2015 天皇賞(秋)回顧
です、です。
いやぁ…レディスクラシック&スプリントが1・2着逆で、クラシックが2・3着ですか…素晴らしく馬券が上手い自分自身に涙が出てきますよ…マジで。
レース結果
2015年11月 1日(日) 4回東京9日 天候 : 晴 馬場状態 : 良【11R】 第152回天皇賞(秋)
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 2000m 18頭
LAP 12.8-11.7-11.9-12.2-12.0-12.2-11.6-11.3-11.1-11.6=1:58.4
通過 36.4-48.6-60.6-72.8 上り 69.8-57.8-45.6-34.0
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
8 | × | ラブリーデイ | 浜中 | 1.58.4 | 04-04-04 | 33.7 | 1 | |
14 | △ | ステファノス | 戸崎 | 1.58.5 | 1/2 | 08-08-12 | 33.4 | 10 |
16 | △ | イスラボニータ | 蛯名 | 1.58.6 | 3/4 | 12-11-10 | 33.6 | 6 |
15 | ▲ | ショウナンパンドラ | 池添 | 1.58.6 | ハナ | 14-14-12 | 33.4 | 5 |
2 | △ | アンビシャス | M.デ | 1.58.6 | クビ | 08-08-08 | 33.7 | 4 |
5 | クラレント | 田辺 | 1.58.8 | 1 1/4 | 01-01-02 | 34.4 | 17 | |
10 | ペルーサ | 柴山 | 1.58.9 | 3/4 | 14-14-15 | 33.6 | 15 | |
1 | ○ | ディサイファ | 四位 | 1.58.9 | クビ | 05-08-10 | 33.9 | 3 |
9 | × | エイシンヒカリ | 武豊 | 1.59.1 | 1 1/4 | 02-02-01 | 34.7 | 2 |
17 | △ | スピルバーグ | 北村 | 1.59.2 | クビ | 16-16-15 | 33.8 | 8 |
18 | アドマイヤデウス | 岩田 | 1.59.2 | ハナ | 18-18-18 | 33.4 | 16 | |
7 | ☆ | ラストインパクト | 菱田 | 1.59.2 | 頭 | 10-11-08 | 34.3 | 9 |
6 | カレンミロティック | 吉田 | 1.59.3 | 1/2 | 03-03-03 | 34.8 | 13 | |
4 | ダコール | 三浦 | 1.59.4 | 3/4 | 12-11-12 | 34.3 | 18 | |
12 | ダービーフィズ | C.デ | 1.59.4 | ハナ | 16-16-15 | 34.1 | 12 | |
11 | ワンアンドオンリー | 内田 | 1.59.5 | 1/2 | 05-04-04 | 34.7 | 11 | |
3 | ◎ | サトノクラウン | C.ル | 1.59.9 | 2 1/2 | 05-04-04 | 35.1 | 7 |
13 | ヴァンセンヌ | 横山 | 2.00.3 | 2 1/2 | 11-04-04 | 35.5 | 14 |
単勝 8 \340
複勝 8 \160 / 14 \590 / 16 \300
枠連 4-7 \1150 (4)
馬連 08-14 \7340 (24)
ワイド 08-14 \2320 (24)/ 08-16 \820 (5)/ 14-16 \4620 (50)
馬単 08-14 \10390 (38)
3連複 08-14-16 \24850 (72/816)
3連単 08-14-16 \109310 (320/4896)
ペース・展開おさらい
まさかのクラレント。で、エイシンヒカリは無理に追わず折り合い重視で番手に控える競馬…恐らく鞍上的にはアナザープランということで準備はしていたのだろうが、結果的にはドスローの競馬に…エイシンヒカリ以下の馬が軒並み折り合いに苦労するようなペースになってしまった。前半5F:60.6は昨年よりコンマ1秒速いのだが、全体の時計に占める占有率でみると51.2%となり、この数字は2003年馬場改修後最遅(それ以前は調べてません)ということになる。そして後半は上がり4つから11秒台に入り、3つ目-2つ目と11秒台前半を続け、ラストもさほど落とさずFinish。後傾持続力の中で究極に近い上がり脚を求められるレースになったと言える。各馬ひとこと
ラブリーデイ
行きたがってはいたが他の馬よりマシ。直線序盤で前を確保するとそのまま危なげなく抜けきった。前走では、これより更に上がりに寄った4F勝負を差しきっている馬が4番手にいては他の馬はどうしようもなかったと言える。また基本性能とペース対応力の差も見て取れる現状だけに、JC~有馬の3連勝まで見えてきたと言えるのでは?来年は凱旋門…行っちゃいますか?ステファノス
毎日王冠でも自身の脚は使えているのだが、その時の上がり3F時点での前との差は1.3秒…今回は0.7秒だった分、間に合ったといえる。どんなペースでも上がりは強調できる馬だが、やはり今回のように高速上がりになるレースがより良いということだろう。決して弱い馬ではないが、活躍できる舞台は限られそう。イスラボニータ
控える競馬でもこの馬の脚はきっちり使いきった。外枠のロスが大きい中、トリッキーな競馬で結果を出せたことは非常に大きい。基本性能の高さを見せたレースといえる。前目の競馬でも同じような脚は使えるだけに、位置取りは前にこしたことはないし、条件が整えばまだG1は取れる馬と言える。個人的には是非香港カップに行っていただきたいのだが。ショウナンパンドラ
出は悪くないものの、いつもの競馬をするとあの位置になるのは仕方なし。4角までは大外に出さないように工夫されて乗っていたが、直線は2着馬の更に外に出さざるを得なかった。個人的にはこれくらいやれる馬と思っての▲献上だったので何ら驚くことはないのだが、やはりもう少し内で脚が溜まるような競馬がベターだった。ここからどこへ向かうのか分からないが、後傾持続力勝負が見込める舞台なら牡馬相手でも注意は必要。アンビシャス
内でポジションを取りに行って掛かってしまった。相当苦労しているように見受けられたが、それでも直線では脚を使ってある程度の見せ場は作ることが出来た。距離とペースを意識してのローテだっただけにこのペースでは位置取りが前目でも厳しかっただろう。もう少し流れるようなレースなら、面白いところが合ったはずでペース代わりで大きく見直したい一頭。ディサイファ
ダッシュが悪かったわけではないが、ラブリーデイに前に入られ、思ったようなポジションが取れず。それでも毎日王冠だけ脚を使っていれば3着圏内には来られたはずなのだが、その毎日王冠にしても上がり自体は上から5番目なだけに、この位置取りからなら純粋に上がり負けと言っていいのかも。エイシンヒカリ
前段でも書いたが、行く馬がいれば控えるというのは、選択肢としてあったのだろう。強引に行くことがこの馬の将来にとって良いのかは分からないが、現状ではこの競馬では通用しないということ。このペースで番手に控えて勝ち切れるのだったら、毎日王冠はもっと強い競馬だったはず。ラストインパクト
予想段階でも"上がりの掛かる流れに…"という注釈をつけていただけに、これはもう上がり負けということで良いだろう。JCでも流れ一つでワンチャンス合って良いはず。サトノクラウン
上手く折り合っているように見えたが…状態的にまだまだだったということだろうか。見立て違いでスミマセン…いやぁ…パンドラちゃん…ゴールの前だけイスラボニータに前に出られてましたね。3着なら印はブサイクでも3連複が小銭で引っかかったのですが。まぁ流れ含めて想定外でしたので、仕方なしといえばそれまでなんですが、今年はG1で「スロー」というキーワードがやけに目につきますね…
ポチポチおねがい!!
ランキング参加中!!