重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 その2 4/8


 まいどー!!です、bera-an2です。

 

 あっという間に皐月賞の枠順が出ております。実は注目馬の枠があまりよろしくなく意気消沈だったりするのですが…これでまた当日まで頭を悩ませそうです。

 

 

ニュージーランドトロフィー


 12.9-11.6-11.8-12.1-12.3-12.0-11.7-11.6=1:36.0

 

 この日の11R以外で行われた芝レースの上がりは5R:37.6、9R:36.6、10R:37.4。どのレースも差しが決まっていたが、このレースの上がりは35.5、またLapバランスを見てもやはりスローと言わざるをえない。それでいながら道中は比較的縦に長い隊列になっており、基本的に後ろの馬のチャンスは無いレースだったといえるだろう。このレースまでの結果を踏まえた上でのジョッキー心理が生み出したLap構成と言える。

 

△ 07 スズカゼ(4着/9人気)
 →先団の内目を理想通りの競馬。各馬内を空けたお陰で詰まるところもなくスムーズだったが、直線で勝ち馬に内からカットされ痛恨の4着。とは言え、勢いがあれば跳ね返せていたとも取れるレベルであり、仕方のないところ。基本的に人気になりにくい馬だけに、瞬発力の要らない流れやパワーのいる舞台で上手く狙いたい。
△ 08 ダイイチターミナル(9着/11人気)
 →後方から不発。"7F以下で"と自身で書いて、自身でその禁を破っての結果だけに…ただのアタマワルイやつでした。サーセン。"7F以下なら穴を開けるシーンは今後もあるはず"

 

 ジョーストリクトリ:好位の内目から馬場の悪くないギリギリの所を通って差を詰めると、坂下からしぶとく伸びて体ひとつ抜け出した。それまで重賞で掲示板下位を行ったり来たりしていた訳だが、ここでいきなり覚醒というわけではなく、鞍上の立ち回りの賜物と言っていいだろう。決して弱い馬ではないが、上がり限界がある割には後傾気味のLapがベターな馬だけにスイートスポットはかなり狭いタイプ。少なくとも東京マイルでは要らないと思われる。
 メイソンジュニア:自らペースを作っての粘り込み。ファルコンSから更なる距離延長にも対応できた。ファルコンSではギアアップする流れにも対応できている以上、本番でも知らないうちに3着に粘っている可能性はゼロではないが、高速決着になると分が悪そうだ。
 ボンセルヴィーソ:外ながらあまりロスなく先団に取り付く理想的な競馬。直線早々に逃げ馬を捕まえに掛かるが中々差が詰まらずだった。この馬も後傾の加速Lapでも対応できる下地はあるだけに、2着馬と同等の評価をしておきたい。
 タイムトリップ:挟まれるような形になって後手を踏みながらも大外まくりで、一瞬はオッと思わせる脚色。さすがにラストは止まってしまったが色々とロスの大きい中での結果だけに悲観の必要なし。クロッカスSを見る限り、東京の上がり勝負でも対応可能で、本番は巻き返し可能と見る。変に人気になりそうな気もするが…

 

 

阪神牝馬S

 

 12.5-11.5-11.6-11.9-11.8-11.2-11.8-12.0=1:34.3

 

 クロコスミアがすんなりの所をクイーンズリングが交わしていく序盤…3角手前まではクイーンズリングのLapだったが、そこからはクロコスミアが緩めずに進め、直線でさらにギアアップ。ラストは我慢比べとなった。とは言え全体のLapバランスを見ると上級条件における阪神マイルのデフォルトに比較的近い形。流れでの有利不利はなかったと見ておきたい。馬場的にも同様…内目も十分踏ん張れる馬場だった。

 

 ミッキークイーン直線で少し置かれたものの最後まで伸び切っての貫禄勝ち。上がりに寄りすぎた際の差し遅れの不安はあったが、それが回避できた時点で勝って当然といえる内容だった。ヴィクトリアマイルも当然期待できるのだが、昨年の様に31秒台に入るような争いになってしまうと差し遅れの可能性も。

 アドマイヤリード:出遅れて後方のインから虎視眈々。コース利を生かし上手くポジションを上げると、直線は最内に張り付いて伸びてきた。流れに関係なく、溜めれば自身の脚は使える馬で、これがこの舞台でも通用したわけだが、、今回は内を上手く使う鞍上のファインプレーもあり、昨秋から底を見せてない様に見えて、もう上積みもなさそうなだけに、次も人気になるようなら少し疑って掛かりたい。そもそもマイルは少し短い気もするので。

 ジュールポレールこの馬らしい正攻法。これまでの好走パターンよりより厳しい流れの中でも、4着以下はきっちり離しての3着なら及第点といえるだろう。東京マイルにも適性はありそうで少し期待したいのだが、そういった意味ではココで賞金を積めなかったのは痛い。

 クロコスミア:荒れ馬場、厳し目のLapと好走要件は揃っていた。またこの馬自身、後ろの馬を離せるだけのギアアップもできるのだが、それが長続きしないだけに、直線の長いコースはやはりプラスではないだけにこの結果も仕方なし。中山2000mの後傾Lapとかで見てみたい。

 テルナミノル:3角から積極的に前に迫っていったが…基本、厳しいLap向きの馬だけに、その判断も間違っていなかった。出来ればもう少し長い距離で見てみたいので是非福島牝馬に。

 

 

 クイーンズリングはもうここまで分かりやすく負けると、逆に参考外ということでいいでしょう。








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