2015 チャンピオンズカップ 回顧
です、です。
予想的には大完敗の一戦でしたな。簡単に振り返っていきましょう。
レース結果
2015年12月 6日(日) 4回中京2日 天候 : 曇 馬場状態 : 良【11R】 第16回チャンピオンズカップ
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) ダート 1800m 16頭
LAP 12.5-10.7-12.3-12.5-12.2-12.3-12.5-12.5-12.9=1:50.4
通過 35.5-48.0-60.2-72.5 上り 74.9-62.4-50.2-37.9
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
4 | サンビスタ | M.デ | 1.50.4 | 09-06-08-06 | 37.4 | 12 | ||
1 | △ | ノンコノユメ | C.ル | 1.50.6 | 1 1/2 | 14-14-15-15 | 36.7 | 3 |
2 | × | サウンドトゥルー | 大野 | 1.50.7 | クビ | 15-15-16-16 | 36.6 | 5 |
16 | ロワジャルダン | 浜中 | 1.50.7 | 頭 | 13-13-13-13 | 37.1 | 8 | |
13 | ◎ | ホッコータルマエ | 幸英 | 1.50.7 | ハナ | 06-06-02-02 | 38.1 | 2 |
3 | ワンダーアキュート | 和田 | 1.50.9 | 1 | 11-11-12-12 | 37.6 | 14 | |
7 | ○ | コパノリッキー | 武豊 | 1.51.2 | 2 | 02-01-01-01 | 38.7 | 1 |
10 | グレープブランデー | R.ム | 1.51.3 | 1/2 | 06-08-08-09 | 38.3 | 10 | |
6 | ▲ | ナムラビクター | 秋山 | 1.51.4 | 1/2 | 11-12-10-09 | 38.2 | 7 |
15 | グランドシチー | 津村 | 1.51.5 | 1/2 | 16-16-13-13 | 37.9 | 16 | |
5 | ニホンピロアワーズ | 酒井 | 1.51.6 | 3/4 | 04-03-04-03 | 38.9 | 15 | |
8 | △ | ダノンリバティ | A.ア | 1.51.7 | クビ | 06-08-10-09 | 38.5 | 9 |
11 | コーリンベリー | 松山 | 1.51.9 | 1 1/4 | 04-05-06-08 | 39.0 | 13 | |
9 | × | ローマンレジェンド | 岩田 | 1.52.5 | 3 1/2 | 10-10-04-05 | 39.8 | 4 |
12 | ☆ | クリノスターオー | H.ボ | 1.53.1 | 3 1/2 | 01-02-02-03 | 40.6 | 11 |
14 | ガンピット | Z.パ | 1.55.5 | 大差 | 02-03-06-06 | 42.7 | 6 |
単勝 4 \6640
複勝 4 \1180 / 1 \200 / 2 \370
枠連 1-2 \4180 (15)
馬連 01-04 \11040 (31)
ワイド 01-04 \3290 (34)/ 02-04 \6620 (52)/ 01-02 \930 (9)
馬単 04-01 \36260 (83)
3連複 01-02-04 \27320 (74/560)
3連単 04-01-02 \318430 (677/3360)
ペース・展開おさらい
ジワっと出てコントロールしたいコパノリッキーだったが、外からクリノスターオーとガンピットが勢い良く押し寄せ抵抗せざるを得ない序盤戦。ただ数字だけを見れば、同じ距離のOP特別のジュライCでも比較的近いペースで進んでおり、激流というペースではない。ただ、比較的どの馬も前掛かりな感じになり、一団になってこのペースに着いていったことが大きなポイントとなった。結果、外を勢い良く捲っていく差し馬より、内で脚をためていた馬が直線で決め脚を生かす事のできるレースになったといえる。各馬ひとこと
サンビスタ
前から3段目の最内をスムーズに追走。直線もやや外に出してスッと前が開くと、しっかり伸びての完勝劇だった。前走で横綱相撲を試みて、ホワイトフーガに脚元をすくわれたのと同じことを、この舞台でやってのけたということか。鞍上の素晴らしいエスコートの影響もあるが、2・3着馬と比べても決して遜色はなく、王道でもやれるだけの力があるということだろう。ただ上がりに寄ったレースや、脚抜きの良い馬場では少しマイナスで考えておきたい。ノンコノユメ
決め打ち最後方。3角以降もガシガシと手が動いていたのだが、ラストの伸びは素晴らしかった。流れが向いた事もあるし、最内をほぼロス無く進めたのもあるのだが、ダートでラチ沿いをグイグイと差してくるというのは意外と難しいもので、力はしっかりと見せた内容だったと言える。東京8Fの方が合うのは間違いなく、引き続きフェブラリーSの最有力候補であることには違いない。サウンドトゥルー
2着馬の更に後ろの最後方から。恐らく2着馬と同じように内を目指したと思われるが、それが出来ないとなると、一気に外に切り替え、大外から勢い良く伸びてきた。同じように大外から差しきったジュライC同様の流れになったことは大きかったし、外に切り替えた選択もこの馬の特性を考えれば悪くなかった。少しずつ機動力も出ているし、来年に大きな飛躍が見込めそうな一頭。ある程度の展開のアシストが必要なのは脚質的には仕方ないことだが、そのあたりが2着馬とは少し違う点かも。ロワジャルダン
この馬も3角以降は内目をすくって伸びてきた。前走同様、前が潰れる展開も向いたし、立ち回り的にもベストといえる内容。上位と比べると力負けと言って良いだろう。決して恵まれただけの結果だけではなく、力は付けていると見ておきたい。ホッコータルマエ
元々強豪が揃う中央G1で取りこぼすことが多い馬だが、その上、この馬にとって決して良い流れではなかった。さらに3角から張っていき、かなり苦しい競馬になったと見て良い。その中での掲示板確保は決して評価を落とすものではない。東京大賞典では恐らく巻き返せる。コパノリッキー
鞍上がしきりにぼやいていたが、1~2角で絡まれてしまいスピードを落とせなかったことが痛い。この馬が外でコントロール出来る立場だったら結果は違ったはずで、こちらも情状酌量の余地はある結果といえよう。東京大賞典ではホッコータルマエのガチ勝負になりそう。ローマンレジェンド
立ち回り重視の馬で、外目の強引まくりは合っていない。それをやっても結果はついてこない流れだったことも確かだし、それでなんとかなる力が合ったわけでもない。ホッコータルマエは厳しい流れになればなるほど、力を落とすと言うわけではありません。地方交流ではそういう流れで力を発揮できる馬が自ら動かねばならない背景もあって、力を出し切れないという事だと思います。そういった観点から、2・3着馬の力は認めながらも、東京大賞典はホッコータルマエ有利の図式は変わらないのではないかと思っております。勝ち馬は次、どこに行くのでしょうかね…明けて7歳ですが、一口馬主所有だけにどうなるのか注目です。
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