重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2015 函館記念 回顧


まいどー!!です、bera-an2です。

ホームグラウンドに戻ってきても中々リズムが掴めません…来週もまた上海行きですし、今年いっぱいはこんな感じが続くような気配ですね…タイムリーに回顧出来ない時点で、さして需要があるわけでもなさそううですので、ちょっと休憩しようかしら…とも、思ったりしております。

レース結果

2015年 7月19日(日) 2回函館4日 天候 : 曇  馬場状態 : 良
【11R】 第51回農林水産省賞典函館記念
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 2000m 16頭

LAP 12.6-10.8-11.5-11.7-12.0-11.9-11.8-12.1-12.1-12.6=1:59.1
通過 34.9-46.6-58.6-70.5  上り 72.5-60.5-48.6-36.8


馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
5
ダービーフィズ岩田1.59.1
09-08-05-0435.53
3
ハギノハイブリッド藤岡1.59.105-05-03-0335.710
1
ヤマカツエース池添1.59.73 1/202-02-02-0236.67
11
エアソミュールM.デ1.59.81/213-12-10-0535.91
13
レッドレイヴン柴山2.00.3311-11-10-0536.45
15
ツクバコガネオー勝浦2.00.311-12-13-1036.115
8
アーデント武豊2.00.51 1/414-14-13-1036.28
16
マイネルミラノ丹内2.00.61/201-01-01-0138.32
14
ヴァーゲンザイル田辺2.00.6クビ15-15-15-1336.112
7
ラブイズブーシェ古川2.00.71/209-08-07-0537.06
12
デウスウルト川田2.01.12 1/208-08-07-0837.44
10
リベルタス吉田2.01.73 1/205-07-07-1037.99
2
サイモントルナーレ井上2.02.01 1/215-15-16-1637.316
4
エックスマーク三浦2.02.13/404-04-04-0938.611
9
ホーカーテンペスト四位2.03.2705-05-12-1439.113
6
サトノプライマシー丸山2.06.2大差02-02-05-1442.614

単勝  5 \640
複勝  5 \270 / 3 \640 / 1 \500
枠連  2-3 \3520 (16)
馬連  03-05 \8120 (36)
ワイド 03-05 \2510 (40)/ 01-05 \1400 (14)/ 01-03 \4480 (56)
馬単  05-03 \12920 (52)
3連複 01-03-05 \27810 (111/560)
3連単 05-03-01 \124990 (475/3360)

ペース・展開おさらい

マイネルミラノのペースメイクは想定通りだったが、ハナに立ったのが2F目だったせいで、1F目はかなり遅い入りとなった。ただ、それ以降は巴賞同様に中盤も緩めず、3角手前から更にペースを上げて後ろを離すような追走バテを狙うような形に持ち込む展開に…その通りに後続も3角手前でどの馬も手が動き出す様な状況であり、トータルで見ても底力面が問われるようなレースになったと言えるだろう。決して差しが決まらない展開では無かったのだが、終わってみれば内目から3角までで好位に付けている馬が上位独占…これはBコース替わり1週目で差しが決まりにくい馬場状況になっていたことや、物理的に縦長になりすぎ、後続が追い上げるタイミングを逃してしまったことなどが原因としてあげられる。小回りのハンデ戦とは思えない入線のしかただったことを考えても、ちょっと特殊なレースになったと言えるのではないだろうか。

各馬ひとこと

ダービーフィズ

中団馬群の最内から。向正面でジリジリとポジションを上げると、3~4角でも最内から前に接近。2着馬の抵抗にあいながらも何とかねじ伏せて初重賞制覇と相成った。過去にはセントライト記念での好走もあるのだが、今年に入っての勝利は東京コース、流れも上がり偏重とまではいかないまでもラストに11秒台を繋げるような後傾気味のLapでのものだっただけに、個人的にはこの流れで好走を予見するのは難しかった。内目を上手く立ち回れたこと、差し組で踏み遅れた馬がいた事を考えると、力でもぎ取ったものとは言いがたいだけに、まだ半信半疑の域は出ないのだが…ちなみに兄弟から見ても洋芝は巧そう。

ハギノハイブリッド

出が良く、積極的に運んで好位付け。勝負どころでも早めに3着馬を捕まえ抜けだし、すぐ後に迫る勝ち馬に並ばれても抵抗するシーンも見せたのだが、最後に後れを取ってしまった。この距離でもスタミナを問われるような流れになったことはこの馬にとってはかなりプラスに働いたと言える。この時計に対応したことは褒めていいが、あまり評価を上げる必要はないだろう。

ヤマカツエース

最内から番手を取ってフタをするような競馬。ただこの馬自身もスローと言うわけでもない。2着馬には早めに並ばれ交わされてしまったのだが、大きくは止まらずに3着は確保してのFinishとなった。距離が伸びて対応できたことは立派だが、この馬の挙動として何をしたということもなく、ラチ沿いを走っていたら3着だったといった印象は拭えない。距離に関してはここの好走だけで守備範囲と決めるのはやめておきたい。

エアソミュール

速いのを見越したのか、控える競馬を選択。3角からは積極的に動いていったのだが、その時点でもう遅かった。差し組の中で唯一脚が残っていただけに、今日の馬場を考えても負けて強しと見ていいだろう。このクラスならいつでも馬券になる馬。札幌記念でも普通に買える。

レッドレイヴン

スタート直後は位置を取りに行った感もあったのだが、行けずに中団から。3角以降は4着馬と共に上がっていたのだが、4角で脚が上がってしまい、離されてのゴールとなった。このメンバーならこんなもんかといった感じで、威張れるのはOP特別までということで良いだろう。

マイネルミラノ

1F目のダッシュはイマイチだったが、勢いがついてからは後ろを離して進めた。巴賞でも飛ばして逃げ切ったのだが、ペースをコントロールしてある程度の上がりも残せるだけに、距離延長と重賞の舞台でオーバーペースでは仕方なしといった所。もちろん条件次第では見直し可能。

デウスウルト

控えて中団外目も勝負どころではすでに手応えなし。恵まれなかった部分もあるのだが、ここまで負けてはいけない馬…次も買えそうにない。


数字だけ見れば、前で凌いだ上位馬は評価できそうなものなんですが、前段でも述べたように、馬場状態と展開共にかなり特殊なレースだったことには違いないので、個人的には半信半疑で思っておこうかなと。




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