2014 秋華賞 回顧
です、です。
週明けから上海滞在して今しがた戻ってまいりました。今回は自由な時間があまりなかったのですが、コツコツと書きためた分で何とかG1の回顧だけは完成させました。すでに菊花賞モードでしょうが、金曜の夜にシレッと上げておきます。
2014年10月19日(日) 4回京都5日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第19回秋華賞
3歳・オープン・G1(馬齢) (牝)(国際)(指定) 芝・内 2000m 18頭
LAP 12.0-10.7-11.8-11.8-11.7-12.2-11.5-11.7-11.8-11.8=1:57.0
通過 34.5-46.3-58.0-70.2 上り 70.7-59.0-46.8-35.3
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
6 | ショウナンパンドラ | 浜中 | 1.57.0 | 09-09-09-05 | 34.3 | 3 | ||
4 | ○ | ヌーヴォレコルト | 岩田 | 1.57.0 | クビ | 11-11-11-10 | 34.0 | 1 |
12 | × | タガノエトワール | 小牧 | 1.57.2 | 1 1/4 | 10-10-10-08 | 34.4 | 4 |
1 | × | ブランネージュ | 秋山 | 1.57.2 | クビ | 08-07-07-08 | 34.7 | 5 |
14 | サングレアル | 戸崎 | 1.57.4 | 1 1/2 | 13-14-15-15 | 33.9 | 9 | |
8 | レッドリヴェール | 福永 | 1.57.6 | 1 1/4 | 13-13-14-12 | 34.4 | 2 | |
3 | ◎ | バウンスシャッセ | 北村 | 1.57.7 | クビ | 04-04-02-03 | 35.7 | 7 |
17 | × | リラヴァティ | 松山 | 1.58.4 | 4 | 02-02-02-02 | 36.6 | 12 |
7 | ディルガ | 武豊 | 1.58.4 | ハナ | 12-12-12-12 | 35.2 | 14 | |
18 | セウアズール | 北村 | 1.58.4 | クビ | 15-16-17-17 | 34.6 | 10 | |
16 | オメガハートロック | F.ベ | 1.58.8 | 2 1/2 | 15-15-16-16 | 35.2 | 11 | |
9 | アドマイヤビジン | 四位 | 1.59.1 | 1 3/4 | 15-16-12-11 | 35.9 | 17 | |
2 | ▲ | レーヴデトワール | 川田 | 1.59.1 | 頭 | 04-04-05-05 | 36.8 | 6 |
15 | ハピネスダンサー | 藤岡 | 1.59.3 | 1 1/4 | 03-03-02-03 | 37.4 | 16 | |
11 | ペイシャフェリス | 川島 | 1.59.9 | 3 1/2 | 01-01-01-01 | 38.2 | 15 | |
5 | マーブルカテドラル | 田辺 | 2.00.0 | 3/4 | 04-06-05-05 | 37.6 | 8 | |
10 | マイネグレヴィル | 柴田 | 2.01.3 | 8 | 07-08-07-12 | 38.5 | 13 | |
13 | パシフィックギャル | 勝浦 | 除外 |
単勝 6 \1010
複勝 6 \200 / 4 \110 / 12 \270
枠連 2-3 \520 (2)
馬連 04-06 \630 (2)
ワイド 04-06 \290 (1)/ 06-12 \1370 (13)/ 04-12 \400 (4)
馬単 06-04 \2050 (7)
3連複 04-06-12 \1940 (3/680)
3連単 06-04-12 \12790 (31/4080)
【ペース・展開おさらい】
リラヴァティが主張したが、グイグイ押してペイシャフェリスがハナ。前3Fはさほど速い訳ではないのだが、4F目以降も緩めずに進めた結果、前と後ろの集団に分かれる様な形のレースに…6F目(坂の上り)で少し息が入ったのだが、さすがに前を行く組には厳しい競馬になってしまった。追う側も中盤以降で明確に息が入ったと思えるポイントもなく、持続力と底力が問われる流れになったと見ていいだろう。
馬場は雨が絡んだ開幕週と違い、週中も全く雨が降らなかった影響もあり高速化…ただこのレースだけはかなりのペースで飛ばした結果、突出したタイムでの決着になっており、全体的には超高速というわけではない。道中の展開一つで差しも十分届く馬場だったと見て良いだろう。
【各馬ひとこと】
ショウナンパンドラ:後ろの集団を引っ張るような位置から。終始内目にこだわり、勝負どころで一気に前を射程圏に入れると、そのまま内を捌いて突き抜けた。とは言え、ロスらしいロスはほとんど無く結果、最高の立ち回りになった。決して道悪がいい馬ではないだけに、前走は条件が合わない中でよく走ったと言うこと。プラスこの激流でも上がりをきっちりと使えたのは次に大きくつながると見てよいだろう。エリザベス女王杯の方が適正は高そうで、いずれにせよ次も注目せざるを得ない。
ヌーヴォレコルト:少し出負けも、結果的に見れば大きく影響するものでもなかった。位置取りとしては勝ち馬の直後…4角手前からは外目に出しての差し込みだったが、決して悪い立ち回りではなかったといえる。ただ、勝ち馬と対比すると…といった感じで、結果はその分の差。決して悲観する内容ではない。次はJCを目指すようだが、やれないことは無さそう…ただ、中心視は?といった感じか。
タガノエトワール:勝ち馬の外目から手応え十分だったが、最後は持続力が途切れてしまった。差し馬の正攻法と言った感じだったが、前の2頭には少し力が及ばなかったと言う事で良いだろう。ただこのキャリアの結果を考えれば来年がかなり楽しみな一頭。まだ準OPに出られるので、個人的には愛知杯とかではなく、牡馬を蹴散らしてOP入りしていただきたい。
ブランネージュ:枠なり最内も4角でうまく馬の外に出せずに、結果3着馬の内目から伸びてきた。ロスが無ければ3着はあったかもしれないが、それでも力を出せる乗り方だったと見て良いだろう。やはり立ち回りの上手い馬だけに、エリザベス女王杯に出るなら内枠が欲しい所。流れ的には極端に上がりに寄らない限りは対応可能。
サングレアル:決して外差しが悪い馬場ではなかったが、うまく立ちまわった馬に比べると若干ロスの多い騎乗だったか…そう考えれば、この馬体でもある程度の結果が出ていることは評価して良い。後最低20キロは増えてくれれば来年に期待が持てるのだが。
レッドリヴェール:流れも作戦も悪くないように見えたのだが…そうなってしまうとやはり距離の限界ということになるのだろうが、人気先行型だけに、個人的には今後も買う機会はそう多くないような気も…
バウンスシャッセ:先行組では唯一見せ場を作ったと言っていい内容。物理的にここまで速い時計の競馬は苦しかったのかもしれない。もう少し馬場が荒れてくれればエリザベス女王杯もワンチャンスあっていいと思うのだが…
リラヴァティ:バウンスシャッセからも離されてしまったのだが、この馬は先行組の中でもかなりの負荷が掛かった位置で競馬しており、その差は余り気にしなくて良いだろう。今回は流石に条件が悪かっただけに、適正内のレースなら十分走れるだけのものは持っている。
中々激しいレースになり、展開利を生かす様な馬もおらず、純粋に力の差が出たと言っていいのではないでしょうか。古馬勢との比較は中々難しいのですが、次も面白いレースになる予感がします。
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