2014 函館スプリントステークス 回顧
です、です。
明日から週末までは上海出張予定…ただ今週は比較的時間の余裕もあるので、サクッと振り返っておくことにします。
2014年 6月22日(日) 1回函館4日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第21回函館スプリントS
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝 1200m 14頭
LAP 11.9-10.8-11.1-11.4-11.3-12.0=1:08.5
通過 33.8-45.2-56.5-68.5 上り 68.5-56.6-45.8-34.7
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
3 | ガルボ | 津村 | 1.08.5 | 09-06 | 34.1 | 8 | ||
10 | ローブティサージュ | 三浦 | 1.08.5 | クビ | 12-13 | 34.0 | 6 | |
9 | クリスマス | 丸田 | 1.08.5 | 頭 | 12-10 | 34.0 | 4 | |
12 | セイコーライコウ | 柴田 | 1.08.7 | 3/4 | 09-10 | 34.3 | 5 | |
6 | フォーエバーマーク | 村田 | 1.08.8 | 1/2 | 01-01 | 35.0 | 2 | |
8 | アースソニック | 田中 | 1.08.8 | クビ | 06-06 | 34.6 | 9 | |
7 | メモリアルイヤー | 古川 | 1.08.9 | 1/2 | 02-02 | 35.0 | 14 | |
13 | ヤマニンプチガトー | 藤田 | 1.09.0 | クビ | 14-13 | 34.4 | 12 | |
5 | スマートオリオン | 武豊 | 1.09.0 | クビ | 04-03 | 34.9 | 3 | |
1 | ハノハノ | 酒井 | 1.09.1 | クビ | 08-06 | 34.8 | 7 | |
2 | ストレイトガール | 岩田 | 1.09.1 | クビ | 06-03 | 34.9 | 1 | |
11 | レオンビスティー | 吉田 | 1.09.2 | 1/2 | 03-03 | 35.2 | 11 | |
14 | クリーンエコロジー | 秋山 | 1.09.6 | 2 1/2 | 04-06 | 35.5 | 13 | |
4 | ツインクルスター | 江田 | 1.09.8 | 1 | 09-10 | 35.4 | 10 |
単勝 3 \3590
複勝 3 \1440 / 10 \860 / 9 \760
枠連 3-6 \8310 (17)
馬連 03-10 \27340 (42)
ワイド 03-10 \5100 (40)/ 03-09 \4890 (36)/ 09-10 \2680 (24)
馬単 03-10 \63720 (82)
3連複 03-09-10 \89720 (139/364)
3連単 03-10-09 \872270 (865/2184)
【ペース・展開おさらい】
いつもの通り押してメモリアルイヤーが出るが、ダッシュの速さではフォーエバーマークが上位。スンナリとハナを取ってのマイペースとなった。3F通過の33.8というのは、6月に行われるようになった過去2年よりは速いものの、馬場を考えれば決して速い部類ではなく、各馬ひと塊となっての追走という状況…これが直線で内の馬が渋滞に巻き込まれることになると同時に、前方との距離差が少ない差し馬が容易に差し届く結果に繋がったと言える。決して外伸び馬場だったというわけではない。
【各馬ひとこと】
ガルボ:出は悪い方で集団の後ろを追走。それでも馬場の内目をポジションを上げながら追走し、4角のコーナーワークでうまく前に進路を確保すると、伸びあぐねる内の馬を尻目にしっかりと伸びて、久々の重賞制覇となった。色々と恵まれた部分もあったが、58キロでのパフォーマンスを思えば一定の評価はしておきたい。とは言え、ベストは7F…ゴリゴリの前傾Lapなどには恐らく対応できないと思われ、次走も6F戦に出てくるならメンバーと馬場はしっかりと考慮する必要があるだろう。
ローブティサージュ:初のスプリント戦でダッシュが良くなく後方から。4角までは内目を進み、コーナーの遠心力で上手く勝ち馬のすぐ外にポジションを確保するとジワジワと前に迫ったが、わずかに届かなかった。現状ワンペースで走り切る競馬があっている中で、上手く勢いを殺さず差しに繋げた鞍上の好騎乗と言えるのではないだろうか。ただ気性面の問題でこの距離が選択されてるだけに、決してベストとはいえず、次以降も好走には色々と条件がつきそう。
クリスマス:出負けして最後方のインからの競馬。直線は渋滞した部分のぎりぎり外目を突いてスムーズに伸びてきた。軽量と立ち回りの上手さが結果に繋がったと言えよう。この時期の重賞での3歳牝馬は意外と走れており、この結果=強いという図式は成り立たないのだが、距離問わずに終いは確実なものを持っており、次走以降も一応注意を払っておきたい。
セイコーライコウ:行きたい馬を行かせての中団からの競馬も、枠的に外を回さざるを得ず、その分が着差に出た感じ。少なくとも前の3頭とは力負けとは言えない内容だった。今春の復帰以後もジワジワと力を付けており、この年齢ながら先が少し楽しみになってきた。次は恐らくアイビスSDだろうが、好勝負必至。
フォーエバーマーク:昨年よりはペースは速かったものの、マイペースの範疇。昨年より1キロ増えての出走で結果コンマ2秒遅い走破なのだが、昨年は超の付く高速馬場だっただけに、よく健闘しているとも取れる内容…いずれにせよ、大きく評価を上げ下げする必要はないだろう。
1・2番人気の2頭に関してはあえて振り返ることはしませんが、どちらも途中で諦めモードだっただけに、この着差は気にする必要はないでしょう。この2頭が出ていなかったとすれば、メンバー的に大したことも無かったですし、このLapでもラストは11秒台で締めて欲しかったというのが正直な所で、レースレベル的にはかなり微妙なんじゃないかなとも思っております。
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