.6-11.6も標準といえる範疇…ただ直線で一気に0.6もLapが上がるのは珍しい展開といえ、結果的にその部分で、2着馬を除く先行馬はついていけずに、その後ろにいた差し馬たちの壁になってしまい、それが外の差しを目立たせる結果を呼び込んだと見るべきレース。馬場的にはほぼフラットだったのは間違いない。

 

☆ 11 ブラックスピネル(18着/10人気)

 →このペースでも果敢に先行。早々に脚がなくなった上、香港馬に擦られるようにしてラストはまともに追っていなかった。このペースでやれるだけの下地は備わっていなかったということ。何れにせよ、ペースを読み違えており、その時点で来る要素はなかったということ。サーセンでした。

 

 サトノアラジンこの馬のレースをしたら最後に届いたという感じ。内目の渋滞に助けられた感もあるが、スローの決め脚勝負専門馬と大持っていただけに、この流れでもやれたことは大きな収穫。とは言え、常に差し遅れのリスクを内包している馬だけに、力は通用するもののスイートスポットは小さいという見立ては変えなくて良いだろう。

 ロゴタイプこの流れを引っ張って、加速を見せて先行馬をふるい落とし、自身もすんでの所まで粘り込む…個人的にはそれができるキャラだとは思ってもいなかったのだが、今が充実期という陣営の言葉をそのまま表すパフォーマンスだった。7歳の古豪ながらちょっとが秋が楽しみな1頭と言える。

 レッドファルクス内目の後方から。直線では前が壁になりかけたが、外に切り替え、勝ち馬の後ろから伸びてきた。鞍上の言うとおりマイルがギリギリではあるが、この流れでもやれたのは力の裏返しということ。総合力上位は明白で、秋も引き続き無視できない存在。

 グレーターロンドン:出負けを巻き返しての中団から。直線序盤は行き場がなかったが、残り2F位で前が空き一気に伸びてきた。ただラスト50m位は脚色が同じになってのゴール。レースレベルはともかく、現時点の一流どころが揃ったこのメンバー、そしてこのペースの中にいきなり入ってやれたことは収穫。あくまで順調であることが前提だが、コチラも空きを楽しみに待ちたい1頭。

 エアスピネル内にこだわるギャンブル的な騎乗…が、裏目に。それでも前が空いたあとの脚は際立っていたし、適性としてはやはり厳しい中でも持続力を活かすほうが良いということ。ただそれでもこのメンツの中で抜けた存在という訳でもないので、基本的に人気する馬であることを考えると、あまりいい付き合いはできそうにない。距離は伸びても問題ないと思うので2000m辺りも試して欲しいところだが。

 ステファノス思った以上に出していく序盤。直線入り口では勝ったかと思ったくらいの手応えだったが、ラストは完全に脚が止まってしまった。距離的は問題なかっただろうが、結果的にはもっと溜めたほうが良かったということだろう。

 イスラボニータある程度の位置を取りに行こうと言う感じだったが、他が速く中団へ。ブラックスピネルの直後の位置取りで直線を迎えたが、ブラックスピネルが外のヤングマンパワーと共に早目に垂れて、行き場を失い、行き場が見つかったと思えばグレーターロンドンに先に入られ、まともに追えたのは残り150m位からだった。使える脚がそう長くない馬だけに、こうなってしまうと持ち味が出ない。抜けた存在ではないが、ここは参考外として問題ない。人も馬も続けてうまくいく訳ではない。

 アンビシャス:出負けもそうだが、蹄の状態が良くなかった模様。参考外だが、次走以降もそこは注意したい所だ。

 あと少し思ったのが、ここまでの高速馬場になると10F辺りに実績のある距離短縮組より、生粋のマイラーもしくは7Fからの距離延長組のほうがイイのではないかということ。この辺りは来年以降につなげていきたいと思います。馬券的には清々しいほどの外しっぷりで、引きずることはないですww





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