2015 マイルチャンピオンシップ 回顧
です、です。
ドゥラメンテが来秋の凱旋門賞を目標にするらしいですね…元から来年は凱旋門賞観戦のため、パリに行こうと思っていたのですが、来年はロンシャンが改修でシャンティイでの開催になること、昨今のパリ事情などなどで、少し躊躇していたのですが、やはり思い切ってチケットを取ろうと思います。恐らく来年にかけても燃油サーチャージは下がり続けると思われますので、もう少し待ってみるのも良いかもしれませんがね。
レース結果
2015年11月22日(日) 5回京都6日 天候 : 曇 馬場状態 : 良【11R】 第32回マイルチャンピオンシップ
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝・外 1600m 18頭
LAP 12.6-10.9-11.1-12.5-11.9-11.1-11.5-11.2=1:32.8
通過 34.6-47.1-59.0-70.1 上り 69.3-58.2-45.7-33.8
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
16 | × | モーリス | R.ム | 1.32.8 | 09-08 | 33.1 | 4 | |
10 | × | フィエロ | M.デ | 1.33.0 | 1 1/4 | 08-08 | 33.3 | 2 |
5 | ○ | イスラボニータ | 蛯名 | 1.33.0 | クビ | 12-13 | 33.0 | 1 |
8 | △ | サトノアラジン | C.ル | 1.33.0 | ハナ | 09-10 | 33.2 | 3 |
7 | ◎ | アルビアーノ | 柴山 | 1.33.1 | クビ | 05-04 | 33.7 | 5 |
3 | ▲ | レッツゴードンキ | 戸崎 | 1.33.3 | 1 1/4 | 01-01 | 34.3 | 10 |
14 | トーセンスターダム | 武幸 | 1.33.3 | 頭 | 03-03 | 34.1 | 9 | |
13 | リアルインパクト | H.ボ | 1.33.3 | 頭 | 14-13 | 33.2 | 17 | |
17 | ☆ | ロゴタイプ | 浜中 | 1.33.4 | 3/4 | 06-06 | 34.0 | 8 |
15 | △ | ダノンシャーク | 岩田 | 1.33.5 | 3/4 | 16-15 | 33.1 | 7 |
6 | アルマワイオリ | 勝浦 | 1.33.5 | クビ | 15-15 | 33.3 | 18 | |
18 | クラリティスカイ | 横山 | 1.33.6 | 1/2 | 02-02 | 34.5 | 14 | |
11 | カレンブラックヒル | 秋山 | 1.33.7 | 1/2 | 11-11 | 33.8 | 13 | |
1 | △ | ヴァンセンヌ | 川田 | 1.33.8 | 1/2 | 17-17 | 33.3 | 6 |
12 | レッドリヴェール | A.ア | 1.33.9 | クビ | 12-11 | 33.9 | 15 | |
2 | △ | ケイアイエレガント | 吉田 | 1.33.9 | クビ | 03-04 | 34.5 | 12 |
4 | ダイワマッジョーレ | 武豊 | 1.34.0 | クビ | 06-07 | 34.4 | 11 | |
9 | レッドアリオン | 川須 | 1.34.2 | 1 1/2 | 17-18 | 33.6 | 16 |
単勝 16 \570
複勝 16 \210 / 10 \150 / 5 \130
枠連 5-8 \1270 (6)
馬連 10-16 \1780 (5)
ワイド 10-16 \690 (5)/ 05-16 \590 (4)/ 05-10 \300 (1)
馬単 16-10 \3400 (10)
3連複 05-10-16 \2000 (2/816)
3連単 16-10-05 \12000 (17/4896)
ペース・展開おさらい
積極的に行ったのはクラリティスカイ。それでも出脚としては速くなく1~2F目は遅めで通過。そこにレッツゴードンキが内から交わし3F目で一気に速いペースになったのだが、折り合いをつけ坂の上りで一気に減速。中盤の2F:24.4は過去10年でもダントツに遅い数字を記録し、直線勝負に持ち込んだ。4F分割の前後半差-1.4を見ても過去10年で最も後傾であり、まずは上がり性能がないと話にならないレースになったと言える。馬場的には内外フラット…流れ一つでどの脚質の馬も来られる状況だったといえる。各馬ひとこと
モーリス
この枠では内に入れることは容易ではなく、終始外目を追走することになったが、結果横綱相撲で押し切り。流れの全く違う春秋マイルG1を勝った以上、このクラスでは頭一つ抜けた存在になったといえる。体質的にはあまり強くないだけに、慎重に使いつつも来年以降も王道を進んでいって欲しい一頭。恐らく2000mくらいまでは対応できるはず。フィエロ
スタート決めてこの馬らし正攻法。上がり勝負でも対応できただろうし、力は出せたといって良い。ただ一貫Lapになると少し甘さが出る馬だけに、東京ではメンバー次第といった感じになるだろう。もし阪神7Fとかに出てくるのであれば嫌う方向で。イスラボニータ
痛恨の半歩出遅れ。それでも上がり最速で追い込んできた。前走に続き得手とはいえない展開で格好をつけられたことは力の裏返しと言っていいのだが、逆に言えば勝ち切るには色々条件が整わないと…とも見ることが出来るし、それも含めた総合力という見方をすると、うーんといった感じも拭えない。引き続き8F~10Fなら主役を張れる器であることには変わりないが。サトノアラジン
今回の流れで一番恩恵を得たのはこの馬ではないだろうか。その意味から見ても、上位との差は僅かでも、今回は力負けといった印象が強い。引き続き上がり偏重になるレースでは重視したいが…アルビアーノ
少し掛かり気味もスムーズな追走だったが、直線内で伸びあぐねてしまった。ギアアップ能力も高い馬で流れ的には対応できたが、物理的な上がり脚が不足していた。もう少し流れるようなレースのほうが適正が高いと思われるだけに、この結果だけで力負けと判断するのは早計。安田記念でも十分買える馬と言える。レッツゴードンキ
前からでも後ろを出し抜けるような脚は持っているだけに、ペースを落とすのは仕方ない…ただ緩めれば緩めるほど、キレ自慢の馬に差される可能性も出てくるわけで、力はあれど、好走条件のハードルは結構高そう。スローになるのは織り込み済みでしたが、レースの上がりが33秒台になるとは思っておりませんでした。さすがにこれでは当たりませんわ。にしても、勝ち馬は堂々たる勝ちっぷりでした。どうやら香港マイルに行くようですが、そこには香港最強馬エイブルフレンドがいますからね~。勝つまではともかくいい勝負が出来れば、今後の展望が大きく開くのではないでしょうか?
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