重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2015 オークス 回顧


まいどー!!です、bera-an2です。

なんでしょうか。結局、ゲート入りを嫌がる馬を探すゲームなんでしょうかね?競馬って…はい、押さえの押さえとか書いた△が2頭も馬券に絡んだ事の愚痴なんですが…

レース結果

2015年 5月24日(日) 2回東京10日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第76回優駿牝馬
3歳・オープン・G1(定量) (牝)(国際)(指定) 芝 2400m 18頭

LAP 12.5-10.6-12.5-13.0-12.7-12.6-12.5-11.9-11.9-11.3-11.6-11.9=2:25.0
通過 35.6-48.6-61.3-73.9  上り 71.1-58.6-46.7-34.8


馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
10ミッキークイーン浜中2.25.0
12-12-09-0934.03
14×ルージュバック戸崎2.25.13/406-05-05-0434.51
17クルミナル池添2.25.21/209-08-06-0634.46
12
アースライズ三浦2.25.5209-10-12-1234.313
13アンドリエッテ川田2.25.6クビ15-13-14-1334.37
8
ローデッド柴山2.25.71/202-02-02-0235.414
4ココロノアイ横山2.25.7クビ06-08-09-1034.64
2
マキシマムドパリ武豊2.25.91 1/409-10-13-1334.512
6×クイーンズリングM.デ2.26.0クビ14-13-14-1534.55
1×レッツゴードンキ岩田2.26.13/405-05-06-0635.22
18
ディアマイダーリン福永2.26.4203-04-03-0335.911
7キャットコイン柴田2.26.5クビ17-17-17-1734.88
16
ノットフォーマル黛弘2.26.71 1/201-01-01-0136.515
11
ペルフィカ菱田2.26.91 1/213-13-09-1035.816
15
トーセンラー江田2.27.13/416-16-16-1535.617
9
コンテッサトゥーレC.ル2.27.31 1/206-07-06-0636.510
5
シングウィズジョイ内田2.27.5103-03-03-0436.99
3
トーセンナチュラ吉田取消




単勝  10 \680
複勝  10 \210 / 14 \160 / 17 \300
枠連  5-7 \780 (1)
馬連  10-14 \1160 (1)
ワイド 10-14 \510 (1)/ 10-17 \1020 (10)/ 14-17 \890 (7)
馬単  10-14 \3030 (6)
3連複 10-14-17 \4140 (7/680)
3連単 10-14-17 \20150 (24/4080)

ペース・展開おさらい

どの馬もノットフォーマルの出待ちといった感じ。そのノットフォーマル、出があまり良くなく押して押して2F目でようやくハナを奪ってのペースメイク。そのせいで2F目だけは過去10年最速タイとなったのだが、3F目以降はどっぷりと緩めて進め、またまた桜花賞の再現…と思わせた所に、残り5Fから突如ペースアップ…そのままゴールまで11秒台を連ねての決着となった。総合力勝負とみていいのだが、かなり極端な後傾5Fロングスパート勝負だけに、適正がある馬であれば前半の恩恵を受けた分、前目の位置でも十分対応できたと思われる。逆に後方からの馬は、残り5Fから速い脚を踏みながら、かつ上がり3つで33秒台の脚を使わねばならなかっただけに、結果的にそこまでのパフォーマンスを見せられる馬がいなかったと言うことだろう。

各馬ひとこと

ミッキークイーン

中団馬群の中から3角過ぎてやや外目を進出。直線は先にいる3着馬の外から並びかけ、ゴール前で一気に交わし去った。クイーンCでは緩みの少ない総合力勝負で上がりを強調し2着とこの流れでの好走条件は整っていたし、位置取りとしては前を目標に出来た分、2・3着馬より少し向いたという事実もあるだけに、着差だけの力差があるというわけではないが、持続力と瞬発力を兼備した内容は、もちろん秋にも十分期待をもたせる内容と言える。

ルージュバック

出は他に比べて気持ち遅かったが、前走の轍は絶対に踏まないと言わんばかりに好位付け。そのまま外目からいち早く前に出て押し切る体制は作ったのだが…3着馬との競り合いの中で、外から一気に交わされてしまった。色んな意味で前走を踏まえた立ち回りは、気持ち早かったとも言えなくはないが、流れや位置取り含めても力は出せたと言っていいだろう。勝ち馬との差は着差ほどはないはず。この馬も持続力の中で速い上がりを使えるだけに、秋への適性も十分。ただ凱旋門で勝負出来るだけのモノはさすがにないだろう。

クルミナル

ゲート入りを嫌がり、結果少し出負けもすぐに中団外目に巻き返しての追走。直線も2着馬と一旦馬体を併せる所まで行ったのだが、最後は甘くなってしまった。好走は極端な切れ味勝負に限られていたのだが、持続力勝負はただ経験がなかっただけで、ここでも十分対応できたと言うこと、そして総合力で世代トップクラスであったと言うことだろう。ただここも一応ギアアップが求められる流れになったことには違いなく、一貫した持続力勝負のようなレースに適正がある事を証明したわけではない。そういう意味ではしつこい様だが半信半疑のスタンスは持っておきたい。

アースライズ

中団馬群の中から、ジリジリと抜け出してきた。馬場は違えど桜花賞とほぼ同じ上がりで回ってきたことを思えば、この馬が持続力勝負でこその馬であるかを証明するパフォーマンスだったと言える。前との差はあるが一応秋の挑戦権はぎりぎり残したという感じ…野芝オンリーの紫苑Sを速い上がりで突き抜ければ、面白くなってくると思うのだが。

アンドリエッテ

出は悪くなかったが、馬なりで後方へ…そのままの位置で直線を向いたが、強調できるような脚は使えなかった。結果的に上位3頭は早めの動きを掛けており、そういう意味では3角以降の判断で負けてしまったという部分もあるだろう。ただ位置取りを考えれば更に脚を使えてもおかしくなかったのだけに、そこは力負けの感も否めない。秋で好勝負するにはまずコーナーでの機動力を磨く必要があり、課題は大きそうだ。

ローデット

番手から。2着馬にはすぐに交わされてしまったが、その後もしっかりと粘りを見せた。秋うんぬんはともかく、距離短縮の舞台でスムーズに走れれば結構やれそう。
ココロノアイ中団のラチ沿いから。直線はスムーズに外に出せたが、思ったほど伸びず坂上からは諦めてしまった感じで惰性で入線。結果的に内でポジションを上げられなかった事が響いたのは違いないが、もう少しやれてよかったという思いもあり、そういう意味では距離なのかも。秋華賞の流れはこの馬には合うはずで、とりあえずここで見切ることはしないでおきたい。

レッツゴードンキ

今回は行く気がなかったよう(に見えた)上手く先団を確保出来たのだが、前に馬を置きながらもガッツリと掛かってしまった。直線も伸びかけたのだが、見せ場らしい見せ場もなく2冠ならず。内で閉じ込められのが良くなかっただろうし、結果的には複合要因と言えるだろう。その中の一つに距離適性が含まれているのも間違いなさそう。

キャットコイン

出は普通もダッシュが付かずに後方から…結果的にこれが全て。ただ桜花賞から更に体重を減らし、パドックでもお世辞にもよく見えなかっただけに、この辺りは影響しているのは違いない。決して弱い馬ではないだけに、秋に今一度見なおしてみたい。


勝ち馬はクイーンカップでしっかりと評価できていたのに、それを全く生かせなかった事は大きな反省ですね…その反面、3着馬は私の思考では何回予想してもまず評価を落として考えるだけにどうしようもありませんね。




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