2015 クイーンステークス 回顧
です、です。
キャロットの1歳馬募集のラインナップを見ていたのですが、もうルーラーシップ産駒がデビューなんですね。ちょうどキンカメが種付け頭数を減らした時にスタッドインしていますので、比較的良さげな馬についてる印象もあります。価格がどのくらいになるかは分かりませんが、新種牡馬でも魅力は大きそうですねぇ。
レース結果
2015年 8月 2日(日) 1回札幌2日 天候 : 晴 馬場状態 : 良【11R】 第63回北海道新聞杯クイーンS
3歳以上・オープン・G3(別定) (牝)(国際)(特指) 芝 1800m 10頭
LAP 12.3-11.6-11.6-12.1-12.3-12.1-11.7-11.6-11.8=1:47.1
通過 35.5-47.6-59.9-72.0 上り 71.6-59.5-47.2-35.1
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
10 | メイショウスザンナ | 松田 | 1.47.1 | 09-09-07-07 | 34.1 | 7 | ||
2 | レッドリヴェール | C.ル | 1.47.1 | クビ | 04-03-03-03 | 34.6 | 1 | |
6 | イリュミナンス | 横山 | 1.47.3 | 1 1/4 | 02-03-04-04 | 34.6 | 4 | |
4 | ノットフォーマル | 黛弘 | 1.47.3 | 頭 | 01-01-01-01 | 35.3 | 6 | |
5 | フレイムコード | 福永 | 1.47.4 | 1/2 | 02-02-02-02 | 35.3 | 5 | |
7 | レイヌドネージュ | 横山 | 1.47.4 | ハナ | 10-10-10-10 | 34.0 | 8 | |
3 | ブランネージュ | 藤岡 | 1.47.6 | 1 1/4 | 04-05-04-04 | 34.9 | 3 | |
1 | フーラブライド | 酒井 | 1.47.6 | ハナ | 06-06-04-06 | 34.8 | 2 | |
8 | ショウナンバーキン | 吉田 | 1.47.6 | クビ | 07-07-07-08 | 34.6 | 9 | |
9 | ソロデビュー | 加藤 | 1.48.3 | 4 | 07-07-07-08 | 35.3 | 10 |
単勝 10 \3250
複勝 10 \390 / 2 \120 / 6 \190
枠連 2-8 \2220 (10)
馬連 02-10 \2600 (12)
ワイド 02-10 \890 (12)/ 06-10 \1370 (18)/ 02-06 \290 (2)
馬単 10-02 \9620 (34)
3連複 02-06-10 \3860 (14/120)
3連単 10-02-06 \43820 (151/720)
ペース・展開おさらい
ノットフォーマルのダッシュが良くなく、逆に馬なりでフレイムコードが頭を見せた所に、ようやくノットフォーマルが迫ってくる…という展開。結果的に前の2頭が少し離すような感じで2角を迎えるのだが、3F通過はごく標準的。中盤もやや緩みを作りながら、ラスト3つは11秒台後半を3つつなげてのゴールとなった。3番手以降の馬は、残り3F時点でもやや前と差があり、数字以上に上がりが求められる流れだったと見ていいだろう。また今開催の前には札幌としては初めてエアレーション作業が行われ、洋芝への実施は初ということも重なり注目されたのだが、オーバーシード馬場と同じような、開幕週でもペース次第で差しが届くような馬場になっていた。ただ時計的にはかなりの高速状態…一般的にエアレーション後の馬場は柔らかく超高速状態にはならないのだが、その部分だけはすこし様相が異なっていたと言える。
各馬ひとこと
メイショウスザンナ
馬なりで後方2番手。3角以降も外には出さず2着馬の後ろを通って差を詰めると、先に抜けた2着馬をゴール手前で捕らえきった。重賞での好走は全て小回り1800mのようだが、今回は特に上りを強調するようなレースであり、過去の好走とは毛色が違う…何より鞍上の「気を抜かなければ能力的に通用」の言葉が示す通り、結果にムラが多すぎる馬であり、好走条件を見つけるのは非常に難しいといわざるを得ない。レッドリヴェール
2頭を少し前に置いた3番手から。3~4角に掛けて積極的に進出し勝ちパターンに入ったと思ったのだが、最後に勝ち馬に脚元をすくわれてしまった。向正面で前を追っていかなかった事含めて、この馬にとって決していいペースだったとも言えないのだが、それを差し引いてもこのメンバーでの結果ならば、決して褒められたものではない。距離面もあるだろうが、3歳時の強い馬に戻りきっていないという評価で良いのでは。イリュミナンス
序盤で押して位置を確保。向正面では最内で動きを最小限にしつつ、コーナーを使って差を詰め、直線で一旦は出し抜くかと思われたのだが、ラストでジリ脚になってしまった。結果的にペースは味方し、立ち回りもかなりかなり上手い部類に入っていただけに、コーナー4つの競馬に対応できたかどうかもちと微妙。特に厳し目の流れになった時には、危ないのではないだろうか。ノットフォーマル
出は普通でもすぐ外の2頭に比べても行きっぷりは悪く、押して押して主張。ハナを取った後はマイペースに進められたのだが、流石に最後は甘くなってしまった。序盤の苦しさに加え、ペース的にも適正外といえるだけに、大きく止まらなかった分、及第点は与えられるのでは。同型次第ではもう少しやれてもいいはず。フレイムコード
序盤から行きたがるのをなだめつつも、結果、逃げ馬に付かず離れずの位置からの競馬になってしまった。流れ的にも上がりに寄り過ぎで、一応見直し可能と言える結果だったが…ただ滞在競馬があっていそうな感じも受け、当日輸送のある競馬では大きく見直すのは危険な匂いも。ブランネージュ
2着馬を内目に見る絶好位も直線では上がり負け…この流れでも力は出せるはずで少し不可解な負け方だった。次は半信半疑になってしまうが、決して弱い馬ではないだけに復活を信じて待ちたい一頭。フーラブライド
勝負どころでも手応えがないような感じはなかったのだが、全く反応せず。鼻出血を発症していた模様でここは参考外で良いだろう。ただ牝馬限定では56キロを背負わされるのが定番になっており、その状況で威張れるほどの力差があるわけではないことは理解しておこう。レース直後にも言われておりましたが、このレースの勝ちタイムは同日7Rの500万下の3着馬相当…しかもペースのバランス的にもかなり類似しており、決して意味の無い比較とは言えないと思います。何か最近こんな感じのメンバーレベルが低すぎる重賞が多いような…気のせいでしょうか。
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