重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

秋華賞~10/17の勝負レース その弐~

さて…そろそろUPしておきますか。実際に送った原稿は印を打った馬のコメントのみを送っていますが、無印の馬にもちょいとコメントを付け加えております。

まず、展開予想から。前走で逃げたトゥニーポートとスマートシルエットが除外でコレと行った逃げ馬がいない状況…オウケンサクラやアグネスワルツ辺りがペースを作りそうだが、いずれにせよテンはあまり速くなさそう。ただ過去傾向やコース形態から見ても、瞬発力のみの勝負にはなりにくいだけに、前半は緩めでもレースの動き出しは比較的早い、もしくは徐々にペースの上がっていくロングスパート戦を想定、スピードの持続力が見て取れる馬を上位に取り上げたい。位置取りとしては差し系の馬を中心に取りたいが、前半がゆっくりになるのであれば力のある先行系の馬にも警戒が必要と言える。


ショウリュウムーンチューリップ賞は嵌った感が強いが、桜花賞はスピードの持続力勝負ながら淡々とした流れで前有利の中、唯一後方から差を詰めた。前走のクイーンSも出遅れた上、早めにペースが上がる展開の中、内で脚を余しての5着ならば及第点。使い減りする馬だけに、ココを叩いてゆったりローテで臨めるのも好材料。内枠だけに捌き方が鍵になるが、四位に全てを託す…

アプリコットフィズこの馬の底力面はクイーンCフェアリーSで証明済み。前走もロングスパート戦を番手から押し切りとココでの好走資質は持っていると考えていい。ただ桜花賞でも全く不利のない流れありで上位の馬とは力負けの印象もあるだけに…高くも低くも無い取り扱いが妥当なところ。

サンテミリオンオークスは同着ながらパフォーマンスは上々の内容。ただ終わってみればココまで瞬発力を生かす競馬しか出来ていないのが現状、直行というマイナスポイントもそうなのだが、何より現時点でのペース適性が皆無という事実を重きに見て、ここはズバッと消しで臨みたい。


コスモネモシン桜花賞までの内容は抜群に良く、ペース適正的にも悪くないと思うのだが、一線級との勝負付けは済んでしまったイメージ。少なくとも紫苑Sは勝って出てきて欲しかった。

オウケンサクラフラワーCは先行して瞬発力で抜け出しているとは言え、本質的には瞬発力勝負では分が悪い馬なのは、前走で全くいいところが無かった事からも証明している。ここは逃げ馬不在になったおかげでで、ハナに立てる絶好のチャンスであり自分のペースで走れれば、前走のようなことはないはず。瞬発力を必要としないコースへ変わる事や同型不在と言う部分では買い要素満載と捉えたい。

アグネスワルツ:オークスではかなり強い競馬をしたが、本質的には瞬発力を活かしたい馬だけに、この舞台ではあまり触手が動かない…前走も休み明けとは言えペース的にはマッチしていたにも関わらず、逃げ馬さえ交わせなかったのはマイナス。

アニメイトバイオ本質的には切れ味を評価すべき馬。ただ中山コースでの持続力勝負でもそれなりに駆けており、力関係上、大きく評価を落とすのは難しそう…ただ、栗東滞在ながら前走以後、軽めの時計しかでていないのはかなり気に掛かるところ。当日の状態は必ずチェックが必要だ。

エーシンリターンズ:春当時はやはり瞬発力に寄った馬…結果、切れ味勝負になったローズSでも好走できる下地はあったと言う事なのだろうが、この馬自身は3~4角で積極的に上がっていてのものであり、数字以上に長く脚を使った計算になる。それを加味するとこの舞台でも上位を賑わせるだけの力は持っていると考えたい。

ディアアレトゥーサ:紫苑Sは前がかなり飛ばす流れの中、その重圧を受けやすい前目のポジションから押し切った事は底力面での評価に繋がるもの。分が悪いローテーションである事を加味しても小銭はおいておきたい。

アパパネどちらかと言えば瞬発力を評価したい馬だが、桜花賞で抜け出す脚を見ても持続力勝負の中でもある程度のキレは繰り出せそう。前総崩れのローズSでも24キロ増ながら、ギリギリまで踏ん張っての4着とある程度の結果は出ており、叩いてのココは3冠磐石とまでは言えないが総合力を考えれば、無碍な評価は絶対に出来ないと思う。

ワイルドラズベリー春は緩まない流れでこその馬だったのが、ローズSでは33秒台の脚で前に迫った。コースが変わったココでも対応できる下地は十分に持ち合わせているだろうが、かなり外目の枠を引いてしまったのはマイナス材料…テンから流れないとなると隊列が詰まってかなりロスのある競馬になりそうで、そこは大きく割り引きたい。

印に起こしてみると…こーんな感じになりました。

馬名 性齢 重量 騎手 オッズ
1 1

レディアルバローザ 牝3 55 幸英明 81.2
1 2

ベストクルーズ 牝3 55 三浦皇成 99.5
2 3 ショウリュウムーン 牝3 55 四位洋文 11.5
2 4 × アプリコットフィズ 牝3 55 武豊 7.2
3 5 サンテミリオン 牝3 55 藤岡佑介 9.9
3 6

コスモネモシン 牝3 55 和田竜二 43.9
4 7

レインボーダリア 牝3 55 秋山真一 43.0
4 8 オウケンサクラ 牝3 55 内田博幸 15.9
5 9 アグネスワルツ 牝3 55 柴田善臣 14.3
5 10 × アニメイトバイオ 牝3 55 後藤浩輝 12.5
6 11 × エーシンリターンズ 牝3 55 福永祐一 17.2
6 12

アンティフリーズ 牝3 55 松岡正海 95.2
7 13 ディアアレトゥーサ 牝3 55 安藤勝己 23.2
7 14

タガノエリザベート 牝3 55 小牧太 96.4
7 15 アパパネ 牝3 55 蛯名正義 2.5
8 16

クラックシード 牝3 55 吉田豊 40.9
8 17 ワイルドラズベリー 牝3 55 池添謙一 10.1
8 18

プリンセスメモリー 牝3 55 浜中俊 90.9

これでサンテミリオンが来たら赤っ恥なんでしょうな…「消」なんて印は付けたところでなんのメリットも無い(来れば袋叩き、来なくてもあまり賞賛はされない)だけに、自分でも何で付けたのかは良く分かりません(笑)

正直、◎の内枠は良い材料とは言えません。ただロスの少ない競馬が出来ることと、出遅れさえなければ比較的良いポジションが取れるというメリットもあります。後方に下げて外をまわすみたいな競馬だけはやめて下さい。

ポチポチおねがい!

競馬ブログ・ランキング

ランキング参加中!

ペタしてね

フォローする