重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 12/24 12/25

 まいどー!!です、bera-an2です。

 

 散々年末年始なぞ関係ないと言っときながら、本日よりちょっくら異国の地に赴こうと思っております。常日頃から異国の地にいるのですが、そこから更に…ということですね。その前にこれだけは忘れずに…という訳で、まいりましょうか。 

 

有馬記念

 

 6.8-11.3-12.0-11.9-12.1-13.4-12.8-12.9-11.8-11.7-12.1-11.7-12.1=2:32.6

 

 マルターズアポジーがのしを付けてハナ。そしてキタサンが番手に、それを見るゴールドアクターという図式は想定通り。ターフビジョンの1000m通過表示は61.0とやや速めだが、離し逃げの状態になっており、後続は平均に近い流れだったと思って良いだろう。そこから1200m付近の一気に13.4までペースを落とした事で後続が差を詰め(サトノダイヤモンドがポジションを上げたのもこの地点)後半戦へ。上がりはYahooトップにも掲載されたように、サトノノブレスが前に圧を掛ける形でスタートし、5Fの区間全てで12秒前後を連ねるレベルの高いロングスパート戦での決着となった。アシストがあったなかったは別としてガチンコに近いペース、そして上位人気馬がしっかりとつば競り合いを演じてのゴールと、純粋にいいレースだったというのが率直な感想である。

 

☆ 16 マリアライト(10着/6人気)

 →序盤こそ押して高い位置を取りに行っていたが、後半は全く勝負に参戦できず。もっと厳しいLapでこその馬だが、ここまで見せ場がないと…ただ純粋に力負けといえる部分も大きく…サーセンでしたm(_ _)m

 

 サトノダイヤモンドキタサンブラックゴールドアクターが逃げ馬に合わせてペースを落とした1200m付近で、ここぞとばかりに、そのままのペースを維持して前に接近。ノブレスが前をつついた際は逆にやや仕掛けを遅らせて追走し、ラストの逆転につなげた。予想エントリで「上がりが35秒台になった皐月賞では~」と書いたのだが、それを一笑に付すかの如く、ポテンシャル勝負での戴冠。まさに現役最強の牙城に手をかけたレースになったと言えるだろう。

 キタサンブラック内容についても特に語る必要はなし。ゴールドアクターに迫られながら盛り返した時点で、この馬らしさ、そして十分な強さを見せてくれたレースだった。もちろん来年も祭りは継続。

 ゴールドアクターペースアップのきっかけを作ったのはサトノノブレスだったが、これ幸いとこの馬も追撃開始。外の勝ち馬を上手く牽制しつつ、自身はロスなく前を捕まえにかかったのだが、ラストは力尽きてしまった。この馬の力を最大限に発揮する好騎乗だったが、それが逆に前との力差が現れる結果になったと言えるだろう。さて来春はどう使ってくるか。少なくとも輸送をクリアしないことには始まらないのだが…

 ヤマカツエース勝負どころから以降は内でポジションを悪くし、3~4角で馬場の中ほどに切り替えるも直線ではまた行き場を失い内へ…鞍上の談話通り、それがなければもう少し際どかったといえる内容だった。金鯱賞の回顧でも書いたが好走条件がかなり広いこと、冬馬の可能性もあることから、来年への判断は一旦保留ということにしておきたい。

 ミッキークイーン差してくる馬の中では上手く外に出さずに回してきていた。ペース適正、立ち回りともに理想的なもので力は十分出せた。来年も引き続き牝馬どおしなら主役級。牡馬に混じれば条件次第ということで良いだろう。

 シュヴァルグランこういう言い方は失礼かもしれないが、4角外目をグイグイ進出していく姿は鞍上らしからぬ形。元々は立ち回り巧者でもあるだけに、今回は色々とかみ合わない面もあった。上と伍するにはもうワンパンチ欲しいのは確かだが、その可能性はゼロではなく、評価を下げる必要はないだろう。

 

ホープフルS

 

 12.4-10.9-12.3-12.2-12.5-12.1-12.3-12.1-12.0-12.5=2:01.3

 

 中山に変わって3年目…の中では最も緩まない流れでのレース。それでいて馬場的には今年が最も時計がかかっている事を考えると、今年はそれなりに高いレベルのレースになったのではないかと想像できる。皐月賞と同じコースである以上、今年はリンクする可能性も考えておいたほうが良いかもしれない。

 

 レイデオロ馬なりでやや後ろめに位置。3~4角でも外には出さず、馬群をさばきながら上昇すると、直線では少し待たされるようなところもありながらしっかりと伸びてきた。葉牡丹賞とは違い外を回さず結果を出したが、結果的に内目でもロスが少なく進められたというだけであって、この馬自体に器用さがあるわけではないと覚えておきたい。余力も見受けられる内容での勝利はもちろん皐月賞に向けては有力。ただダービーへの適性は少し違うところにあるだけに、そこまでは見えてこない…そんな印象。

 マイネルスフェーン:やや出負けし後方のインから。鞍上的にはスタートが決まらなかった時点で内を突くことで腹をくくった…そんな感じの競馬で、直線も狭い最内を突いて伸びてきた。結果的にはそれが奏効したと言えるのだが、勝ちは遅かったものの未勝利勝ちも悪くない内容だっただけに、少し人気的に舐められたという面もあるだろう。ただ現時点での完成度がかなり高そうで、来年への上積みは少し疑問。

 グローブシアター:緒戦完勝からこのメンバーに入って、厳しい流れで正攻法…それでこの結果なら及第点と言えるだろう。現時点でのスケール感はそこまででもないが、上積みあれば主役級になる可能性は秘めているのではないだろうか。

 サングシアター:この流れで向正面でポジションを上げ、直線半ばで一旦先頭には立っており能力の一端は見せた。後傾持続力の舞台でもう一度見てみたい。

 メリオラ:1角で頭を上げながらも3角から強気の進出。正直ハチャメチャな乗り方で参考外で良いだろう。このクラスでもやれるはずの馬。

 

阪神カップ

 12.5-11.1-11.3-11.6-11.6-11.3-12.5=1:21.9

 

 ミッキーアイルがポンと出てハナで、他は競り掛けず。中盤までは標準的だったが、ラスト3Fでの加速はなく、2F目で加速Lapを踏んでからのラストの我慢比べとなった。微妙な推移ではあるがミッキーアイルの敗因の一部はこの辺りにあると思われる。逆に言えば、その部分で容易に差を詰める事が出来たグループに向いたレースだったということである。

 

☆ 05 ダンスディレクター(4着/6人気)

 →いつもより高い位置での競馬だったが、4角の手応えで「ほぼ間違いない」という確信に近いものがあったのだが、Lapが落ちた部分でフィエロの差し込みを許してのヨン(4)Σヽ(`д´;)ノ うおおおお!…加速が生じているLapを見て、ある程度納得は出来たのだが…少し力不足の面もあり。ただガチンコ勝負の減速Lapの方が向いているだけに、レベルの高いスプリント戦などであれば、まだ買える要素はあるはず。

 

 シュウジ出遅れ気味も中団まで巻き返し、直線でやや外に切り替えてラストLapの落ちたところで前を捕まえた。ラスト3F目でLapが上がらなかったことで、容易にポジションを上げられたのが勝因でもあるが、基本スピードが高い馬だけに、この距離で差しに回って結果が出たことは非常に大きい。来年主役になりうる一頭と言えるだろう。

 イスラボニータこの馬も出が良かったわけではないが、意識して前目に。そのまま楽に流れに乗って押し切るかに見えたが…ポジションを取りに行っても上手く折り合っており、鞍上が変わって本当に良さが戻ってきた印象。スタートが速くない分、6F戦ではシンドイかもしれないが、どちらかと言えば高松宮記念のLapは合いそうで、来春は是非参戦いただきたい。

 フィエロいやぁ本当にやられた…まぁマイルCSからメンバーが落ちていたことは確かであり前走くらい走れば、このくらいはあるということだろう。G1では軽視、他重賞なら3着は見ておこうレベルに上方(?)修正ということで。

 ロサギガンティアこの馬も出はイマイチ。中団から巻き返しを図るも、少し窮屈な場面も見られラスト1Fの急追も及ばなかった。少し噛み合わなかった部分もあるだけに、評価を落とす必要もないが、7F専用馬という点も引き続きということで。

 ミッキーアイル4角手前でペースを上げず溜めてから、出し抜けを狙う感じだったが、そこまで大きく溜めたわけではなく、逆にイスラボニータに難なく対応されてしまい交わされてしまった。G1連戦でお釣りがなかったというのもあるだろうし、ここは参考外でよいだろう。

 

 

 さて…2016年のエントリもこれで最後となります。2015年に比べ、エントリの頻度を落として、レース回顧というより、馬券的な面での振り返りを濃くしようとした1年でしたが、最終的にはいつもの感じに戻ってしまった感じが否めません。どちらが良いのかは自分でも良く分かっておらず、来年もどっち付かずの感じでゆる~くやっていこうと思っておりますので、お時間がありましたら引き続きご愛顧いただければと思います。

 

 それでは皆様に於かれましても、良き一年をお迎えくださいませ。

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