重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 9/8 その2 小倉2歳S篇

 なんとあれよあれよと言う間に決勝進出ですか。もしかしたら史上初のGS制覇(ボートレースじゃないよ)まで簡単に行ってしまうかもしれませんね。その前に錦織クンの前に立ちはだかる巨大な壁(ジョコビッチ)へのチャレンジも注目ですが。

 

小倉2歳S

Lap・馬場振り返り

11.9-10.4-11.1-11.7-11.7-12.1=1:08.9

 どの馬も積極的に行かず。結局うちからジワっと出たチュウワフライヤーのペースに。前後半差+2.1はこのレースを考えると標準的なものと言えるのだが、ラスト1Fはほぼ勝ち馬のLapであり、大半の出走馬にとってはオーバーペースだったと見ておきたい。裏を返せば、勝ち馬以外のレースレベルとしてはかなり微妙だったのではないだろうか。

 

各馬振り返り

 ファンタジスト:道中3番手を追走。4角で並びかけあっさりと抜け出してきた。このペースで唯一前で捌いた馬が勝ちきっている以上、このメンバーの中では一枚上と言わざるを得ないが、あくまでこのレースでの平均に近いペースで走っただけとも取れるだけに、そこまで評価する必要はないだろう。距離は恐らく1400位まで…京王杯なら何とか…それ以降はむずかしいかなというイメージで。

 アズマヘリテージ:出負けを巻き返して中団へ。3~4角は内目でポジションを上げ、そのまま内を捌く形で浮上してきた。立ち回りの上手さが光った結果であり、それ以上の評価は難しい。ただ混戦を捌いて浮上してくるタイプであるだけに、忘れた頃に…というパターンは頭に入れておいたほうが良いかも。

 ミヤジシルフィード好発も控えに回り、馬群内でポジションが悪くなってしまう…3~4角でも動くに動けないような状況だったが、直線早々に進路が開くときっちり伸びてきた。結果的に動けないところで脚が溜まった印象もあり、こちらも強く評価はできない。器用さはあるだけに、そんな舞台なら一枚は置いておこう。

 

 

 正直、レースレベル的にはかなり?なので、人気で凡走した馬含めてこれ以降は回顧する必要な無いかなと思っております。すぐ週末が始まりますので、今回はこの辺で…






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先週の反省 9/1 札幌2歳S篇

 男女日本勢の快進撃の報をかき消すかのような大地震…我が心の故郷北海道を直撃とは…心中穏やかではありませんが、いつも言っている通り、元気な我々が必要以上に下を向く必要はありません。いつもどおりの生活をいつもどおりにやればいいんです。個人的には今月下旬の一時帰国中に北海道に行く予定があるのですが、これまで以上にお金を落とすつもりで元気に行ってくるつもりです。その札幌で行われた2歳重賞を振り返っておきましょう。

 

札幌2歳S

Lap・馬場振り返り

12.4-11.7-11.9-12.2-12.2-12.1-12.3-12.6-12.7=1:50.1

 木金と雨が降って稍重スタートから良に回復してすぐのレース…3~4頭が様子を見ながら1角に入り、コーナーワークでラパストーンがペースを作ることになった序盤戦だが、意外とペースは遅くない。さらに向正面でナイママが仕掛けてペースを落とすことを許さずに勝負はラストの我慢比べに持ち込まれた。息を入れる間のない前の馬にはかなり厳しい流れで、かつタフな最終週の馬場も相まって、差し馬の台頭を呼んだと言えるだろう。

 

各馬振り返り

 ニシノデイジー向正面で外を意識しつつ、3角以降は積極的に2着馬を追うように上がっていき、競り合いを制した。函館の未勝利勝ちもそうだったがタフな馬場、厳し目の流れでの追い比べという舞台がピタリとハマッたと言える。次は東スポ杯とのことだが、現時点では適正的にかなり微妙なのではと思っておきたい。

 ナイママ:向正面から積極的に上がっていき3角では2番手。4角ではいっぱいに手が動きながらも勝ち馬との競り合いに持ち込んだ。ここまで極端ではなかったがコスモス賞を彷彿とさせるレース内容で、ここへの適正も高かったと見ておきたい。勝ち馬同様に東スポ杯へコマを進めるようだが、評価としては同等で…決して弱い馬ではないが東京9Fでやれるイメージはない。

 クラージュゲリエ:中団やや後方からも3角で早くもムチが入り苦しい追走となったが、最後は何とか前に迫った。新馬とはまるで違うペースに戸惑った感もあるが、決してこのペースが合っているとは思わせないパフォーマンスだっただけに、今一度見直したい一頭。また距離が伸びるのはプラスではなさそうで、2000mを使うのであれば少し割引きたい。

 エメラルファイト:後方からも3~4角は内目で我慢し、そこから外に出そうとした所で伸びあぐねる3着馬が壁に…そこから更に外に出して踏み直して伸びてきた。仕方のない部分もあるが、下手乗りの印象も強く…とおもったら、またこの鞍上。それはさておき緩急の少ないLapは得意な部類に入ると思われ、そんな舞台ならもっとやれて不思議じゃない。距離は伸びても問題なさそうだ。

 アフランシール:出していこうとすると掛かってしまい、それを最後まで引きずってしまった。ここはノーカウントで改めて期待したいが、これが癖になると少々厄介。能力は高いだけに何とか立て直してほしいところだ。

 ウィクトーリア:やや出負けも巻き返して好位やや後ろの外目。3~4角は内目からスムーズに上がっていったが、直線入り口ではすでに手応えが怪しく、完敗と言える内容だった。ペースが合わなかった可能性もあるが、新馬はスムーズさも含めてうまく行った印象も強く、個人的にはそこまで強くなかったのではと思っておきたい。

 

 

 今回の結果を受け、やはり距離短縮がいいなと思ったのがこの馬… (ラブミーファイン)レースぶりはスムーズでしっかりした流れに対応できなかっただけに、やはり短いほうがいいのでは思わせる結果でした。完成度は高い馬なので、2歳の内に積極的に買いたい一頭です。







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先週の反省 9/2 その1 新潟記念篇

 怪我や不調に悩まされていた松山クン、錦織クン共に復活の兆しが見えてきましたね。それに伴って寝不足がスタートするんですが…それはそれで嬉しい悩みです。さて秋競馬を前に久々の3重賞…内2つが2歳重賞ですので、ボリューム少なめになると思いますが、よろしければご覧頂ければと思います。まずは新潟記念から…

 

新潟記念

Lap・馬場振り返り

12.9-11.1-11.6-11.7-11.9-11.9-11.8-11.7-10.7-12.2=1:57.5

 ダッシュ力があるのか無いのかよう分からんマイネルミラノがペースメイク…結果中盤に12秒台が全く無いというコース改修後初の新潟記念を作り上げた。前後半差で見るとまだ後傾の部類であり、激流だったというわけではないが、中盤緩まなかった分、前の馬たちのペースアップのポイントも遅れ、後ろの馬にとっては楽に前に取り付ける要因になった。残り400の時点で外の馬がほぼ前に並んでいることからもそれが見て取れるわけで、そういう観点から言っても後方にいる馬に有利に働いたレースだったと言えるだろう。

 

各馬振り返り

 ブラストワンピース:余裕を持って控え、3角を待たずに外目に誘導。そのまま大外を回して残り2Fで前に並び、余裕を持って後続の追撃を封じた。枠関係なく、最初から外を狙う予定で馬場もそれに綺麗にハマったということだろう。溜めるだけ溜めてキレに頼る馬ではないので、この流れも悪かったと思うのだが、個人的に菊花賞に通じるかと言われれば…もし好走の要素があるならば先行したときではないだろうか。恐らく人気の一角は占めるはずで、個人的には積極的に買いたい馬ではない。

 メートルダール:出負けで後方からだったが、勝ち馬がすぐ前にいたおかげで終始マークするような競馬になった。前には及ばなかったが、それでもこの馬の脚はきっちり使えており、力は出せたと言えるだろう。後半のやや荒れ気味の馬場で上がりを活かすというのが好走パターンで、いろいろ噛み合った結果とも言える。機動力も大して持っていないだけに中山に出てくるようなら軽視。東京でも前半週の高速馬場なら同じく割引きたい。

 ショウナンバッハ:こちらも出負け。前の2頭とは対象的に内を回って進め、直線だけ馬場の中央に。そこから狭いシーンもあったがしっかり伸びて2着馬に喰い下がった。このブログでも昨秋~今年序盤にしつこく狙い続けたが、ここで走られるとは…条件にかかわらず自身の脚はきっちり使える馬で、そこに鞍上の好判断も重なったということだろう。また高齢馬のハンデ減緒戦は…というのも是非覚えておきたい。

 エンジニア:追走に苦労するような感じで中団。直線もそれなりに伸びてはいたが…先行していい馬だが、これまで緩めのペース故に叶っていた面もあり、そういう観点から言っても格負けしてしまったかなと言える内容だった。まぁ立ち回り巧者でもあるので、中山に変わっても内枠ならまだ見限れないが。

 メドウラーク:この荒れ気味の馬場の中で、しっかりと力は出せているのかなと言う印象。ただペース的にもコース的にも間違いなく適性外の結果なので、適条件で改めて…って、それがいつなのかは分からないが。

 セダブリランテス:出して掛かって、折り合っている内にポジションを悪くしてしまう…って、先週も似たようなこと書いたような気が…骨折明けだけに、ノーカウントでもいいのだが、鞍上は変えたほうがいいかも。ペース的にも緩みの少ないレースはラストで伸びを欠くケースも見られるだけに、そこは注意したほうがいいかもしれない。

 グリュイエール:かなり掛かり気味の追走で中団馬群の中から…直線も外に振り向けつつ進路を探したが、終始を確保できないままだった。とはいえ、脚があれば抜けてこられないこともなかっただけに、やはり前半のロスが大きかったのではないかと思われる。この状況だとやはり距離短縮の方がよさそうで、とりあえずノーカンで考えたい。

 

 

 とりあえず今回は適正が合わなかったかなと思わせたのがこの馬→(ストーンウェア)血統背景とは裏腹に基本緩みが必要な馬だけにペース的にも合っていなかった。高速馬場も問題ないので、開催前半のきれいな馬場で見てみたいところだ。






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先週の反省 8/26 その2 新潟2歳S篇

 ブラインドタッチがほぼ我流のワタクシ…意外と右手のほうが使いにくかったりします。特にしんどい思いをしているのが"Enter""Back Space"特に…"Back Space"は我流ゆえにミスタイプの多い自分にとっては使用頻度の高いくせに小指から遠く離れているという悪循環の元凶とも言えるキーだったりするのですが、ふとしたきっかけでキーの置き換えが出来るという事がわかり、考えてみること3分…"変換""無変換"という個人的に全く使っていないキーがあることに気づいた私は"変換=Back Space" "無変換=Enter"という風に置き換えてみました。共に"スペース"の隣りにあるキーで"変換→右親指" "無変換→左親指"で押すことで対応できるようになるわけです。慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、うまく行けば儲けもの…しばらくはこれで行ってみようと思うわけなんですが…

 …という、いつもより長めの前振りをいつもより長い時間かけてタイプしているおっさんがお届けする回顧録…よろしければご覧ください。

 

新潟2歳S

Lap・馬場振り返り

12.9-11.4-12.0-12.7-12.5-11.4-10.6-12.0=1:35.5

 エルモンストロが好発からそのままペースメイク…前半からゆっくり入った割には一頭で3馬身ほど離して逃げるような展開から、直線までペースが上がらないまま実質上がり2Fの勝負という形での決着。ドスローという表現で良いと思うが、その割にはラスト1Fが掛かりすぎ(たとえ稍重でも)という印象が拭えず、レースレベル的にはもう一つだったような気もする。馬場的には一雨あったせいなのか、直線で外へ向かう馬が続出。逃げ馬も内をなるべく避けるようなコース取りをしており、次週以降も差しが十分届くのではないかと思わせるような状況だった。

 

各馬振り返り

 ケイデンスコール:一団の中でも後方よりの競馬だったが、直線で大きく外に広がった時には前との差はほぼ無くなっており、この馬の上がり性能で楽に前を捕まえることができた。このレース含め3戦全てが上がり勝負で最速をマークしており、適正としても高かったというでいいと思うのだが、抜け出してからはイマイチで、その辺りがラストの時計を要した一つの要因でもあると思う。こういうタイプは距離に融通がききそうなので、カナロアだからという見方はしないほうがいいと思うのだが、前述の通りレースレベルとしては微妙だったので、必要以上の期待はしないほうがいいかも。

 アンブロークン:出負けを巻き返そうとして掛かりつつも後方のままというかっこ悪い競馬…直線でバラけたすきに伸びてきたのだが、残り200mまでのところで抜け出しきれずに、外からの差しを許してしまった。下手乗りはともかくトップスピードの質には少し難がありそうで、もう少し流れるような舞台で見てみたい。ただ掛かりグセは何とかしないと…

 スティルネス:折り合いを意識しつつ先団からいち早く外目に誘導し先頭に並びかけたのだが、そこからジリジリとしか伸びなかった。減速Lapの6F戦を勝っての参戦ということになれば、やはり上がり負けということになるだろうが、それでもここまでやれたことは一定の評価はしたいところ。500万~OP辺りならいい勝負ができそうだ。

 ジョディー:今回はあえて控える作戦という感じの競馬だったが、結果的には伸び負けという形になってしまった。新馬の内容は悪くなかっただけに、違ったペースでもう一度見てみたい馬。ここで評価を落とす必要はないだろう。

 

 

 通った位置的にも距離的にも少し割を喰ったと思わせたのがこの馬…エイシンゾーン)レースレベル的に大きく注目する必要はありませんが、距離短縮で見直せるのではないかと思い上げておくことにします。







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先週の反省 8/26 その1 キーンランドカップ篇

 ディープスカイの仔というよりもタキオンの血が繋がってくれることの方が嬉しいですね~。アドマイヤオーラ辺りがもうちょっと頑張ってくれたらなぁと思うのですが、だいぶ活力も落ちてしまってますしね。

 

キーンランドカップ

Lap・馬場振り返り

12.1-10.7-10.9-12.0-11.6-12.1=1:09.4

 ダッシュ良くナックビーナスが行く所を大外からオールインワンが付かず離れずの位置で追走。前半は少し競るような形になって、ペースが速くなった。プレッシャーの緩くなった後半は、一旦緩みを見せつつの再加速でのゴール。前後半差+2.0はこのコースではかなりの前傾の部類に入るのだが、前傾になればなるほど前目の馬の残り目が目立つというのはこのコース(レース)の特性でもあったりする。逆に前後半差がなく、上がりを強調するような舞台になった方が差し馬がやってくるケースが増えるのだが、小回りの割には緩やかなカーブという、他では見ないコース形態が影響していると思われる。これは来年以降も覚えておきたい点だ。

 

各馬振り返り

 ナックビーナス:ダッシュ良くハナから、前半は厳しいレースになったものの3~4角で一息入れて直線再加速。後ろを置き去りにした。どんなペースでも一脚は使える馬で今回は一瞬でも息を入れられたペースが奏功したと言える。ただ自身でペースを作りながら、上がりもまとめての完勝は力の違いを見せた部分もあり、春のG1・3着は決してフロックでなかったということ。スプリンターズSでも勝負になるとみるが、相手関係より高速馬場の方が怖いかも。

 ダノンスマッシュ:番手からしっかりとこの馬の脚は使って2着は死守。ここ2戦で完全にスプリンターのそれを見せてきたし、適正はココにあると思わせる内容だった。勝ち馬には力負けも、この距離での素質はありそうで、すぐにとは言えないが上を目指せる予感あり。今秋より来年に期待したい一頭だ。

 フェイシャペリシタ:2着馬に前に入られ3列目から。追ってイマイチだったが後ろに差されることはなかった。もともと立ち回りの力はある馬で内枠はプラスだったが、この距離でもしっかりと前の位置を取れるダッシュ力を身に着けたことも大きい。今回のような前傾でも内でしっかり立ち回れる条件であれば、今後も狙えるシーンはありそうだ。

 キャンベルジュニア:意外と高い位置で競馬ができていてビックリ。緩んだ部分で積極的に上がっていくのは鞍上らしかったが、ラストは伸びが甘くなってしまった。ココに来て距離問わずにペースに対応できるようになってきたのは大きいのだが、スピード対応できるようになった分、マイルでは厳しいのかなと思わせる部分も…トビが大きく緩急が少ないペースでこその馬であるのはそうなのだが、使われる距離にも注目したい。

 スターオブペルシャやや出負け。内目から差を詰めにかかった時にちょっと待たされるような所もあったが、概ねスムーズに伸びてきた。うまく着を拾った感もあり一概には評価できないが、このペースで差しに回っても伸びたことは覚えておきたい。OP特別の6F戦なら戦えて不思議じゃない。

 レッツゴードンキ内が詰まりそうなのを見越してか4角からは外に出る形になって追い上げてきたが…加速を伴うハイLapというのは決してこの馬にとって悪くなかっただけに、もう少しやれて欲しかったというのが本音。まぁ内突いてナンボという所もあるだけに一応参考外としておこうか。

 ムーンクエイク:前走より更なる距離短縮で流れに乗れず。一応参考外としたい。もちろん距離延長で見直し。

 

 

 流れは悪くなかったものの乗り方間違えたかなと思わせたのがこの馬…
 (トゥラヴェスーラ)前走の内容から見てももっと溜めたほうがいいはず。3~4角ではすごい手応えだっただけに、惑わされたところもあったのでしょうかね。力はあるだけに今一度見直したいところです。





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先週の反省 8/19 その2 北九州記念篇

 今週はWASJだったんですね。個人的には予想が難しくなるのであまり好きじゃなかったりするのですが…

 

北九州記念

Lap・馬場振り返り

11.6-10.2-10.6-11.2-11.3-11.7=1:06.6

 ラブカンプーを内からゴールドクイーンが交わしてのペースメイク。走破タイムから逆算すると前後半差は+1.8と決して超激流というわけではないのだが、流石に前半32.4は速く、ラスト1Fはほぼ勝ち馬のLapだっただけに、やはりやや前に厳しいレースだったと見ておきたい。馬場的にはフラットに近いが、外の差し馬はちょっと厳しいかなという感じで、その分外からの伸びはいまいちだったということだろう。

 

各馬振り返り

 アレスバローズ:中団のインで脚をため、直線も内から1・2頭目の間がポッカリ空いてその部分を抜け出してきた。ハンデ戦ハンデ戦で2キロ増えた中での連勝は評価していいが、流れが向いたこと、内でここまでうまく立ち回れるかと思えるほどロスがなかったことも事実であり、個人的にはそこまで評価したくないというのが本音。スプリンターズSに向かうようだが、流石に家賃が重いだろう。

 ダイメイプリンセス:押して押して中団確保もそれ以降の追走はスムーズ。先に抜けた3着馬はきっちりと捕らえたが、内からの出し抜けにやられてしまった。得意の減速Lapだけに勝ちきってほしかったが、目下の充実ぶりは示せたと思う。勝ち馬が連勝したことでサマースプリントチャンプになるためにはセントウルSを使う必要が出てきたが果たして…個人的には出るなら買いたいが。

 ラブカンプー:スタート良く譲って番手に。直線いち早く抜け出してきたが、流石にラストは甘くなってしまった。これまで激流に対しての適性はなかっただけにアイビスSD回顧の時点ではココでは切ると言ったのだが、これだけ楽に追走してここまで粘れた事に対しては完敗というよりほかない。51キロではあるが3歳馬の中では最先着であることには違いなく、次走も一応注目したい。

 グレイトチャーター:中団後ろ目のインから、こちらもロスなく内目をスルスルと上がってきた。勝ち馬もそうだが、それ以上に思える好騎乗だった。さすがにこれ以上を求めるのは厳しいだろう。

 セカンドテーブル気持ち出が悪く、いつもの競馬にならず。それでもジリジリとは伸びているし掲示板を確保できたことは力の裏返しとも言える。ハイLapでも前で踏ん張れる馬だけに、今後も狙い所はいくらでもあるだろう。

 アサクサゲンキ:6Fでは付いて行けていない分、安定感を欠く内容になってしまう。そういう意味ではやはり7F戦を使うしか無いのではないだろう。

 ダイアナヘイロー:2走連続でスタート後手。この時点でノーチャンスである意味ノーカンなのだが、常にスタートの不安を抱えている馬を上位に取るのはリスクが大きすぎるし、これからも人気する馬なのであまりいいお付き合いができそうにないというのが正直なところか。

 ゴールドクイーン:流石に飛ばしすぎた。現状はイーブンLapでこその馬でココはノーカンで良いだろう。

 

 

 もろもろ不利が重なったのがこの馬…(アンヴァル)出負けに直線イン突きで前詰まるという踏んだり蹴ったりの競馬。しっかり流れるペースでこその馬だけに、その舞台を静かに待ちたいところ。







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先週の反省 8/19 その1 札幌記念篇

  先週の土曜日から寝違えで首が思うように回りません。はい、実際の自身の財政を体現するべく頑張っております(?)反省だけならサルでも出来るを合言葉に今週も張り切って参りましょう。

 

札幌記念

Lap・馬場振り返り

12.5-10.4-11.5-12.1-12.6-12.4-12.0-12.6-12.5-12.5=2:01.1

 最内マルターズアポジーと中程からネオリアリズム馬なりで前を形勢しようとしたところに、大外からアイトーンが出ムチをくれて参戦。1角は結果的にマルターズが先頭で回る事となったが、これが序盤のペースを押し上げ、縦長の隊列を形成した。ただその後ペースが緩んだ部分で馬群は縮み、残り800m辺りからは一団に近い形のレースになったことから、差す馬たちも中盤以降で楽できた部分は非常に少なく、位置取りで言えば後ろでも十分届く要素のあるレースだったと言える。また一つ気になるのが、同距離で行われた同日8R(牝馬限定500万下:勝ち時計2:02.3)と比べても時計が遅すぎる点…前述の通り前半から流れて時計の出る要素は揃っていたと言えるだけに、腑に落ちない点があることは覚えておきたい。

 

各馬振り返り

 サングレーザー:中団で折り合いを気にしつつの追走。3~4角で各馬が外を回す所を自身は中ほどでじっと待機し、直線で進路を見つけると外から脚を伸ばした2・3着馬を内から捕らえきった。懸念点は距離だっただけに、このLapでもしっかり伸びて勝ち切れたことは収穫と言えるだろう。ただ乗り方も抜群、力のいる馬場も合っていたという側面もあるだけに、個人的にはまだ半信半疑としておきたい。このまま秋天直行で人気になるようなら軽視の方向で考えよう。

 マカヒキ強引とも言える3~4角大外マクリ…それでも一旦は突き抜ける態勢だったが、ラストは勝ち馬に内から交わされてしまった。位置取り面の利はあったものの、普通に一番強い競馬をしたのかなと思わせる内容。個人的にはこの馬の真骨頂はトップスピードの質だと思っているので、このペースで格好を付けられたことは秋に向けての収穫と考えたい。恐らく本番のほうがこの馬向きのペースになるはずで、そういう意味でも期待したい一頭。

 モズカッチャン:出負けで後方から。4角までは内目でじっとして直線だけ外に出して一気に伸びてきた。力のいる上がりの掛かる馬場もプラスだったし、スタート以後の鞍上の判断も抜群だっただけに、個人的には強い競馬だったとは評したくないのだが、牝馬どおしなら十分威張れる内容だった。そういう意味では上々の滑り出しなのでは。

 サウンズオブアースこの馬らしい差し脚を活かす位置での競馬。決して得てなペーストは言えなかったが、鞍上の檄に応えてジリジリと伸びていた。ただ位置取りの利は確実にあっただけに、この結果だけを持って復活の兆しと捉えるのは少し早いかも。個人的には次も半信半疑で。京都大賞典辺りで好走してくれればもう少し評価を上げられるのだが。

 スティッフェリオ:好位外目の馬群の中から。3~4角で前を目指す中、外から差し馬たちが襲いかかってくるが、ラスト100mまでは抵抗できていた。上がりの掛かる中でしのぎ切るのが、この馬のベストパフォーマンスだけに、流れは合っていたと言えるのだが、着実に力は付けている印象。ただ条件をしっかりと選ぶ馬だけにそこは忘れずにおきたい。

 サクラアンプルール3~4角強気の進出で一旦は先頭のシーンもあったのだが、さすがにラストは甘くなってしまった。スタミナ型ではあるものの、上がりの掛かるレースは今ひとつ成績が良くないだけに、次以降もそれは覚えておきたいところだ。今回のレースで評価を落とす必要はない。

 ミッキースワロー:出負けを巻き返して中団。3~4角で外目を目指し直線に入ったが、モズカッチャンに入られて、後は流すような形でのゴール。不利があったのは間違いないが、本来であればそこまでに勢いをつけて前のスペースに入れていたはずで…セントライト記念の衝撃からもうすぐ1年だが、いま冷静に評価すると牡馬の一線級とは少し差があるという感じでいいのではないか。とっくに気づいていた人が大半だろうが、宝塚記念でも注目した馬だけに、あえて書いておこう。

 

 

 上に挙げなかった馬で注目したいのがこの馬…(クロコスミア)厳しい展開でも決して止まっておらず、着順だけで評価が落ちるようなら次走狙い目…基本、ギアアップの出来る先行馬だけに、それが叶うレースであればすぐにでも巻き返せそうだ。







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