重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2014 フェブラリーステークス 回顧


まいどー!!です、3F通過時点で嫌な予感がし、4F目と5F目の推移でハズレを確信したbera-an2です。

それにしても単勝はつきましたねぇ。一般戦でもこんな数字は中々お目にかかれない…まぁこれも競馬と諦めるしかないです。取り急ぎ、振り返っていきましょう。


2014年 2月23日(日) 1回東京8日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第31回フェブラリーS
4歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) ダート 1600m 16頭

LAP 12.4-11.3-11.8-12.5-12.6-12.0-11.5-11.9=1:36.0
通過 35.5-48.0-60.6-72.6  上り 72.3-60.5-48.0-35.4


馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
13
コパノリッキー田辺1.36.0
02-0235.316
15
ホッコータルマエ幸英1.36.11/205-0535.12
11ベルシャザールC.デ1.36.41 3/412-1135.11
6
ノーザンリバー戸崎1.36.4クビ05-0535.411
12ブライトライン福永1.36.5クビ07-0535.57
4
ワンダーアキュート武豊1.36.5ハナ07-1135.25
14
ダノンカモン三浦1.36.71 1/203-0335.915
7
ニホンピロアワーズ酒井1.36.7ハナ10-0835.54
10
ドリームバレンチノ岩田1.36.7クビ10-0835.513
1
ゴールスキーF.ベ1.36.83/412-1335.46
8
グランドシチーU.リ1.36.815-1335.414
3
ソロルG.ブ1.36.9クビ03-0336.010
2ベストウォーリア浜中1.36.9ハナ07-0835.73
9アドマイヤロイヤル四位1.36.9ハナ16-1635.48
16
シルクフォーチュン横山1.37.21 3/412-1335.89
5
エーシントップ内田1.38.5801-0137.912

単勝  13 \27210
複勝  13 \3310 / 15 \140 / 11 \140
枠連  7-8 \10560 (23)
馬連  13-15 \84380 (82)
ワイド 13-15 \15760 (84)/ 11-13 \14890 (79)/ 11-15 \240 (1)
馬単  13-15 \256050 (175)
3連複 11-13-15 \55360 (115/560)
3連単 13-15-11 \949120 (1073/3360)


【ペース・展開おさらい】
エーシントップがハナに立ってのペースメイクはほぼ全員が思い描いていた通りだと思うのだが、2F目で11.3を刻む様なLapを誰が想像しただろうか…それでも3F通過の35.5だけ取ってみれば、過去10年で2番めの遅さながらもそれほど強調することもない範疇。驚くべきは12.5-12.6と繋げた中盤である。この2F:25.1は過去10年でダントツに遅い数字であり、こうなると上がりが速くなるのは必然。上がりの3Fは最速を記録してのゴールとなった。上がり性能を競う以前に位置取りで何とか出来てしまうレースであったことは言うまでもないだろう。

【各馬ひとこと】
コパノリッキー
外目からすっと番手。意外に早く逃げ馬が垂れてしまったが、500m以上先頭を死守してのゴール。位置取りが結果に大きく寄与したのは言うまでもないが、過去2走は馬込みでうまく力を発揮できなかった側面もあり、この枠でスムーズに先行できたことも大きかったのではないだろうか。ただいくら恵まれたと言ってもこのメンバー相手に押しきるのはそれなりの力がない出来ないことで、上がりを強調しないレースでも力は発揮できるタイプなだけに、今後ビタ一文いらないという存在では決してない。

ホッコータルマエ前を捕まえきれなかったのは、先行策ながら4角では後ろの馬に気を配りながらの仕掛けだった分。とはいうものの、この馬も持てる上がりを最大限に出してのものであり、今日のところは仕方なしといえる内容。この馬の特徴は欠点の少ない所だと思うのだが、逆に言えばその時々の条件にスパッとハマる馬が出てくれば、脚元を掬われる可能性もあり、そういう意味ではやはりその可能性を持つ馬が多く出てくる中央のレースになれば、安定感は下がると言うこと。評価を落とす必要はないが、その辺りは次以降も頭に入れて予想に臨みたいところ。

ベルシャザール芝の部分のスピード不足といった感じで後方に…ひと塊の馬群の外を回して前に迫っていったのだが、さすがに届かなかった。すべての面において恩恵を受けられなかった中で3着に入ったことはやはり力の裏返しといえるのではないだろうか。大きく評価を落とす必要はないし、ドバイにもぜひ行って欲しい所だが。

ノーザンリバー勝ち馬のすぐ後ろを追走も、直線ではブライトライン辺りに完全に先に前に行かれてしまったのだが、ジリジリと盛り返しを見せての4着。うまく立ち回れたのは、馬込みでも問題なく脚を溜められるこの馬の特性であり、今後も少々ペースが速くなっても内目を進めるのであれば、比較的安定して差し脚を使えるだけに、そういう意味では注目しておきたい。

ブライトライン無理せずチョイ差しに回りながらも、早めに前を捕まえに掛かったのだが、最後は脚が鈍ってしまった。鞍上は内にモタれてしまった分という言い方だったが、それがなくても3着があったかどうかというレベルであり、やはり力の差はあるということか…

ワンダーアキュート中団のインからも、直線では気の毒なくらい前が空かなかった。最後は3着馬の後ろに出してそれなりに伸びたのだが…位置取り、流れ共に向いておらず、それでもラストは伸び脚を見せていただけに、こちらも評価を落とさなくて良いだろう。これで人気が落ちれば儲けものだが、さすがにそう上手くはいかないかと。

ニホンピロアワーズ芝の部分での走りがイマイチ…やはりこの距離は忙しいし、上がりのみに頼るレースではどうしようもない。

ベストウォーリア流れを考慮し大事に乗られたのだろうが、逆にそれが仇になってしまった。ただそれでもラストの伸び方は物足りなさが残るもので、少し未知の魅力を買われすぎていたという見方も出来るだろう。恐らく当面人気落ちはしないタイプなだけに、次以降も触手の動く存在にはなりそうにない。

この上がりならば、シルクフォーチュンは大威張り出来るはず…だったのですが、3角手前ですでに前にぶつからんばかりの勢いで行っており、さすがにどうしようもありませんでした。さすがにG1でしっかり流れないと面白みが無くなってしまうのも仕方ないですね…




ポチポチおねがい!!
競馬ブログ・ランキング
ランキング参加中!!

ペタしてね

フォローする