2014 プロキオンステークス 回顧
です、です。
順調に2つ目の回顧にこぎつけました…サクッといきましょう。
2014年 7月13日(日) 3回中京4日 天候 : 曇 馬場状態 : 稍重
【11R】 第19回プロキオンS
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) ダート 1400m 16頭
LAP 12.2-11.0-11.5-11.8-12.0-11.8-12.3=1:22.6
通過 34.7-46.5-58.5-70.3 上り 70.4-59.4-47.9-36.1
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
6 | ベストウォーリア | 戸崎 | 1.22.6 | 10-09 | 35.4 | 1 | ||
3 | キョウワダッフィー | 福永 | 1.22.6 | クビ | 09-08 | 35.5 | 2 | |
1 | ガンジス | 国分 | 1.22.8 | 1 1/4 | 05-05 | 36.1 | 10 | |
13 | ノーザンリバー | 蛯名 | 1.22.8 | クビ | 06-06 | 35.9 | 3 | |
8 | サクラレグナム | 幸英 | 1.22.9 | クビ | 02-02 | 36.4 | 12 | |
14 | ゴールスキー | 浜中 | 1.22.9 | クビ | 14-12 | 35.3 | 5 | |
15 | ワイドバッハ | 武豊 | 1.23.0 | クビ | 16-16 | 35.1 | 7 | |
7 | シルクフォーチュン | 藤岡 | 1.23.0 | 頭 | 14-15 | 35.4 | 8 | |
2 | コーリンベリー | 松山 | 1.23.0 | ハナ | 01-01 | 36.5 | 4 | |
5 | キョウエイアシュラ | 川須 | 1.23.0 | 頭 | 12-12 | 35.6 | 13 | |
9 | ダノンカモン | Z.パ | 1.23.1 | 1/2 | 06-06 | 36.3 | 9 | |
16 | パドトロワ | 和田 | 1.23.8 | 4 | 03-03 | 37.2 | 15 | |
12 | サマリーズ | 酒井 | 1.24.1 | 2 | 03-03 | 37.5 | 11 | |
11 | アドマイヤロイヤル | 小牧 | 1.24.1 | 頭 | 12-12 | 36.7 | 6 | |
10 | マーチャンテイマー | 高倉 | 1.24.4 | 1 3/4 | 10-11 | 37.2 | 16 | |
4 | スリーボストン | 北村 | 1.24.6 | 1 1/4 | 06-09 | 37.7 | 14 |
単勝 6 \190
複勝 6 \120 / 3 \160 / 1 \740
枠連 2-3 \530 (2)
馬連 03-06 \550 (1)
ワイド 03-06 \260 (1)/ 01-06 \1730 (19)/ 01-03 \3380 (34)
馬単 06-03 \790 (1)
3連複 01-03-06 \6620 (19/560)
3連単 06-03-01 \18430 (46/3360)
【ペース・展開おさらい】
出負けしたコーリンベリーがすぐに巻き返してのペースメイク。このことからも他の馬はさして行く気が無かったようで湿った馬場にしては決して速いペースとは言えない。中盤でも少しペースを緩めて進めた分、直線でわずかながらに加速が生じ、坂を上がってからも大きくLapを落とさずにゴールとなった。クラスを考えるとこのペースならば前目の馬に有利に働いたと見てよいだろう。ちなみに今開催の中京ダートは良馬場でのレースが一度もなく、時計が出るコンディションが続いている。そのせいか、これまでの様な4角10番手以降でも届く…という状況ではない。ただ逃げた馬に圧倒的に有利というわけでもなく、先行~好位からのチョイ差し組に有利に働く馬場だったと見ておきたい。
【各馬ひとこと】
ベストウォーリア:出があまり良くなく、集団の後方から。4角では少し外目に振り向け、届かないのではという印象もあったが、坂を上がってから更にピッチを上げて何とか前を捕らえてのゴール。位置取り的な逆流もあったし、決してうまい立ち回りと言えない中で結果を出せたのはまさに力の裏返しと言えるだろう。力的に底を見せておらず、まだ上が有りそうな気配も感じられる反面、決して器用なタイプではないだけに、次以降も内で包まれるような競馬になるなら少し割り引いて考えたほうが良さそう。距離的には今日の走りを見る限り1800mでも対応は出来そうだ。
キョウワダッフィー:いつもの中団からの差し込み。この馬自身の器用さもあって、4角の捌きも完璧で完全に勝ちパターンかと思われたのが、勝ち馬に外から交わされてしまった。ここは相手が悪かったというよりほかなし…この馬自身、ダートでは3着を外していない超堅実派だが、ほぼ1400m戦での結果であり、重賞クラスで他の距離を走るとなった時にどうなるのか…その辺りが今後のカギになってくるはず。
ガンジス:好位の最内から直線でうまく前を行く2頭の外目に出すとジリジリと伸びた。ペースが速過ぎると良くない馬だけに、このくらいのペースも良かったと言えるのではないだろうか。上位2頭に比べると、色々と恵まれた点はあるのは事実だが、これ位は十分やれる馬であり、今回の人気はさすがに舐められすぎと言える。
ノーザンリバー:中団やや前の外目から4角で積極的に外から前を捕まえにかかったのだが、急カーブで逆に少し遅れを取るような形になってしまった。外枠だけに仕方ない面もあるのだが、少しもったいない乗り方だった。58キロを考慮しても特に評価を下げる必要もないだろう。器用さも併せ持つ馬だけに地方交流でもそれなりにやれているのだが、基本的には厳しいペースに乗っての競馬は不向きだけに、そのうち取りこぼすシーンもありそうだ。
サクラレグナム:コーリンベリーに先を譲っての番手。4角でも持ったままで一瞬は馬券圏内に入るのではとも思わせたのだが、最後は止まってしまった。流れ的に恵まれたとはいえ昇級緒戦の内容としては上々。1400m戦ならOPでもいいところはありそうだ。
ゴールスキー:芝スタート恒例のダッシュ付かず…今回の場合、その時点で終了だった。来年の根岸Sまで出番はないかも。
前の馬に有利な流れであることは間違いなく、差しに回って地力でねじ伏せた連対2頭はやはり評価できる内容だったと思います。ただ2頭の中でも立ち回りでの差は歴然であり、やはり勝ち馬は着差以上に評価しなければいけないでしょう。
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