重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

いつか忘れた週の反省 11/5 11/6

 

 まいどー!!です、bera-an2です。

 

 今更する必要もないかとも思いましたが、少し作っていた部分もありますので、超短縮バージョンでお届けいたしましょう。

 

 

アルゼンチン共和国杯

 

 7.5-11.5-12.5-12.7-12.6-12.3-12.8-12.5-12.4-12.4-11.7-11.1-11.4=2:33.4

 

 クリールカイザーが出て誰も競らず…結果的に上がり2Fで最速Lapが刻まれる近年にない流れとなったが、一気のギアアップも必要なかっただけにどちらかと言えば持続力勝負の中でも速い上がりを使える馬に有利に働いたレース…また馬場的にはどの馬も内の1~2頭分を空けて進むような感じで、明らかに外優勢だったことも結果に大きく影響したと言えるだろう。

 

 そんな中でも、余力たっぷりに抜け出したシュヴァルグランはもう一つ上でも好勝負可能。JCに駒を進めるが、今年のメンバーなら好勝負可能と言える。また直線で差し遅れるような形になりながらもしぶとく伸びていたアルバートだが、元々の不器用さがそうさせている面もあり、必要以上に評価を上げる必要はないだろう。

 また3着のヴォルシェーブも流れや通った位置も理想的であり、ハンデ差を考えると上位とは力負け…G1では少し荷が重そうだ。4着モンドインテロは通った位置が悪かった分、情状酌量の余地はあるのだが、当日のルメール無双の影響で1番人気になったようなものであり、力的にはそこまで…という見立てが普通。

 馬券で勝負したクリールカイザーも少しだけ…まさかここまでのスローに仕立てるとは…というのが正直なところだが、本当に良い時はこんなペースでももっとやれたはずで、そこまでは戻っていないということ。恐らくもう中心にして馬券を買うことはない…はず。

 

みやこS

 

 12.4-11.2-12.6-12.5-12.3-12.3-12.0-12.3-12.5=1:50.1

 

 凸凹の少ない一貫した流れの範疇…の中でも、やはり後傾気味。そういう意味では中団から上位入線した馬たちはしっかりと力を見せたと言って良いだろう。勝ったアポロケンタッキーは3角からグイグイ押しながらいち早く前に迫っての押し切り。鞍上の好判断も光った一戦だった。本番も流れは合いそうだが器用ではない分、枠次第といった感が強い。また勝負どころで少しもたつくような形になったグレンツェントも、ラストは伸びており力のある所は見せられたが、やはり東京8Fの方が良いパフォーマンスが見せられそうで、こちらも本番に向けて視界が開けたとは言いにくい…ロワジャルダンも昨年より大幅な上積みがあったとも思えず…そもそも、メンバー的には一枚落ちる感は否めず、今年は(も)本番に直結できるほどのパフォーマンスを見せた馬はいなかったという結論がいちばんしっくりくるのかも知れない。

 

 

京王杯2歳S

 

 12.4-11.4-11.9-12.0-11.3-11.2-11.7=1:21.9

 例年よりはやや流れた感じのスロー。マイル以上で対応できそうな馬があまり出走してこなかったというのもあるだろうが、どちらかと言えばスプリント戦に近いイメージのLapとなった。馬場的にはフラットに近いイメージでよいだろう。

 

 勝ったモンドキャンノは出負けで後方からも、余裕を持って坂を登り2着馬との一騎打ちに持ち込むと、着差以上に余裕を持って差し切った。将来的にはスプリンターかもしれないが、同世代との争いならマイルまでは十分対応可能といった感じのパフォーマンス。少なくとも例年の勝ち馬とは少し違うイメージで見ておきたい。また2着レーヌミノルは東京特有のギアアップが必要なペースにも対応できたことは、総合力の高さを示すものと見てよいのだが、これ以上距離が伸びるのはマイナスになりそうで、阪神JFは行けても桜花賞は…と見ておきたい。ディバインコートは切れ負けの感強く、適正舞台ならもう少しやれそうで、旨味があるとすればこの馬かも。

 

 

ファンタジーS

 

 12.5-11.2-11.8-11.8-12.0-11.1-11.4=1:21.8

 

 前半からスローながら、ラスト3Fで更に12秒台が出る特異Lap。フラットな馬場も相まって、外から瞬発力を強調できる馬と舐められ逃げの低人気馬での決着となった。

 

 そんな中でも勝った馬は出遅れもすぐに巻き返し、4角大外から鋭く抜け出してきた。操縦性も高く、決め脚もある以上阪神JFでも有力と言わざるをえない。血統的に見ても、スローからの決め手オンリーの馬とも思えず、来春含めて楽しみな1頭と言えるだろう。また3・4着馬も基本的に上がり勝負が向いていたというわけではなさそうで、もう少ししっかりと流れるようなレースなら狙い目として成り立つはず。

 

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