2014 アルゼンチン共和国杯 回顧
です、です。
ようやく先週分の回顧にとりかかります。このままでは今週も積み残し確定なのですが、実は日曜からベトナム出張が入っております…ただ意外と時間が作れる出張のような気もしますので、来週末には何とか帳尻を合わせたいなぁと…意気込みだけは語っておくことにします。
2014年11月 9日(日) 5回東京2日 天候 : 曇 馬場状態 : 良
【11R】 第52回アルゼンチン共和国杯
3歳以上・オープン・G2(ハンデ) (国際)(特指) 芝 2500m 18頭
LAP 7.2-12.0-11.2-11.7-11.8-11.7-12.1-12.4-12.6-13.1-11.4
通過 30.4-42.1-53.9-65.6 上り 72.8-60.4-47.8-34.7
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
3 | フェイムゲーム | 北村 | 2.30.5 | 11-11-08-07 | 34.0 | 2 | ||
9 | クリールカイザー | 吉田 | 2.30.9 | 2 1/2 | 02-02-02-01 | 35.1 | 4 | |
11 | スーパームーン | 内田 | 2.31.0 | 3/4 | 06-06-06-05 | 34.7 | 3 | |
14 | アドマイヤケルソ | 柴田 | 2.31.0 | ハナ | 14-14-14-13 | 34.3 | 9 | |
17 | ラブリーデイ | R.ム | 2.31.3 | 1 3/4 | 03-03-03-02 | 35.4 | 6 | |
2 | モビール | 嘉藤 | 2.31.6 | 1 3/4 | 07-07-07-07 | 35.2 | 11 | |
5 | ネオブラックダイヤ | 戸崎 | 2.31.8 | 1 1/2 | 18-18-18-16 | 34.9 | 8 | |
8 | セイクリッドバレー | 三浦 | 2.31.8 | 同着 | 09-09-12-13 | 35.1 | 14 | |
4 | デスペラード | 横山 | 2.32.0 | 1 1/2 | 01-01-01-02 | 36.1 | 7 | |
6 | コスモロビン | 柴田 | 2.32.2 | 1 1/2 | 14-14-14-13 | 35.5 | 12 | |
12 | リキサンステルス | 左海 | 2.32.2 | ハナ | 11-12-12-11 | 35.6 | 10 | |
18 | マイネルジェイド | 松岡 | 2.32.2 | ハナ | 07-07-08-11 | 35.6 | 15 | |
16 | スマートギア | 石橋 | 2.32.3 | 1/2 | 04-04-04-04 | 36.1 | 17 | |
15 | ホッコーブレーヴ | 田辺 | 2.32.6 | 2 | 11-12-08-07 | 36.1 | 1 | |
1 | サイレントメロディ | 田中 | 2.32.6 | 頭 | 04-05-05-05 | 36.3 | 13 | |
7 | サイモントルナーレ | 武士 | 2.32.6 | 頭 | 17-16-16-16 | 35.7 | 16 | |
10 | プレティオラス | 横山 | 2.32.7 | クビ | 16-17-17-18 | 35.6 | 18 | |
13 | マイネルメダリスト | 蛯名 | 2.33.0 | 1 3/4 | 09-09-08-07 | 36.6 | 5 |
単勝 3 \490
複勝 3 \180 / 9 \230 / 11 \240
枠連 2-5 \1100 (4)
馬連 03-09 \1510 (3)
ワイド 03-09 \610 (2)/ 03-11 \710 (6)/ 09-11 \750 (7)
馬単 03-09 \2590 (4)
3連複 03-09-11 \3310 (7/816)
3連単 03-09-11 \14480 (20/4896)
【ペース・展開おさらい】
どの馬も決して行く気は無かったと思うのだが、内からデスペラードが押さえきれない感満載でハナに立つ…これは2F目と3F目以降の数字を見ても明らかなのだが、ここから大逃げ状態に…1000m通過で60秒割れというのは確実に速過ぎるペースなのだが、その時点で2番手とは1秒差…そこから数頭はバラバラとした追走で、6番手以降は2秒以上遅れており、6番手以降はスローの範疇だったと思われる。そこから各馬が差を詰めだしたのは、残り5F辺りから…どの馬も5Fのロングスパート戦だったと見ておきたいが、ポジションにより掛かる負荷が違っていたことは覚えておきたい。今回の場合はやはり後方追走組に分があったのではないだろうか。
馬場的にはこの日の午前に僅かに降った程度で、大勢に影響はなし。日曜は差し馬の台頭が目立ったが、最内以外はフラットな状況…見た目は荒れてきていたが時計的には以前高速状態を保っていたとみていいだろう。
【各馬ひとこと】
フェイムゲーム:後方集団の馬群の中から。直線で先に抜けた2着馬の外に出して合わせると並ぶ間もなく差し切った。どのポジション取りの馬もスタミナは求められる流れではあっただけに、長距離への適性をしっかりと見せての結果…重賞を背負っての完勝だけに、春からも力をつけており、それなりに評価はしておきたい所。JCよりは有馬記念に適正があるのは明らかで、狙うならそちらの方か。
クリールカイザー:離れた2番手だが、直線待たずして逃げ馬が垂れてしまい、そのまま押し出されるように先頭に立ったのだが、勝ち馬以外は完封してみせた。位置取り的に最も負荷のかかるポジションだっただけに、スタミナ面での十分な裏付けを見せる結果になったと共に、オールカマーとは全く違う内容での連続好走は次にも大きくつながる内容と言える。ステイヤーズSに出るなら、まず勝ち負けだが、個人的には来年への楽しみの方が大きい。
スーパームーン:離れた集団を先導する位置取り。ポジショニング的にはこの馬が最も有利だったと思われる。直線は敢えて外目に出すようにして、一瞬置かれかけたがジリジリと伸びて何とか4着馬の差し込みを封じての馬券圏内…この距離でしっかりと走ったことがない馬だったが、伸びて対応は出来たものの、新味を見せるところまでには至らず。これ以上伸びるのも良くないだろうし、10F前後の重賞なら、勝ち負けはともかく馬券圏内は常に意識できる馬といえるだろう。
アドマイヤケルソ:終始外目を回らされながら、唯一外から伸びを見せた。ペース的に上がりに寄るのは良くない馬だが、抜群の長距離適性で見せ場を作ったと言える。ただコーナーの機動力は無い馬だけに、ステイヤーズSでも中心視するのは厳しそう。来年のダイヤモンドS待ちか…
ラブリーデイ:直線一旦は2着馬に並びかける様な所もあったが、その後はジリ脚に…休み明けというより、調教的に見ても、ここはあまり戦える大勢になかったのではないだろうか。それを思えば及第点。次が金鯱賞で上がりに寄り過ぎない流れならば、好勝負になりそう。
デスペラード:ブリンカーがもろ逆効果になってしまった。ただ4角早々に交わされながら、思ったより粘りを見せており、特に悲観する内容でもなかった。
ホッコーブレーヴ:この流れでも何ら問題なく対応出来るだけに、いくらハンデ戦とはいえここまで負けてしまうのは不可解。さすがにすぐの巻き返しは難しそう。当面は静観で。
ハンデ戦の割にはバラバラの入線…しかも勝ち馬は2馬身半も離してのゴールでした。しっかりと斤量を背負ってのもので評価できる内容だったと思います。ただこの流れで後方の馬がごく一部しか来られていない様に、全体的なメンバーレベル的にはイマイチだっただけに、その辺は手放しに評価できない側面もあるのですが…
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