2015 小倉記念 回顧
です、です。
今から日本…離陸前の広州のラウンジから更新です。ある程度の期間しっかりとと滞在する帰国は実に3ヶ月半ぶりということになります。とは言え、こちらは普通に仕事…しかも、色々と憂いを抱えつつの出国ですので、全くゆっくり出来ないのですがね…
レース結果
2015年 8月 9日(日) 2回小倉4日 天候 : 晴 馬場状態 : 良【11R】 第51回農林水産省賞典小倉記念
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 2000m 17頭
LAP 11.9-10.7-11.4-12.2-11.7-11.8-12.0-12.1-12.2-12.0=1:58.0
通過 34.0-46.2-57.9-69.7 上り 71.8-60.1-48.3-36.3
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
15 | アズマシャトル | 松若 | 1.58.0 | 12-12-10-09 | 35.6 | 6 | ||
5 | ベルーフ | Z.パ | 1.58.2 | 1 1/4 | 10-10-10-07 | 35.9 | 2 | |
3 | ウインプリメーラ | 和田 | 1.58.2 | クビ | 02-03-03-02 | 36.3 | 3 | |
10 | クランモンタナ | 浜中 | 1.58.2 | 頭 | 13-13-14-15 | 35.5 | 8 | |
6 | マローブルー | 川田 | 1.58.3 | クビ | 06-07-05-07 | 36.2 | 1 | |
1 | パッションダンス | 藤岡 | 1.58.4 | 3/4 | 06-07-09-05 | 36.2 | 4 | |
12 | マデイラ | 酒井 | 1.58.6 | 1 1/4 | 14-15-14-14 | 35.8 | 12 | |
2 | オーシャンブルー | 松山 | 1.58.9 | 2 | 10-10-12-09 | 36.4 | 10 | |
4 | ナリタスーパーワン | 武幸 | 1.58.9 | クビ | 14-15-14-15 | 36.1 | 15 | |
14 | タガノグランパ | 鮫島 | 1.59.1 | 1 1/2 | 16-13-13-09 | 36.5 | 7 | |
8 | ノボリディアーナ | 幸英 | 1.59.1 | ハナ | 01-01-01-01 | 37.4 | 9 | |
13 | メイショウナルト | 秋山 | 1.59.2 | 1/2 | 04-03-03-03 | 37.3 | 5 | |
17 | ゼンノルジェロ | 熊沢 | 1.59.4 | 1 1/4 | 09-09-05-05 | 37.3 | 13 | |
9 | フレージャパン | 国分 | 1.59.5 | 3/4 | 17-17-17-15 | 36.4 | 17 | |
7 | ゲシュタルト | 川須 | 2.00.2 | 4 | 05-05-05-09 | 38.1 | 16 | |
11 | バッドボーイ | 小牧 | 2.00.4 | 3/4 | 02-02-02-03 | 38.6 | 11 | |
16 | ジャイアントリープ | 太宰 | 2.01.5 | 7 | 06-05-05-09 | 39.4 | 14 |
単勝 15 \880
複勝 15 \280 / 5 \250 / 3 \230
枠連 3-8 \830 (3)
馬連 05-15 \2810 (10)
ワイド 05-15 \1250 (15)/ 03-15 \1020 (9)/ 03-05 \1080 (10)
馬単 15-05 \6030 (26)
3連複 03-05-15 \6870 (15/680)
3連単 15-05-03 \41990 (115/4080)
ペース・展開おさらい
メイショウナルトは行かず…も、ノボリディアーナがしっかりとペースメイク。このコースの前半3Fは直線で構成される部分が多く、数字的には速くなりがちなのだが、34.0というのは馬場を考慮しても速い通過といえる。そのままの勢いで中盤もほとんど緩めず、後半は12.0前後を連ねる我慢比べに持ち込んでのFinishとなった。単純な前後半差で見ても、前の馬には厳しいペースになったといえるだろう。小倉も開催前に初めてエアレーション作業を実施。時計的には例年ほどの高速状態にはなっておらず、イン先行偏重馬場でもなっていなかった。この事とペースを合わせて考えると、後方の馬がラストで押し寄せたことは今年に限って言うと何の違和感もない。
各馬ひとこと
アズマシャトル
中団やや後方の外目から。残り5F辺りから手が動き出しながら3~4角では外目を進出、すぐ内を走っていた2着馬が外へ張り出した時に怯むようなところもあったのだが、直線ではその2着馬を目標に脚を伸ばすとラスト1Fでズバッと前を捕え切った。鳴尾記念3着が示す通り、格上挑戦でも実績上位、更に上がり不要のコーナー4つの競馬はベスト舞台といえるだけに、十分力を出し切れての結果といえるだろう。今回のような流れだとスタミナ面での裏付けも見て取れるだけに、距離を伸ばしても面白そう。京都大賞典よりアル共タイプであることは言うまでもないが…ベルーフ
中団馬群の中から4角辺りで外目指して加速開始。一気に前を飲み込むかと思われたがラスト1Fからは前との差があまり詰まらず、逆に後ろにいた勝ち馬に差されての2着。この馬も上がりに寄るレースは不向きなだけに、勝ち馬との対比では完全に力負けという事でいいだろうが、3歳馬が54キロを背負ってのパフォーマンスであることを考えると、決して悪いというわけではない。スタミナ面という観点からは一応の下地は見せられただけに、菊花賞でも対応は可能と見ておくべきだろう。ウインプリメーラ
積極的に出して番手確保。直線入り口では逃げ馬が下がって自然に先頭に立ってしまったが、最後までバッタリと止まること無く、しっかりと走りぬいた。53キロとは言え、この流れで前受けしラスト1Fで踏ん張りを見せての結果は、一定以上の評価をしておくべきだろう。ペース適正は幅広いだけに、次以降も買える場面は数多く出てくると思うのだが、坂のあるコースではパフォーマンスが落ちる事は覚えておきたい。個人的にはエリ女でも3着あたりならワンチャンスあると思うのだが。クランモンタナ
出は普通だったが、馬なりで後方へ。3角以降は勝ち馬を目標にしたような乗り方でエンジンを掛けると、ラストまでしっかりと脚を伸ばした。上がり勝負は良くない馬で流れもあっていたのは分かるが、近走の走りを見ても、直線に掛ける戦法で勝負になるとは全く思っていなかっただけに、驚きが先に来る結果だった。ただ、逆に考えると位置取りの利だけでこの馬が来られる様なレースだったと捕らえることも出来るわけで…恐らく次は昨年2着に来た新潟記念だろう。適正は次のほうが高そうなので、今回の結果をどう捉えるか…個人的には今回と同じような戦法では分が悪いと思うのだが。マローブルー
もう少し前で競馬する意思はあったように見えたが、結果的に一列後ろの位置から。それでも少し追っ付け気味の追走になり、勝負どころでも止まってはいないものの、目立つような脚は見られず、掲示板でもあまり見せ場はない結果になってしまった。やはりもっと上がりを強調できるような流れのほうがいい。逆に言えば新潟記念は適正十分であり、そちらで期待。パッションダンス
この馬ももう少し行きたかったはず。それでも中位のインは確保し勝負どころでは上がっていくようなところを見せたが、行きたいコースは3着馬に取られてしまい、自身は最内に進路を取るしか無かった。この流れならもう少しやれてよかったはずなのだが、結果的にこの流れでの内枠が響いてしまった印象も。この馬も新潟記念で先行できるようなら見直し可能。次は出来れば中~外枠に。メイショウナルト
ハナにはこだわらない感じの序盤だったが3角でもう一杯に…やっぱりハナ、最悪でも番手じゃないと結果が出せない馬。テン乗りでは仕方ないか。ローカル小回りであることを差し引いてもしっかり目に流れたレースでした。それだけに明確な評価が難しい部分もあるのですが、勝ち馬のポテンシャルと3着馬の頑張りは評価していいのではないでしょうか?もちろんG1云々とは違う話ですが…
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