重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 その1 5/21


 まいどー!!です、bera-an2です。

 

 いやぁ…今年一番悔しい4着でした。ただ特にどこに不満があるとか、そういうわけではありませんので、淡々と振り返っておくことにします。

 

 

オークス

 

 12.7-11.6-12.8-12.6-12.0-12.3-12.3-12.1-11.6-11.3-11.2-11.6=2:24.1

 

 2F目の11.6が過去10年でダントツで最遅と序盤からドスローがミエミエの展開。ただ後半は上がり4F目で勝ち馬が積極的に前を捕まえに行った分、明確な加速ポイントはなく、Lapが上がり続ける後傾持続力勝負…かつ、レース上がりが34.1と純粋な上がり能力も問われるレースだったと言えるだろう。

 馬場的には土曜日同様に内がかなり有利な状況。このレースでは勝ち馬が馬場の3分どころに進路を取ったのだが、その影響で内がガラ空きとなり、余計に内を通った馬と外を回した馬たちに差が出来る結果となってしまった。その点は是非覚えておきたい所だ。

 

△ 07 ディアドラ(4着/9人気)

 →枕の部分で「特に不満がない」と書いたのは、この馬が隙間だらけとなった内をほぼロスなくポジションを上げられたからに他ならない。願わくばもう少しだけ仕掛けが遅ければ、そこそこのお金が転がり込んできたのに…と少しだけ愚痴…(以下省略)ともあれ、力だけでもぎ取った掲示板では無いあわやの結果ではあるものの、自身の上がりもしっかりと見せられたし、厳しい流れにも適正はあるだけに、秋もワンチャンスあっておかしくないという評価としておきたい。また器用に立ち回れるのも特徴であり、内枠を引いた際には特に注意が必要となる。

 

 ソウルスターリング自ら上がり4F目で11.6に押し上げつつも、後続を寄せ付けない横綱相撲で完勝。3~4角での進路取りは2着以降の馬の着順も左右してしまうほどの余裕っぷりだった。桜花賞の回顧でも書いたが、やはり後傾Lapでこそ力が出せる馬…さらに適性内のLapならかなり強いパフォーマンスが出来る馬と見ておきたい。そういう意味では秋華賞も流れひとつということになる。最近の傾向から考えると秋天の方が適正が高いかもしれない。

 モズカッチャン:勝ち馬直後の好位置から。3角すぎに勝ち馬が外に進路を向けたことで、自身の前がガラ空きになる幸運にも恵まれ、一旦は勝ち馬に並ぶか?というシーンも作ったのだが、最後は力負け。ここ2戦はかなり恵まれたシーンが多く、単純な評価はできないのだが、この血統で上がり特化型というわけでもなさそうで、一概にフロックと決めつけずに秋を待ちたい所。とりわけローズSのパフォーマンスには注目したい。

 アドマイヤミヤビ:ドスロー、団子の中での中団外目。直線も外目からよく追い上げたが、ゴール直前で3着に上がるのが精一杯で勝ち負けには加われず。この馬場で唯一外からの追い上げを見せた馬であり、そこは素直に評価すべきだろうが、良くも悪くもこんな感じの競馬がデフォルトであり、今後も差し遅れの可能性は常に考えておかねばならないだろう。

 リスグラシュー外には出さずに終始馬群の中での競馬。直線で内からこすられるようなシーンもあったが、それがなくても逆転まではなかったのは明らかだろう。パドックで発汗がすごくレース前にも消耗していた可能性があるが、内容だけを見ると単純に上がり負けの側面も。もっと厳しいレースでこそ見てみたい馬。そういう意味では秋もチャンスは残っていると見てよいだろう。
 フローレスマジックこの馬に関しては、レース後にTwitterで書いたとおり…

 

 力負けの面もあるのだが、1つでも上の着を目指すために、このペースメイクは正着ではなかったように感じる。秋のほうがペースが合いそうなだけに、まだ見限る必要はないと思うが。

 

 

 ドスローとか言いながらも、中盤で明確に緩んだポイントもなく、それでいて上がりはしっかりとまとめいるので、タイム的にはそこそこ良いものが出たと思います。ただ勝ち馬が抜けているわけでもなく、イキの良い小粒な馬が揃った印象ですので、秋に向けては既存勢力からの巻き返しを中心に見ていこうと思います。







競馬ブログランキングへ

フォローする