重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2年5ヶ月の空白を経て=ジャパンカップダート回顧=

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マイドです…2年5ヶ月休んでいた馬がG1を取れるんですね~。この馬が凄いのか…他の馬がだらしなかったのか…ジャパンカップダート回顧です。

g1_pict.gifジャパンカップダート


12.4-11.2-13.1-11.7-11.8-12.4-12.0-12.1-12.5=1:49.2
(前:36.7-48.4-60.2/60.8-49.0-36.6:後)

フロストジャイアントの出はあまり良くなく、サクセスブロッケンも控える競馬…ティンカップチャリスがあっさりと先頭に立って1コーナーへ…その結果、テンの3Fはなんと36.7という条件戦と見間違えるようなスローで入りました。2角でサクセスブロッケンが我慢できないとばかりにハナにたちそこからはレベルの高い持続力勝負となった訳ですが…勝ち時計こそそれなりに纏めたとは言え、5Fで60.2というのはこのメンバーならさして速いとも思えないだけにやはり前が有利な流れ…だったのでしょうか?あまりばらけずにレースが推移した為、逃げ馬たちにはそれなりの圧が掛かっていたのは間違いないと思いますが…

10 カネヒキリ ルメール 1.49.2
4 5 3 5 最内 36.4
5 メイショウトウコン 藤田 1.49.2 15 15 13 7 大外 35.9
6 ヴァーミリアン 岩田 1.49.3 クビ 10 12 9 5 36.2
3 サンライズバッカス 佐藤哲 1.49.6 1 3/4 13 13 13 10 大外 36.3
12 ブルーコンコルド 1.49.6 8 8 6 7 36.6
11
カジノドライヴ 安藤勝 1.49.7  3/4 4 4 3 4 36.9
14
フリオーソ 戸崎 1.49.9 1    2 3 3 2 37.2
7
サクセスブロッケン 横山典 1.49.9 ハナ 2 1 1 1 最内 37.3
1
ワンダースピード 小牧太 1.50.2 1 3/4 10 10 11 13 36.7
15
ワイルドワンダー 蛯名 1.50.2 ハナ 8 8 6 7 37.2
16
ボンネビルレコード 内田博 1.50.8 3 1/2 13 13 13 13 37.2
2 × フロストジャイアント ヴェラ 1.51.5 4    10 10 11 11 大外 38.0
8 × ティンカップチャリス プラード 1.51.6 クビ 1 1 2 2 38.9
9
アドマイヤフジ 川田 1.52.3 4    4 5 9 12 最内 39.1
4
メイショウバトラー 福永 1.54.5 大差 4 5 6 15 最内 41.3
13
マストトラック ゴメス . .
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カネヒキリは先団を楽に取っての追走…2角からのペースアップも動じずに対応し、インぴったりで直線にはいるとティンカップチャリスが空けた内を抜けて凌ぎきった。逃げ馬のすぐ後ろと言う展開的には最も良い位置で競馬が出来た事。そこに導いた鞍上の冷静な騎乗も褒められて然るべきだが、力さえ戻っていればこの馬にとってこの位のペースは何の問題もなかったという事。2年半前と同等の能力が戻っているかどうかは微妙と言わざるを得ないだろうが…しかし少なくとも今のダート界でトップクラスの力がある事は証明できた。そこまで持ってこれただけでも物凄い事であり、復活を素直に喜びたい。

2着メイショウトウコンは3角手前から進出を開始し、最後までしぶとく伸びた。あれだけロスの多い競馬をした上でのこの結果だけに、遂にG1まで手が届く所に来たと言っていいだろうが、一見前有利に映るこの展開もこの馬にとっては不利でもなんでもなく、プラス馬群が詰まったレースになったことでここまでの結果が出せたとも言える。東京コースは間違いなく合わないだけにフェブラリーSでの過信は禁物。3着ヴァーミリアンは中団からの競馬になると誰もが予想したはず。実際スタートも問題なくそこそこの位置を取れたと思われたのだが、2角ではなぜか後方に位置…そこから3~4角を地力でポジションをあげていくものの、最後は2着馬にも交わされて国内GⅠ7連勝はならず…位置取りの逆流と外を回ったことが大きく響いたのは間違いなく、力負けではない事は見て取れるが、同じ位置から競馬したメイショウトウコンに先着を許しているのも事実…まだ完全に戻りきっていなかったと捉えるべきなのか、寄る年波には勝てぬという事なのか?いずれにせよ次走以降も注目はしておきたい。

サンライズバッカスも自身の競馬は出来ている。ただ2着馬のように有る程度自分で動いていく競馬が出来ないとこの舞台での好走は難しそうだ。5着ブルーコンコルドも理想的なレース運び…ここでも勝負所でスッと反応できないズブさを見せていたが、最後止まってしまったのも事実でありやはりマイルがベストレンジという事だろう。

サクセスブロッケンは2角で行ってしまった時点でほぼレースは終わったと言っていい。切れる脚が無いだけに馬群が詰まったのも痛かっただろうが、ならば自身で最初からペースを作っていれば、また違った結果になっていたのは間違いないし、現時点ではスピードに任せて競馬したほうが良いという事。真の一線級と戦うにはこの辺りが課題になってくるだろう。逆に個人的に大健闘と言っていいのがカジノドライヴ…一瞬は勝ち馬と一緒に抜けてくるかと思わせる脚は見せられたと思うし、内容としては来年に大きく繋がる物だったと思う。

外国馬に関しては…特にいう事はありません。来年もちゃんと参加してくださいね~。

リアル馬券はパドックを見て外国2騎はあっさり消して、代わりにワンダースピードワイルドワンダーを拾っての組み立てで勝負しましたが、結局はどちらをとっても結果は変わらなかったという事でした。ま、当たる時はこんなもんです。





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