重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2015 ジャパンカップ 回顧


まいどー!!です、bera-an2です。

この秋のG1の中では比較的まとまった払い戻しを受けることが出来ました。ラブリーデイが2着なら3連単も引っ掛かってたんですがねぇ…まぁそんなに上手いこと行きませんな。サクッと振り返りましょう。

レース結果

2015年11月29日(日) 5回東京9日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第35回ジャパンカップ
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 2400m 18頭

LAP 12.7-10.8-11.7-12.1-12.0-12.3-12.6-12.7-12.5-11.8-11.5-12.0=2:24.7
通過 35.2-47.3-59.3-71.6  上り 73.1-60.5-47.8-35.3


馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
15×ショウナンパンドラ池添2.24.7
09-09-08-1133.94
6ラストインパクトR.ム2.24.7クビ11-12-08-1133.97
1ラブリーデイ川田2.24.8クビ06-06-06-0534.31
4
ジャングルクルーズ北村2.25.01 1/413-14-11-1533.917
10×サウンズオブアースM.デ2.25.0ハナ07-07-08-0534.45
8イラプトS.パ2.25.0クビ04-04-05-0534.56
3
ワンアンドオンリー内田2.25.003-04-04-0334.613
11×ミッキークイーン浜中2.25.0ハナ09-09-11-1134.23
9
ダービーフィズ田辺2.25.1クビ07-07-06-1034.418
12ゴールドシップ横山2.25.1クビ17-17-15-0534.52
18ナイトフラワーA.シ2.25.2クビ14-13-11-1534.29
7
ショウナンバッハ戸崎2.25.2クビ18-18-18-1833.715
13ヒットザターゲット小牧2.25.3クビ16-16-17-1734.014
2トリップトゥパリスT.ベ2.25.315-15-15-1134.411
16
カレンミロティック蛯名2.25.3クビ01-01-01-0135.916
17アドマイヤデウス岩田2.25.93 1/202-02-02-0235.910
5
ペルーサC.ル2.26.11 1/411-11-11-0535.512
14イトウF.ミ2.29.1大差04-03-03-0338.78

単勝  15 \920
複勝  15 \220 / 6 \380 / 1 \130
枠連  3-7 \6230 (21)
馬連  06-15 \10160 (26)
ワイド 06-15 \1960 (18)/ 01-15 \410 (2)/ 01-06 \890 (8)
馬単  15-06 \18510 (53)
3連複 01-06-15 \6350 (18/816)
3連単 15-06-01 \53920 (150/4896)

ペース・展開おさらい

カレンとアドマイヤの外2頭が1角まで競るような形のスタートで序盤…4F目辺りまでは速めのLapを刻んで離し逃げ、そして後続も縦長になる展開となった。逆に7F~9F辺りは緩みをもたせたのだが、後続の先頭カレンミロティック辺りはさほど追いかけていないものの、ゴールドシップを中心とした後方組はこの部分を利して一気に前に迫ってきており、少なくとも馬券の対象になった馬たちはロングスパート戦になったと見てよいはずである。

馬場的には最終週で荒れた馬場であることには違いないのだが、日曜の昼以降はどこを通っても同じような形になり、結果ロスのない内の方がしっかりと脚を伸ばせたといったイメージだった。ただ鞍上全てがこの認識を持っていたわけではなさそうで、直線でもある程度バラける形になるケースが多く、それが内の馬にとって、更に捌きやすい好状況を生んだとも言えるだろう。

各馬ひとこと

ショウナンパンドラ

向正面入り口では内から2列目に。そのまま4角までは馬群の中で、直線で徐々に外に進路を向けながら、前が開くと一気にそこに飛び込み、狭くなるシーンもありながら、ゴール前できっちり捕らえきった。縦長の恩恵は十分に得られたし、それを利した鞍上の好プレーが光ったレースだった。またロングスパート戦の中でもギアアップが出来る馬で、流れも向いたといえるだろう。有馬に向かうのかは分からないが、状態面はともかく、適正面では十分対応できるはず。出来れば内枠が欲しいが…

ラストインパクト

枠なりに中団最内キープ。3~4角では外を捲くって上がっていく馬たちの影響でポジションを下げる結果になったが、それでもマイペースを貫き直線へ。最終的にはラチ沿いをグイグイ伸びて抜けだしたのだが、勝ち馬にすんでのところで交わされてしまった。前走は流れも向かず、乗り方もイマイチだったのが、全て好転した結果といえる。このメンバーならばこれくらいやれても何ら不思議はないはずで、有馬記念も普通にチャンス有りとみて良いだろう。

ラブリーデイ

外からの勢い良い馬のせいで内目で少しポジション取りに苦しみながらも、好位は何とかキープ。3角以降は馬場の中ほどを進みながら、機を伺ったが外から捲り気味に上がってくる馬に呼応せざるを得ずに、結果反応の良いこの馬にとっては速く抜け出すことになってしまった。鞍上は距離面を敗因に上げていたが、この展開では仕方なしといった印象のほうが強い。中山でもよほど厳しい展開にならないかぎり対応可能で、ここで少しでも人気が落ちるなら期待値は上がるのだが。

ジャングルクルーズ

最内から直線は2着馬の後ろを付いて行き、そのままジリジリと伸び続けた。最内で全くロスなく運べた事も大きく影響しているが、ココに来て力をつけているのも間違いなさそう。ただやはり力のいる馬場でこそで狙いたい馬ではあるが。

サウンズオブアース

この馬も流れとしては決して悪くなかった。上位と比べ、少し外を回ったロスはあるものの、ラストで止まってしまった辺り、後ワンパンチ足りないのも事実。有馬記念もこなせない流れではないが、勝ちきるまでの上積み要素がないだけに、善戦までといった感じで見ておきたい。

ミッキークイーン

中団馬群の最内から3~4角で外に誘導し追撃体制を整えたが、追われてさほど伸びず。ペースも立ち回りもさほど悪くなかっただけに、秋華賞で負荷のしっかりかかるレースをした疲れもあったのかもしれない。ただここで3番人気になるだけの力が備わっていると言うわけではなかったという印象も。王道路線を歩むならもうワンパンチ欲しい。

ゴールドシップ

この馬が勝負になるなら先行した時と思っていたのだが…スタートは普通でも行き脚全くつかず。その時点で難しい競馬になったわけだが、伸びない外を進出しても、それなりにやれていただけに特に悲観する必要はないだろう。有馬はこの馬の正攻法で行くだろうし、ある程度流れが絞り込めるという意味ではありがたい存在と言える。

15着までがコンマ6秒差という凄まじい接戦ぶりでしたので、決して着順だけを鵜呑みにする必要はありませんが、上位3頭はしっかりと力を見せるレースになったと思います。ただレベルとしてはイマイチでしたし、大きな力差がある状況ではありませんので、グランプリに向けて、各馬のペース適正の見直しや、今週の金鯱賞辺りで出てくるかもしれない新たな勢力をしっかりと見極める必要がありそうですね。




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