重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2015 アイビスサマーダッシュ 回顧


まいどー!!です、bera-an2です。

来週以降どうなるかは分かりませんが、とりあえず今週分くらいは追いつくべく頑張って回顧していきましょう。

レース結果

2015年 8月 2日(日) 2回新潟2日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第15回アイビスサマーダッシュ
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝・直線 1000m 14頭

LAP 12.1-10.0-10.4-10.1-11.5=54.1
通過 32.5-42.6-54.1  上り 54.1-42.0-32.0


馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
13
ベルカントM.デ0.54.1
331.91
9
シンボリディスコ田中0.54.42632.19
12
アースソニック丸田0.54.4ハナ931.84
14
セイコーライコウ柴田0.54.51/21031.82
6
リトルゲルダ柴田0.54.71832.35
3
サフィロス三浦0.54.7ハナ1032.07
8
ヘニーハウンド戸崎0.54.91 1/4132.86
11
レンイングランド北村0.54.9332.73
4
フレイムヘイロー西田0.55.11 1/4632.88
1
アンゲネーム蛯名0.55.23/41431.813
7
オースミイージー秋山0.55.21232.314
5
サカジロロイヤル国分0.55.62 1/2333.411
2
マコトナワラタナ田辺0.56.02 1/21332.710
10
エーシントップ川須0.56.21 1/4134.112

単勝  13 \370
複勝  13 \180 / 9 \370 / 12 \220
枠連  6-8 \1650 (8)
馬連  09-13 \4710 (20)
ワイド 09-13 \1700 (21)/ 12-13 \730 (5)/ 09-12 \1260 (13)
馬単  13-09 \7220 (27)
3連複 09-12-13 \9520 (27/364)
3連単 13-09-12 \47230 (136/2184)

ペース・展開おさらい

雁行の中からエーシントップがわずかに出てペースを刻む。4F目でペースが上がり、ラストが大きく落ち込むのは千直競馬のデフォルトなのだが、今年は落ち込み方が少ない…それはやはり1F目が遅かった事に尽きるだろう。ただ2~4Fの3F合計:30.5は開幕週の開催になった2006年以降で2番めに速いタイムであり、レースバランスはスロー気味でも、単純に前が残る図式ではない事は明らか。少なくとも前目の馬はトップスピードの持続力とギアアップに対応できるかが問われており、決して楽だったとは言えないはず。

各馬ひとこと

ベルカント

意外と他の馬が外に寄ってこず、スムーズに番手に収まると、ペースの上がった残り2F目でスッと後ろを離してそのまま押し切ってしまった。初の千直だっただけに、ココに適正があったとも言えるのだが、何より自身のペースを守れた点のほうが、遥かに好走に寄与したと見ていいのではないだろうか。逆に言えば展開が苦しくなったり、他馬の干渉がきつくなるであろうコーナーありのコースではまだ半信半疑。北九州記念に行くなら軽視したい。

シンボリディスコ

気持ち出負けも巻き返して2列目の位置をキープ。枠なりの位置で全く前が塞がること無くしっかりと伸びてきた。コーナーでも千直でも勝負どころで少し加速するレースは得意にしており、ペース的にはバッチリ、騎乗的にもパーフェクトに近いものがあったのではないだろうか。それは立ち回り巧者という背景もあるのだろうが、条件が上がっても格負けすること無く安定した結果を出せているのはちょっと不気味。人気にならない血統だけに、次以降も常に気にしておく必要はあるだろう。

アースソニック

外目の3列目から。前のレンイングランドを避けるようにやや馬場の中ほどに誘導すると、そこからはしっかりと伸びてきたのだがわずかに2着には届かなかった。前走は位置取りだけでもぎ取った2着であり、本来は直線で加速を踏むようなLapがあっているだけに、ここも好走要素は多分に持ち合わせていたということ。そしてそれは前走以外にここ1年8ヶ月千直以外で馬券になってないことが証明済みであり、特に評価の上げ下げは必要ない。サマースプリントシリーズのチャンピオンの資格をもってるだけに、夏の間にもうひとつ出てくるだろうが、キーンランドカップ辺りならあまり触手が動かない。

セイコーライコウ

気持ち出負けも、すぐ内の勝ち馬の後ろの位置はしっかりと確保できていた。それでも最後はいまいち伸び切れず…ただ上がりが31.9とこの馬の脚は使えているという見方も出来るわけで、結果出遅れが響いたということか。この馬も評価を変える必要はないが、このクラスでも条件が揃わないと結果が出ない程度の存在になっているという事は覚えておこう。

リトルゲルダ

この馬も少し出負け気味…馬群の内目から2列目に取り付いたのだが、ペースの上がった4F目で前が塞がりかけ、内の馬を押しこむようにして進路を確保したものの、最後はお釣りが無くなってしまった。ペース的には決してこなせなくはないものの、ベストではなかったし、56キロというのも響いたと思われる。あくまで先を見据えた中での結果であるなら、悲観的になる必要はない。

レンイングランド

スッと前を見る位置には取り付けたが、勝負どころでは見せ場なし。このペースが合わないのは間違いなさそうだが、何より前走だけでココまで評価されるのが間違っていたということでいいのでは。


戦歴から見て1番人気になるとは思えなかった馬が1番人気になり、それに応えて快勝…夏競馬に手を出すファンの馬券力を垣間見たレースでした。函館が始まってから収支がズタボロの自分は…うーん、考えさせられます。それはさておき、明確に次に繋がると言い切れる馬が少なかったのも事実。勝ち馬はキーンランドカップに行くなら無くはないかなと言った感じですが。




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