先週の反省 9/4
です、
です。
調子が良かったのも七夕賞辺りまで…予想をUPした日曜の重賞含め後半は完膚なきまでに叩きのめされて夏競馬が終わりました。しっかり反省して秋の飛躍に…って、これも何年同じこと言うとるねんっちゅう話ですな。とりあえず軽く振り返っておきます。
新潟記念
12.8-11.0-11.2-11.4-12.1-12.0-11.9-11.7-11.5-11.9=1:57.5
マイネルミラノは競らずにメイショウナルトの一人旅で離し逃げ。残り1F手前まではこの馬のLapでラストは勝馬のLapという構成である。残り3Fまでは1.5程度離していた事を、ラストでLapが落ち込まなかったことを考えると、後続はスローからかなりの決め手を要する流れであったことは想像に難くない。新潟らしい上がり4つの勝負だったと見ておこう。
△ 04 バーディーイーグル（14着／10人気）
→思いの他前での競馬でラストは失速。位置取り的にもペース的にもこの馬のものではなかった。もう少し厳しい流れ想定だっただけに仕方なし。
かなりの外差し馬場も相まって外ラチ沿いの豪快な差し比べでの決着。勝ち馬は流れ的にもドンピシャリ。大跳びでスピートの持続させられる広いコース、不利の少ない大外進出も後押しした。3歳時から素質の片鱗を見せていたが、不器用な面は相変わらずで、個人的には半信半疑。それならば決して得てな流れでない中で勝ち馬の決め手には屈したものの結果を出したアルバートドックの方を評価したい。後は差し馬場に乗じて浮上してきた組よりも、専攻して失速した組の巻き返しを狙いたいところだ。
小倉2歳ステークス
11.7-10.4-11.2-11.4-11.4-11.9=1:08.0
ナムラアイドルが押してハナ。前後半差+1.4はこのコースでは決して前傾と言えない部類だが、ラスト1Fが勝ち馬の独走でマークしたLapであること、また前半33.3というのも決して遅いわけではなく、勝ち馬以外の馬にとっては厳しい流れだったと見ていいだろう。ただ序盤で外の馬たちの競りかけがなかった分、そういった面では先行馬にもやや分があったとも言える。
△ １2 ブラックランナー（8着／9人気）
→やや出負けで巻き返す時も口向き悪く直線向く前にジエンド。決して芝適性がないわけではないと思うので、もう一回だけ狙ってみたい。
とにかく勝ち馬の強さが光ったレース。台風による雨の影響が全く無い馬場だったが、8秒フラットが出たのは優秀と言っていい。決して6F専用馬という訳ではないだろうし、少なくとも今年一杯は楽しめる下地は見せる事が出来た。ただその他の馬がだらしなさ過ぎたという面も否めず、着差はさほど評価する必要はない。そんな中で唯一見ておきたいのが、出遅れた上に、ノーチャンスの外を勝負が決まった後ながら突っ込んできた4着キョウヘイ。この馬は500万は楽に突破できそうだ。
予想はしていなかったものの、このレースもおまけで…
札幌2歳ステークス
12.3-11.7-12.4-12.6-12.6-12.3-12.0-11.8-12.2＝1:49.9
ポンと出たトラストが引っ張る流れも、このコースのデフォルトに近いLap構成で特に有利不利はなかったと言える。ただ小倉2歳S同様に前半から各馬の位置取りがすんなりと決まってしまい、差し馬の押し上げが利きにくいレースだったのは間違いない。
結果的に逃げたトラストが後続を完封、好位組の脚が無くなった所にその後ろにいた8枠2頭が差し込んでくる結果になった。真っ向勝負で影を踏ませなかった勝ち馬はそれなりに評価できる内容…前走は早めのペースを強気に運んで取りこぼしたが、今回は距離が伸びてペースを守って持ち味を活かした印象。現時点で即クラシックという所までのインパクトはなかったものの、今後に楽しみが持てる一頭といえる。2着ブラックオニキスは外枠の不利を出来るだけ少なくする立ち回りが光った一戦。ただ勝ち馬を下したクローバー賞とは違った流れでも一定の結果を出せたのは基礎能力の高さを示すものと言えるだけにこちらも次走以降も少し注目しておきたい。3着馬も新馬戦に近いこの程度上がりなら勝負出来たということだが、しっかりマークしていた2着馬が交わせない辺り、中央の芝に戻ってどうかの懸念が残る内容と言える。
何だか今年はここまで来年が見えるような馬が出てきていないような気もします。まぁ次の阪神～京都辺りで色々出てくるでしょうから、新馬にも目を配っておきたいですね。
