重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

香港のFrequent Visitor E-Channel(e道)とは?


まいどー!!です、bera-an2です。

香港に行かれた事がある方なら、よくご存知だと思うのですが、香港のイミグレーション(特に入国時)は常時、人、人、人…で、普通に通過するのに30分はゆうに掛かる地獄のエリアだったりします。

ま、こんな感じ…せっかくエリート会員になっても、イミグレ通過した頃にはすべての荷物が出揃ってて、Priorityの意味なし…というのが、デフォルトになってたりします。


そこで、頻繁に香港を訪れる外国人のために発行されるようになったのが…

この「HKIA Frequent Visitor Card」です。過去1年間に3回以上、香港空港から入国(←ここ重要)した履歴さえあれば、誰でも申請できるカードです。これがあれば専用レーンを通ることができるので、ほぼ待ち時間なく通過できる優れものだったのですが、2012年6月8日からこのカードの新規発行が停止になっております。その思惑というのが…そうタイトルにあるe-channelへの誘導というわけですね。

「E-channel」というのは、日本で言うところの「自動化ゲート」と同じ。指紋登録することで、無人のゲートを使って出入国ができるようになるシステムです。これまでも制度としては存在していたのですが、全くメリットがなかったので申請はしておりませんでした。

メリットがないというのは、この制度が空港でしか使えなかったから…要はカードさえ持っていれば、わざわざ時間かけて指紋登録する必要がないでしょ…ということです。ただ今年に入り、整備が進んで空港以外のイミグレでも使用できるようになりました。普段、陸路や船で香港に入る機会の多いワタシにも、ようやくメリットが出てきたという事で、早速登録してみた次第です。

コチラに香港政府のE-channelに関する記載があるので、興味が有る方は見ていただければ分かるのですが…申請できる条件はこれまでと変わっておりません。下記にページの大まかな訳をしておきます。

○18歳以上であること
○有効であるパスポート(必要であれば マルチビザ)を保有していること
○以下の内、いずれかを保持していること
 ・HKSARトラベルパス
 ・APECビジネストラベルカード(裏面に"HKG"と印字してあるもの)
 ・HKIA Frequent Visitor Card
 ・このスキームに参加している航空会社の「Frequent Flyer Program Member」
○上記の書類を保持していない人(下記の条件に合致すれば申請可能)
 ・有効なパスポートを持っている
 ・過去1年間で3度以上、香港国際空港を経由して香港入国を行った
○香港内にて、犯罪歴がない

こんな感じです。

そして、このスキームに参加している航空会社の「Frequent Flyer Program Member」 というのは日系キャリアで言うと…

ANA(AMCブロンズ・プラチナ・ダイヤモンド・SFC
JAL(JMBクリスタル・サファイア・ダイアモンド・JGCJGCプレミア


が、該当…要は平会員以外ならば、過去1年間の入国が3回以下でも申請可能ということなんです。

これから香港へ出張や旅行で頻繁に訪問する予定のある方…中国華南地区から、香港入国の必要がある方…なんかはかなり優位性が出てくると思いますので、検討してみてはいかがでしょうか?

申請自体は非常に簡単です。

パスポートのチェック→顔写真を取られる→指紋の登録→登録内容を確認しサイン

簡単に言えば、こんな感じ。特にしゃべることもありませんので英語が苦手な方でも問題ないと思います。

ただし初回申請は空港でしかできません。しかも入国時限定となります…イミグレ通過後、荷物のターンテーブルに出るまでの間に申請オフィスがありますので、見逃さないように…そこを逃してしまうと、次回の入国までチャンスがなくなってします。

また、今は申請の人間がかなりいるようで、ワタシの時も前に6人くらい待っている状況でした。30分はゆうに待たされたので、それなりの覚悟はしておいたほうがいいと思います。



ちなみに、申請が終わるとこのようにパスポートの裏面にバーコード付きのシールが貼られます。ちょっとうっとうしいのですが、我慢するしかないですね。




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