2015 函館2歳ステークス 回顧
です、です。
今年も憂鬱な2歳重賞回顧の時期がやってきてしまいました。重賞回顧は原則掲示板に乗った馬+人気を裏切った馬+αをピックアップしているのですが、2歳重賞だけは端折ってお届けすることになると思います。ご了承くださいませ。
レース結果
2015年 7月26日(日) 2回函館6日 天候 : 曇 馬場状態 : 稍重【11R】 第47回函館2歳S
2歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(特指) 芝 1200m 16頭
LAP 12.2-10.6-11.3-12.0-12.3-12.2=1:10.6
通過 34.1-46.1-58.4-70.6 上り 70.6-58.4-47.8-36.5
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
9 | ブランボヌール | 岩田 | 1.10.6 | 09-05 | 35.7 | 1 | ||
11 | メジャータイフーン | 三浦 | 1.11.2 | 3 1/2 | 13-13 | 36.0 | 3 | |
6 | ヒルダ | 柴山 | 1.11.2 | クビ | 04-05 | 36.8 | 10 | |
15 | タイニーダンサー | 桑村 | 1.11.4 | 1 1/2 | 13-11 | 36.3 | 12 | |
12 | マコトルーメン | 横山 | 1.11.4 | ハナ | 16-16 | 35.3 | 6 | |
3 | ラッキーボックス | 藤岡 | 1.11.5 | クビ | 04-05 | 37.1 | 4 | |
4 | メジェルダ | 四位 | 1.11.5 | クビ | 01-01 | 37.4 | 2 | |
1 | ラプレシオーサ | 服部 | 1.11.9 | 2 1/2 | 09-08 | 37.1 | 11 | |
2 | コスモフレンチ | 丹内 | 1.12.0 | クビ | 04-03 | 37.6 | 13 | |
7 | アルマククナ | 勝浦 | 1.12.1 | 3/4 | 07-08 | 37.4 | 9 | |
5 | ドナルチア | 池添 | 1.12.2 | クビ | 02-02 | 38.0 | 7 | |
16 | コラッジョーゾ | 松田 | 1.12.2 | ハナ | 15-14 | 36.8 | 15 | |
8 | リンダリンダ | 丸田 | 1.12.3 | 3/4 | 09-12 | 37.4 | 8 | |
14 | オデュッセウス | 吉田 | 1.12.4 | クビ | 02-03 | 38.2 | 5 | |
13 | レディトリス | 丸山 | 1.13.4 | 6 | 07-08 | 38.8 | 14 | |
10 | ペイシャオトメ | 長岡 | 1.14.9 | 9 | 09-15 | 40.0 | 16 |
単勝 9 \320
複勝 9 \150 / 11 \230 / 6 \440
枠連 5-6 \690 (2)
馬連 09-11 \1390 (3)
ワイド 09-11 \600 (3)/ 06-09 \1400 (16)/ 06-11 \2060 (24)
馬単 09-11 \2210 (4)
3連複 06-09-11 \9610 (29/560)
3連単 09-11-06 \34290 (91/3360)
ペース・展開おさらい
メジェルダが先頭も、オデュッセウス、ドナルチアが並ぶようにしており決して楽なペースではない。ラストでLapが上がったのは勝ち馬のもので、他の馬は軒並みLapを落としての決着であることを考えると激流に近い前傾であったと見るべきだろう。もちろん前の馬には厳しい展開だったといえる。各馬ひとこと
ブランボヌール
無理せず中団から。3~4角で進出開始し、大外から楽に突き抜けた。位置取りが向いたこともあるが、この流れでも自ら動いての圧勝劇だけに、基本性能が違いをまざまざと見せつける結果だった。ディープとはいえ母が6F戦でしか結果を出していない馬だけに、距離はあまり伸びないほうがいいのは間違いないのだが、完成度から見ても阪神JF位なら十分やれそうなパフォーマンスだった。メジャータイフーン
初戦が緩いペースだったからか、今回は少しついていけない感もありながらの後方追走。4角も勝ち馬のやや内目の外をぶん回しながら前に一気に迫ったものの、勝ち馬には遠く及ばず。とは言え、決して距離面で合っていたとも思えず、追って味のあるところを見せたのは一定の評価はしておきたい所。ヒルダ
やや出負けも巻き返して先団。4角では勝ち馬に合わせるように外目に振り向けて前を捕まえに行く…勝ち馬には離されてしまったものの、前の馬はしっかりと捕まえてのゴールとなった。内枠ながら、前半のチグハグさや、4角の挙動を見ても内枠の利を生かす乗り方ではなかっただけに、この馬もそれなりに評価できる内容だった。立ち回りを見ていても7Fまでという感がしないでもないが、決して弱い馬ではない。とりあえずはこんな感じで。上位3頭はいくらか距離が伸びても大丈夫なような気がしますので、クラシック云々は置いといて、年末まではもう少しやれてもいい感じかと…ただあくまで函館2歳ですから、その辺りの基本線は忘れないようにしておいたほうが良いでしょう。
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