重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2015 新潟大賞典 回顧


まいどー!!です、bera-an2です。

NHKマイルが終わり、そこからダービーに行く賞金上位馬が意外と少ないことが分かってきました…クラリティスカイ安田記念アルビアーノ牝馬アヴニールマルシェミュゼスルタンも回避のようです。しかもプリンシパルSを勝ったアンビシャスも出ないらしく(だったらトライアル出んなよと言いたくなりますが)皐月賞組もブライトエンブレムダノンプラチナは出ない…もしかしたらブラックバゴ辺りの賞金(1150万)でも何とかなりそうな感じすら漂ってきております。まぁそのブラックバゴはすでに在厩していない(短期放牧の可能性もゼロではないですが)だけに、どうしようもないのですが…

レース結果

2015年 5月10日(日) 1回新潟4日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第37回新潟大賞典
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)[指定] 芝・外 2000m 16頭

LAP 13.1-12.1-12.0-11.9-12.4-12.4-11.8-11.5-10.9-11.5=1:59.6
通過 37.2-49.1-61.5-73.9  上り 70.5-58.1-45.7-33.9


馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
6
ダコール小牧1.59.6
07-0732.95
4
ナカヤマナイトL.オ1.59.81 1/406-0533.313
5
アルフレード津村1.59.8クビ14-1232.76
9
アーデント石橋1.59.91/201-0134.214
1
ラングレー福永1.59.9ハナ05-0533.43
14
マイネルディーン丹内1.59.9ハナ12-1232.910
11
パッションダンス丸山2.00.01/203-0233.74
8
ユールシンギング吉田2.00.11/214-1532.912
2
クランモンタナ丸田2.00.1ハナ03-0233.811
15
ハギノハイブリッド国分2.00.21/209-0933.37
16
ヒットザターゲット古川2.00.2ハナ12-1233.29
13
アズマシャトル鮫島2.00.2ハナ07-0733.58
3
デウスウルト川田2.00.2クビ02-0233.91
12
メイショウカンパク川須2.00.31/210-0933.316
10
ダノンヨーヨー松若2.00.4クビ16-1533.115
7
マテンロウボス四位2.00.61 1/210-0933.72

単勝  6 \1070
複勝  6 \370 / 4 \1470 / 5 \460
枠連  2-3 \1150 (4)
馬連  04-06 \35750 (65)
ワイド 04-06 \8590 (71)/ 05-06 \2200 (28)/ 04-05 \10980 (76)
馬単  06-04 \66430 (132)
3連複 04-05-06 \130520 (250/560)
3連単 06-04-05 \945420 (1515/3360)

ペース・展開おさらい

クランモンタナが内から出たところを2F目でアーデントがスッと交わしてのペースメイクとなったが、ペースメイクとは名ばかり…行く気は全くなく、前半3Fの37.2は全て直線で構成されているコースにしては極端に遅い通過となった。中盤もそれなりに緩みをもたせ(前半の遅さから見れば、実質ペースを落とした訳ではないのだが)その分を後半4Fに凝縮させた上がり勝負での決着…物理的な上がりの脚への適性がまず第一に問われるレースだったと言える。

その割には馬場は内が傷んでいたようで、先行馬ですら内を避けて通る始末…こうなってしまっては、新潟名物の外差しを狙っていた馬たちはことごとくロスに泣かされ、逆に内目を回った差し馬(内枠の馬)に有利に働くようになってしまうのだが、ここもまさにその傾向が反映されたレースになったと言えるだろう。

各馬ひとこと

ダコール

中団内目から外には出さず、前が空くのを待って内目から突き抜けた。もともと小回りで力を発揮できるタイプではないが、何故かそんな条件で多く使われ、差し遅れ多発という自体を招いているのだが、これで本来の適正が見えたという感じ…馬自体の評価を上げる必要はないだろう。基本的に上がりを強調できる後傾Lap、ワンターン、平坦が好走のキーなのだが、そんな条件のレース、特に重賞ともなればそう多くないだけに、今後も狙い所は限られそう。

ナカヤマナイト

抜群の行きっぷりを抑えながら好位追走。前の馬につられて進路を外に取り、早めの押し入りを狙ったが、勝ち馬に内をすくわれてしまった。今予想しても、この馬には印が回らない自信があるほど意外な好走…まぁ鞍上のファインプレーということで良いのでは?と思ったら、屈腱炎発症の模様。

アルフレード

出負けして最後方に近い位置から。終始内目を回り、直線も内から鋭く伸びてきた。復帰以後は上がりを生かす競馬で結果を出してきた馬で、流れに加え、距離不安をできるかぎり抑える様な上手い騎乗も光ったといえよう。流れはココまで遅くなくても対応出来るだけに、引き続きコーナー2つのレースでは注意が必要な一頭と言える。

アーデント

どスローペースの張本人だが、自身はここまで残せていた。折り合いに難がない馬でどんなレースでも出来るのだが、結果的にはもう少しペースを上げても良かったのではないだろうか。とは言え、このクラスならいつ穴を空けてもおかしくない存在。人気がなければ常時一枚押さえておきたい。

ラングレー

抑えて好位の内から。直線は大外に出して追撃したが…一言で言えば上がり負けだが、むしろ適正外のレースでここまでやれたことは一定の評価を出来るレベル。最内枠も決して良くなかっただけに、この結果は気にする必要はない。前走の小倉大賞典も自身のレースは出来ておらず、これで人気が落ちれば次は狙えそうな気配があるのだが…

マイネルディーン

この上がりと通った位置を思えば大健闘の部類。次走一発あってもおかしくないが、できれば距離延長の舞台で…
パッションダンスキレ負けで見直し可能だが、流れが向いてもあと一歩足りない競馬が続いているだけに…

デウスウルト

この馬も完全に上がり負け。いつにも増してポジションを取りに行ったことが、必要以上の大敗を招いたと言っていいだろう。ここは参考外で良い。

マテンロウボス

出負けして中団に巻き返すものの、終始掛かり通し。上がり対応出来ない馬ではないのだが、直線ではすでにガス欠状態だった。今後もこの部分は気に掛けておく必要はありそう。


「外を回るロス」「上がり負け」この2点が敗因にあげられる馬は、あまり気にする必要はないですね。にしても最近スロースローという機会がかなり増えていますね…サンデー亡きあとは、上がり偏重の傾向は若干なりを潜めていた様な気もするのですが、ディープが出てきてまた少し戻りつつある…そんな感じでしょうか。




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