重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2015 NHKマイルカップ 回顧


まいどー!!です、bera-an2です。


レース結果

2015年 5月10日(日) 2回東京6日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第20回NHKマイルカップ
3歳・オープン・G1(定量) (牡・牝)(国際)(指定) 芝 1600m 18頭

LAP 12.4-11.1-11.8-11.9-12.1-11.1-11.3-11.8=1:33.5
通過 35.3-47.2-59.3-70.4  上り 70.0-58.2-46.3-34.2
 

馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
7クラリティスカイ横山1.33.5
05-0533.93
9×アルビアーノ柴山1.33.7102-0234.44
12ミュゼスルタン柴田1.33.7クビ11-0933.82
1アヴニールマルシェ北村1.33.91 1/214-1433.85
2グランシルク戸崎1.33.9クビ09-0934.11
14ヤングマンパワー松岡1.33.912-0934.010
15
フミノムーン幸英1.34.1116-1434.013
17ニシノラッシュ田辺1.34.1クビ07-0534.59
10アルマワイオリ勝浦1.34.2クビ12-0934.36
13
コスモナインボール柴田1.34.31/218-1833.916
16
ダノンメジャー武豊1.34.41/203-0235.08
4グァンチャーレ蛯名1.34.4クビ14-1434.311
11ヤマカツエース池添1.34.5クビ07-0534.97
3クールホタルビ吉田1.34.8216-1734.618
8
ナイトフォックス田中1.35.01 1/209-0935.217
6
レンイングランド内田1.35.11/201-0135.814
18
マテンロウハピネス浜中1.35.4203-0236.012
5
タガノアザガル松田1.35.5クビ05-0835.815

単勝  7 \640
複勝  7 \210 / 9 \260 / 12 \230
枠連  4-5 \1510 (6)
馬連  07-09 \2800 (10)
ワイド 07-09 \1120 (10)/ 07-12 \780 (4)/ 09-12 \1260 (14)
馬単  07-09 \5990 (23)
3連複 07-09-12 \6200 (14/816)
3連単 07-09-12 \36720 (91/4896)

ペース・展開おさらい

軽く仕掛けてレンイングランドがハナ。他の馬はこれ幸いとばかりに控える競馬を選択した。結果1~3F目がかなり遅くなり、行きたがる馬が続出…中盤も緩めて、というよりペースを上げないまま推移して、上がり3つ目で一気にギアアップ。2Fのトップスピード戦を経ての我慢比べという形でのフィニッシュとなった。この流れだと後ろで上がりを生かす馬にもチャンスはあったのだが、前の馬にも対応できた馬がいた分、届かなかった…という見立てで良いだろう。

馬場的には土日通じてやはり外目は少し厳しい状況…決して差しが届かないわけではないのだが、外一本で差すには厳しい馬場だったと思われる。

各馬ひとこと

クラリティスカイ

比較的出して行って好位…も、2F目の遅さでかなり行きたがり、それを必死にふんばりながらの追走。結果的にゴーサインを出すまで掛かっているような状況だった。それでも2着馬をジリジリと追い詰め、キッチリと捕らえてゴールを駆け抜けた。いちょうSでは瞬発力勝負を前付けで結果を出しているだけに、今回の流れはおあつらえ向きだったと思われる。決して瞬発力特化型ではないと思うのだが、現状ではギアアップが必要な競馬で結果が出ている以上、一貫Lapでは少し割り引くべき…すなわち安田記念で積極的に買いたいタイプではない。

アルビアーノ

最適のペースメーカーを見つけマイペース。直線早々に馬なりで先頭に立ち、しぶとく粘っていたが勝ち馬には交わされてしまった。一連のレースでも逃げて自らギアアップを図り結果を出してきただけに、ココも同様に最高のレース運びだったと言っていいだろう。ただマイルの上位条件においてこのようなペースは早々お目にかかれないし、この結果から他の舞台に直結する何かがほぼなかっただけに、次レース、もしくは秋華賞を見据えた時に買いたい馬かと問われれば、現時点で首を縦にふることは個人的には出来ない。

ミュゼスルタン

出遅れではないが出は良くない方で中団後ろから。一団の競馬で内に入れることも出来ず馬群の中を進み、直線ではやや外目に出し前を覗い、やや狭いところをグイグイと伸びて前に迫ったが2着馬にはわずかに届かなかった。このペースをしっかりと生かす瞬発力を見せることは出来たし、通った位置を思えば評価していい内容だったと思われる。ただ現状では特化型の域を出ていない馬だけに、現時点で狙えるのはキレ勝負限定としておきたい。

アヴニールマルシェ

こちらも出はよろしくなく、後方インからの競馬。直線では前を探りながら徐々に外目に切り替えながら差を詰め、最終的には3着馬の後ろから伸びてきたが、勝ち負けに参加することは出来なかった。内枠で大きなロスもなく運べていたし、この馬の望む瞬発力勝負になっての結果だけに、そんなものかというのが正直な感想だが、距離はもう少しあってもいいのかも。

グランシルク

枠なりに内目からの競馬だったが、内で前が詰まるシーンも無かった割には鋭い伸びは見られなかった。単純に上がり負けという形で良いだろう。中山で強い競馬を見せている通り、持続力勝負の舞台で改めて。

ヤングマンパワー

内に入れず終始外々の競馬もそれなりに見どころのある内容。流れ不向きでも、この馬の上がり限界は使えており、今後も意外とやれそうな予感。地味血統で人気にならないキャラなのもいい感じ。

フミノムーン

この馬も外ぶん回しの中で、一瞬オッと思わせる場面あり。基本的には距離限界だろうが、マイルでも上手く立ち回れば対応できる感じもある。一貫Lapでの走りに期待。

アルマワイオリ

スタートで気持ち後手を踏んで後方から。ペースの遅さにガッツリ行きたがりながらの追走。そして3~4角ですでに行き場が無い様な状況に陥り、外目をすすむ事になったが、思ったほどは伸びなかった。この馬自身、上がり勝負でもある程度は対応出来るだけに、ヤングマンパワーやフミノムーンがこれだけ走っている事を思えば、不甲斐ない結果と言わざるをえない。まぁ基本的にしっかり流れるレースの方がいいだけに、また狙える場面もあるだろうが…


どうも今春のG1はスローというのがちょっとしたキーワードになってる感もありますね…そしてこのレースも然りなんですが、その流れが読めていれば、今回の上位の馬も厚い印を打てる要素は十分あったわけです。その肝の部分の精度を上げなくては…と、改めて思わされた次第です。





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