重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 12/11

 まいどー!!です、bera-an2です。

 

 今更、香港の振り返りをするのもどうかと思うのですが、少しだけ…ま、それなら今頃日本の重賞の回顧をするもどうやねん、という話でもあるんですがね。

 

 モーリスの強い勝ちっぷりはある意味必然とも言える内容でしたが、驚いたのはヴァーズのサトノクラウンでした。こちらも終始内目ながら前が詰まることがほぼ無い完璧な競馬だったのですが、この勝ちを見た後で、自分の買ったサトノ(アリシア)は無いんだろうな…という気持ちになってしまいました。軽く振り返っておきます。

 

阪神JF

 

 12.4-11.0-11.3-12.0-12.1-11.5-11.5-12.2=1:34.0

 

 中盤の緩みも少なめで、直線のギアアップもコンマ6に留まり11.5。それをもう1つ重ねてからの急坂でLapを落としてのゴールという全体のLap構成としては例年通りといった感じだったが、それでもラストの落ち込みは大きかったわけではなく、それなりに評価の出来る内容だったと言えるだろう。人気上位馬でスンナリと決着した証左とも言える。

 

△ 08 サトノアリシア(7着/7人気)

 →折り合い重視の後方待機。4角16番手から上がり3位の脚では届くはずもなく…乗り方云々より力的に足りていなかったということは認めざるをえない。

 

 ソウルスターリングスッと先団に付け、直線前が空くと余裕を持って抜け出してきた。ラスト1Fの数字を大きく落とさなかったのは、ほぼこの馬が刻んだLapであり、力上位であることの裏返しだろう。走法から見ても上がり特化のレースより、今回くらいのレースのほうが合っているのは間違いなく、少なくともオークスまでは世代トップクラスの評価は確保できそうだ。

 リスグラシュー出負け…3~4角も終始外のロスの多い競馬ながらラストはしっかりと伸びてきた。勝ち馬と通った位置の比較ではかなり多く走らされているのは間違いなく、力負けではないし、このペースでもしっかりと伸びることができたのは収穫と言える。勝ち馬同様にオークスまでは期待して良い。

 レーヌミノル立ち回りとしては問題なかったし、距離的にも問題なさそうで、前2頭とは純粋な力負けという評価で良いだろう。結局上の2頭がいない路線を…ということになれば、短い方に目を向けるしか無いということになるのだが。

 ディーパワンサ:前走で切れ負け、ここでも前とは決定的な差を付けられてしまっており、現状これ以上を望むのは難しいのでは。

 ヴゼットジョリー外枠ながら上手く馬群の中に入っての競馬。4角でもロスはあまりなくスムーズなレースだった。それだけに現状はここまでと言う感じ。

 

来年に向けては上位2頭が完全に抜けましたね。後は今週出てくるもう一頭のFrankel産駒がどんな走りを見せるのか…これでFrankel祭りが開催されれば、サンデー一色の日本の競馬界にも少し彩りが増えるんですがね。

 

 

チャレンジカップ

 

 12.3-11.1-11.9-11.7-11.8-11.6-11.3-11.8-13.0=1:46.5

 

 ダノンメジャーが主張してのペースメイクは数字的に見てもペースは速いのだが、超のつくハイペースというわけではない。その割にはかなりの縦長になってしまい、後方から進める馬は少しペースを見誤った感あり。逆に前を行く馬も適正さえあれば、残せる余地が生まれたレースだったと言えるだろう。

 

 マイネルハニー:スッと番手。前走と違い引っ張ってくれる馬がいた分、この馬のペース適正に近い流れで推移したことが大きい。決して力のない馬ではないが、今回は恵まれた部分が大きい。個人的には自身で速い流れを刻んだほうがもっとパフォーマンスを出せると思うのだが。

 ベルーフ出負けも中団の内目まで巻き返す展開。直線もバテ合いの所を内からジリジリと迫ってきたが届かず。今回はジョッキーの判断も良かったのだが、とにかくラストで落ち込むLapであれば顔を出してくる馬であり、今回はそれにハマったということ。特に評価を上る必要はないだろう。

 ケイティープライド:縦長になったお陰で最内を確保。終始ラチ沿いをロスなく進み直線も上手くさばいてラストの争いに加わってきた。上がりの脚がないディープに最適の舞台であったことは言うまでもないし、こちらも加点の必要はないだろう。また52キロで函館記念連対後、ハンデ据え置きだった事も大きく、次走以降もし53キロで出てくるのであれば、評価は下げるべきだろう。

 フルーキーやや出負け。枠なりに内を立ち回って伸びてきたが…ハンデ差もあっただけに、力負けというわけではないだろうが、ペース的にも力を出せる範疇の中での結果でもあり、力的に下り坂に差し掛かっていると考えるのが正着だろう。

 ブラックスピネル:中団の集団一番前から。終始押し通しでの追走だったが、伸びず止まらずで掲示板。プラス18キロはいかにも重め、更に上位勢の中では最もペース適性がない馬と思っていたが、それでいてこの結果は力上位の裏返しということだろう。京都金杯に出るなら積極的に狙ってみたい。

 タッチングスピーチこの流れで見せ場がないのは…次以降もかなり厳しいと思っておきたい。

 

カペラS

 

 11.8-10.4-11.1-11.9-12.0-13.0=1:10.2

 

 ノボバカラがスッと出て競り合いはなし。前半33.3は遅くはないものの、このクラスの馬なら前の馬でも十分辛抱できるレベルだったと判断したい。

 

△ 10 マキャビティ(11着/10人気)

 →出は悪くなかったが、進路がなく後方へ…そのまま見せ場なく終戦となった。思ったよりかは流れてしまっただけに、この馬のレースができなかった部分もあり、去年勝ったジャニュアリーSに出るならもう一度だけ買ってみたい所。

 ノボバカラ最内から強烈に主張。他がそこまで競ってこなかった分、数字以上に楽な競馬だった。内でも先手を取りきればこれくらいやれる馬。自在性を改めて示したレースと言える。フェブラリーSは確かに厳しいが、個人的にはこんな競馬をしていると残り目があってもおかしくないと思う。

 ニシケンモノノフ:中団外目を手応え良く追走。直線もよく伸びたが前が強かった。7F戦では厳しいペースでも対応してきたが、距離短縮の舞台でも対応できたのは収穫。これより上を見るのは難しいが、このクラスの安定勢力には十分なれるはず。

 コーリンベリー今回はチョイ差し競馬も思ったほど伸びず。56キロは少なからず効いているが、やはり前で競馬してこその馬だろう。

 

 

 ふぅ…何とか、週末に間に合いました。明日はエントリ無しで日曜日は少し予想をあげようと思います。

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