重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

単なる前残り?=NHKマイルC回顧=

マイドです。本日チャイナに戻ってきました…日本もたいがい暖かかったですが、やっぱコッチには負けますね~。当たり前ですがwww。現実に引き戻される病でテンションは上がらないかつトンチンカンな予想ではありましたが、回顧だけはきっちりとやっておく事にします。

g1_pict.gifNHKマイルC

Lap:12.2-10.8-11.3-11.2-11.7-11.5-11.7-12.0=1:32.4

(前:34.3-45.5/46.9-35.2:後)

予想通り最内のゲットフルマークスがハナ、2番手にジョーカプチーノが追走する展開。前半3Fまでは比較的一団でしたがそこから逃げ馬が緩めることなく進めた為に一気に縦長の隊列に…字面的には中盤緩みの無い底力勝負ですが、後続各馬については4F目からの3つは…11.7-12.0-11.2位になるのでしょうか。ただ後続に関してもただの瞬発力勝負という訳ではなく、それなりの持続力をも求められたのではないでしょうか?

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3   ジョーカプチーノ 1.32.4   2 2 2 最内 34.7
13 × レッドスパーダ 1.32.7 2 3 4 4 33.7
10   グランプリエンゼル 1.33.0 2 4 3 3 最内 34.1
9   マイネルエルフ 1.33.1 クビ 7 5 5 33.9
18 フィフスペトル 1.33.3 1 1/4 5 5 5 34.2
7 ワンカラット 1.33.3 ハナ 16 16 17 33.5
14   タイガーストー 1.33.3 クビ 9 9 8 34.0
6 アイアンルック 1.33.4 クビ 11 13 11 33.8
16 ブレイクランアウト 1.33.4 ハナ 11 11 8 大外 34.0
2   ミッキーパンプキン 1.33.5 1/2 16 16 16 33.8
12   ラインブラッド 1.33.6 クビ 7 8 8 34.3
1   ゲットフルマークス 1.33.7 3/4 1 1 1 最内 36.5
5   ツクバホクトオー 1.33.8 クビ 9 9 11 最内 34.3
15   ティアップゴールド 1.34.0 1 1/2 15 15 11 大外 34.5
8   スガノメダリスト 1.34.0 5 5 5 最内 34.9
17   アドバンスヘイロー 1.34.2 1 1/4 16 16 17 大外 34.4
11   ダイワプリベール 1.34.6 2 1/2 13 13 11 大外 35.0
4 サンカルロ 1.33.4 降着 13 11 11 33.9

結果的に逃げたゲットフルマークスを除いて、4角通過順とほぼ同じ順位での入線…行ったもん勝ちといわざるを得ないような結果となってしまった。ただテンの34.3というのは例年に比べても速いという訳ではない。稍重で行われた過去2年などと比べるとむしろ落ち着いたのではと思われるほどだ。そういう意味では前に行った馬に有利な流れだったという事なのだろう。あくまで結果論ではあるが…

で、4F目に入ってもペースを落とさなかった逃げ馬に対し、しっかりと脚を溜めに入った後続馬…それは1頭を除いての話なのだが。そのジョーカプチーノだけは積極的に前を追い掛けて行き、自身は瞬発力を必要としない競馬に持ち込んだ。位置取りの利もあった事は事実だが、適正ペースどおりの競馬を貫いた事が一番の勝因と言っていいだろう。NZTでは空馬に絡まれながらの厳しいレースながらの権利確保だったものの、ここまでのパフォーマンスが出来るとは正直驚いた。ただ勝ち時計からも、レース内容からも決してフロックではない。一流のスピード持続力と底力を兼ね備えた馬であることは間違いない所…変則2冠を目指すようだが、この馬の出現でペースが変わる可能性も…12Fへの適正は未知数だが、こなせるのならもしかするともしかする…それを考えてしまうだけの底力は持っているはずだ。

2着レッドスパーダは4F目からはきっちりと脚を溜めに入った。自身の戦績から考えてもそれは決して間違った作戦ではないだろう。溜めが少なかったかもしれないが、一応は自身の力を出し切っての物で勝ち馬を褒めるしかない。今後も然るべき条件ではきっちり結果を出せる瞬発力上位の先行馬…という事だろう。ただし今回の結果で上がりのみに特化した馬ではないという部分も見せる事が出来たのでその辺りも頭には入れておく必要があるだろう。

この馬を買う要素は正直全く見当たらなかっただけに参ってしまったのがグランプリエンゼル。位置取りの妙があったとは言え、7Fまでしか経験の無いこの馬が3着に粘った事で、このレースの評価が分かれる所だと思う。個人的には決して楽なレースではなかったと思うだけにこの馬の次走以降にも注目したい。フロックと思われて人気にならないようなら狙って面白い存在になるはず…

マイネルエルフは最後に3着に上がるかと思われたが、伸び脚が3着馬と一緒になってしまった。瞬発力面での裏付けが全く無かっただけに、勝ち馬の様な立ち回りをしたら、もっと結果は違っていたように思う。次走は予定(希望)通りにラジオNIKKEI賞のようだが、この結果ではかなり人気してしまいそうなのが、大きな不満である。

枠を意識したか前半から出していったフィフスペトル。上手く内を見る位置で競馬が出来たのだが、この馬にとってはこの流れが災いしたか…これまでのように切れをもっと生かせる条件の方が好走に近い…そういう意味では先行して位置取りの利は獲得したものの自身の特性を生かす流れに乗ることは出来なかった…そういうところだろう。

後方から唯一前に迫ったワンカラットは、半馬身程度出負けしての最後方からの競馬…この馬自身は瞬発力面で良い所を出してこの結果だったという評価になるのだろうか。オークスの権利を持ちながらココに駒を進めただけに、距離的にはココまでが限界という事なのだろう。今後も取り扱いの難しい一頭になってしまった。

さて人気どころで沈んでしまった各馬だが、アイアンルックに関してはあの不利が致命的と言っても差し支えないだろう。パトロールフィルムを見ても分かるが、それくらいの不利は十分に受けている。それでも巻き返してココまで来ていることは、やはり瞬発力でいい馬という事。差しが届く舞台ならば大きい所でも十分にやれるはずである。逆にあまりに不甲斐なかったのがブレイクランアウト。予想段階で外枠を危惧しており、一応それは的中した事になるのだが、33秒台を出している各馬を尻目に34.0の上がりはどうしたものか…鞍上の都合なのか何なのかは知る由もないが、ローテーション的に異例だったのも事実であり、ココを叩いてダービーでの巻き返しの可能性はまだ捨てきれない。鞍上がリーチザクラウンを取るのも好材料…にしておこう。

サンカルロに関しては何もいう事ありません。それだけですね。

予想の段階で3着馬がとある理由から押さえると言っていたものの、軸が降着で最下位ではどもなりません。更に勝ち馬どうしても切りきれずにヒモには加えていたのですが、軸馬が最下位ではどうしようもありません。しつこいようですが、馬券的にはホントにどうしようもないレースでございました。その分ダービーが面白くなるってもんですな。

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