重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 その1 4/9


 まいどー!!です、bera-an2です。

 

 結局昨日は、早起きしてローズとガルシアの争いをプレーオフまで見入ってしまいました。今年のマスターズは松山の存在を抜きにしても非常に面白かったです。プレーオフ直前の18番ローズのバーディーパットは本人的にはまず入ると思って打ったんじゃないでしょうかね。それがカップの右を通り過ぎた時の表情が非常に印象的でした。何にせよ初メジャーのガルシア、おめでとう!

 

 

桜花賞

 

 

 当日は芝のマイル戦が計3鞍行われており、そのLapと比較してみよう。

 

4R 3歳未勝利(重)

 12.7-11.0-11.7-12.7-12.5-11.7-12.3-12.6

 35.4-25.2-36.6=1:37.3

 

7R 4歳以上1000万下(重 このレースの後に稍重へ)

 12.5-11.6-11.7-11.9-11.9-11.3-11.7-12.3

 35.8-23.8-35.3=1:34.9

 

11R 桜花賞稍重

 12.7-10.9-11.1-11.8-11.8-11.5-11.9-12.8

 34.7-23.6-36.2=1:34.5

 

 4Rではかなり重めの馬場と判断したのだが、7Rでは上がりもそれなりに纏まったレースに。その時点では回復度合いがかなり早く、本番はペース次第では33秒台突入もあるんじゃないかと思ったのだが、フタを開けてみると、G1らしく前半~中盤は早めに推移したものの、その反動でラストは一気に掛かってしまい、7Rと時計面で比べると少し物足りない時計での決着となってしまった。このBlogではその辺りの原因をペース適性面に求めるべきなのだろうが、その前に戦前から「レベルが高い、高い」と言い過ぎていた面もあって、それ前提の予想になりすぎていたのではないかという点は自身で少し見直さなければならないと言えるだろう。

 

☆ 10 レーヌミノル(1着/8人気)

 →好発でしっかりコントロールされて好位へ。直線も手応え良く追い出す余裕さえ見せて後続の追撃を凌ぎきった。上がり勝負にもならず、かつ追い出しもしっかりコントロールされており、ここ2走に比べてより良いパフォーマンスを発揮できる条件が揃っていたのは間違いない。ただ自身ラストは12.8掛かってながら差されていないと言うのは、他の馬が不甲斐なかったという側面もあるだけに、必要以上の評価は避けておきたい。条件が合わない中でも、それなりの力は出せる馬だけにNHKマイルでも無視はできないだろうが、勝ち負けまで考えるならペース想定次第としておくほうが良いだろう。

 

 リスグラシュー序盤から位置を取りに行き、結果的に勝ち馬のすぐ後ろへ。直線で一旦は置かれてしまったのだが、ラスト1Fの減速Lapの所で盛り返し前に際どく迫った。総合力も問われる中での上がり勝負だったチューリップ賞で完敗し評価急落となっていたのだが、厳しいペースで一気にパフォーマンスを上げてきた。結果論マンセーで恐縮だが、そちらのペースの方に適性があったということだろう。この結果だけでオークス云々は語れないが、距離が伸びるのは決して悪くないと思われるだけに、次走も一応注目していきたい。

 ソウルスターリングこちらも終わってからなら何とでも言える結果論だが、阪神JFチューリップ賞よりも中盤が締まったレースで敗戦してしまった以上、そのペースへの適性が薄かったという点に原因を求めざるを得ない。直線だけで最低3回手前を変えていたのも、お釣りがなかった証と見るべきだろう。もちろんオークスが今回と同じようなペースになる保証も無いだけに、狙えるシーンはあるのだが、すでに死角のない馬ではないことは胸に刻んでおかねばならない。

 カレクレナイ:後方インからロスの少ない形で差を詰めると直線は馬場の中ほどに出しつつ前に迫ってきたのだが、ラストのバテ合いのところで脚色が同じになってしまった。流れとしては決して悪くなかったと思えるし、立ち回りとしても距離不安があった馬だけに仕方ない部分はある。それだけにここは力負けと表現して差し支えないだろう。NHKマイルでは恐らくいらない。

 アエロリット:スタートは悪くなかったが、折り合いを気にする感じで後方へ。終始外目を回りながらの追走で直線でも明確にギアアップした感もないまま何となく外を伸びてきた。騎乗の内容としては最悪の部類に入ると思うのだが、それでも格好をつけた点は、馬の評価としてはしっかりとしておきたい。常に折り合いとの戦いになるだけに、距離が伸びるのはよろしくないだろうが、マイルまでで鞍上が変わるのならもう一度見直したい一頭。

 アドマイヤミヤビ:前半から追走で手一杯。直線も目立った伸びは見られなかった。テンからこの馬の経験がないほどの速めのペースになり、更に中盤も緩まなかったために、前との差を詰めるのに苦労したのには違いないが、それにしても負けすぎ。一応参考外としておきたいが…アテにならない感じが見えてしまったのは非常に買いづらい。

 ミスパンテール:後方なのに3~4角ですでに手が動いていた。チューリップ賞2着はハマった面もあるだろうが、基本はもう少し上がりを強調できる舞台で狙いたい馬。

 

 

その他気になった馬


阪神7R 13 ペプチドサドル(7着/5人気)

 →伸びない外目を回らされた感もあり、京都でも外回りに出てくるようならもう一度買ってみたい。内枠ならなおベター。
▲ 中山10R 05 ニシノカブケ(3着/7人気)
 →上がりの速くないレースならこのクラスでもやれそう。これで人気になってしまっては旨味はないが、多少凡走が続いても長く追いかけて損はなさそうだ。

 

 

少し長くなったので2回に分けることにします。




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