衝撃の圧逃劇の果てに…=有馬記念回顧=
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マイドです。はい…もぬけの殻です_| ̄|○ il||li このやるせない怒りをどこにぶつければいいのでしょうか?やっぱり彼に全てを託すのは間違いだったという事でしょうな。
愚痴は置いといて、サッサと回顧にいきましょう。投げやり口調ですが、レース自身は素晴らしい物でしたので、その辺は誤解の無いように言っておきます。
有馬記念
Lap:6.9-11.2-11.9-11.2-11.9-13.0-13.2-12.4-11.5-11.9-12.0
(前:41.2-53.1-66.1/59.8-48.3-36.4:後)
ちなみに自身が2着した昨年のLapがコレ。
Lap:6.9-11.2-11.2-12.1-12.4-13.4-13.2-12.5-11.9-12.4-12.2
馬場状態の差はあるものの去年と大きく違っていたのが赤字の部分…緩みがあったというのは共通するのですが、その緩め方に大きな差があるのが一目瞭然…要はこの部分で合計1.8秒は苦しい競馬をしたという事です。この厳しいかつ緩急のあるLapを刻めば付いていった馬がどうなるのか…これもまた一目瞭然。そしてダスカに取ってはそれがマイペース…ただそれは他の馬にとってはかなり厳しいペースだったという事に他なりません。
13 | ○ | ダイワスカーレット | 2.31.5 | 1 | 1 | 1 | 1 | 最内 | 36.4 | |
14 | △ | アドマイヤモナーク | 2.31.8 | 1 3/4 | 14 | 14 | 13 | 11 | 大外 | 35.8 |
6 | エアシェイディ | 2.31.9 | 3/4 | 9 | 8 | 5 | 7 | 外 | 36.4 | |
11 | ドリームジャーニー | 2.31.9 | ハナ | 11 | 13 | 13 | 9 | 中 | 35.9 | |
8 | スクリーンヒーロー | 2.32.0 | クビ | 10 | 8 | 5 | 2 | 中 | 36.5 | |
7 | ▲ | アルナスライン | 2.32.2 | 1 | 11 | 11 | 10 | 9 | 大外 | 36.4 |
1 | × | カワカミプリンセス | 2.32.5 | 2 | 2 | 2 | 5 | 7 | 最内 | 37.0 |
9 | メイショウサムソン | 2.32.5 | ハナ | 2 | 2 | 2 | 2 | 内 | 37.3 | |
5 | △ | フローテーション | 2.32.7 | 1 1/4 | 7 | 5 | 2 | 4 | 中 | 37.5 |
2 | ベンチャーナイン | 2.32.7 | クビ | 8 | 8 | 12 | 11 | 内 | 36.8 | |
3 | コスモバルク | 2.32.8 | 1/2 | 6 | 5 | 10 | 11 | 最内 | 37.0 | |
10 | ◎ | マツリダゴッホ | 2.33.1 | 1 3/4 | 11 | 11 | 5 | 4 | 外 | 37.5 |
4 | エアジパング | 2.33.9 | 5 | 5 | 5 | 5 | 11 | 内 | 38.3 | |
12 | △ | アサクサキングス | 2.34.3 | 2 1/2 | 4 | 4 | 2 | 4 | 内 | 39.1 |
特に回顧の必要がないとも言える結果…最強馬の作り出す厳しいかつ緩急のあるLapに前半からくっ付いて行ったカワカミプリンセスやメイショウサムソンはもちろん、勝負所で果敢に仕掛けていったフローテーションやスクリーンヒーローなども全て返り討ちに合う結果となってしまった。逆に末に賭けるような形になったアドマイヤモナークとドリームジャーニーが下馬評を覆しての上位入線。それでも差し切るまでは届かなかった勝ち馬のパフォーマンスは現役最強という評価ではもはや括れない…史上最強牝馬という所に手が届いているのではないだろうか?来年は間違いなく海外での競馬になるだろうが、この有馬記念の勝ちでもう日本で競馬する必要はなくなったと言っていいだけに、個人的には大歓迎。ディープのように後方からレースを進める馬でないだけに、よりガチンコでの勝負が出来るはずで、非常に面白いレースが見られそうだ。
その他の馬については特に書く事はない…果敢に勝ち馬に勝負を挑んだ馬達が力尽き、後方から間隙を縫った馬たちが浮上してきただけの事である。そんな中で、残念だったのがやはりマツリダゴッホ…パドックを見た瞬間に「この舞台なら勝てる」という確信すら持っていたし、この馬だけは唯一後半の底力Lapにも対抗できると思っていただけに、前半から行きたがってしまい、それを御するのに手間取ったか、いつの間にかポジション取りが悪くなってしまった。ただこの馬とて3~4角で上昇を見せて、見せ場は一応作ったと言えるが…この大舞台で実力を全て出し切れなかったと言うのも事実であり、個人的にはやはり評価したくない。ただベストのパフォーマンスが出来たとしてこの馬がどの位の位置に残せたかは、正直微妙ではあるが…
個人的にはやはり消化不良といわざるを得ないグランプリでしたが、どこまでも進化を続ける女帝の走りには感動すら覚えます。もう一つ上のステップに到達できるなら…それは未だ日本馬がなし得なかった未知の領域に入ることになりそうです。
※ラジオNIKKEI杯2歳S回顧が残っていますが、今年の更新はこれをもって終了の予定です。いつまでも拙く読みづらい文章に今年も1年お付き合い頂きまして誠に有難うございました。来年こそは結果の付いてくる予想と回顧にして行きたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
それでは皆様、良いお年をお迎え下さい。
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