重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 7/16 函館記念篇

  次週中頃から10日ほど日本に帰るのですが、それから戻ってくるまで、かなりグダグダのエントリが続きそうです。とりあえず先週唯一の重賞だったレースを振り返っておきます。

 

函館記念

Lap・馬場振り返り

12.5-11.1-12.0-12.4-12.6-12.3-12.1-12.2-11.8-12.2=2:01.2

 このレースのデフォルトが前傾Lapであるため、5F分割では60.6-60.6のイーブンとは言え、例年との比較でいえば気持ち遅めといったところ。ただどの馬も力を出せるLap構成だったことには違いなく、その辺りを気に留める必要はないだろう。馬場的には雨がひどくなった8R以降からは悪化の一途。速い時計への対応力や枠(内枠優勢)を予想のポイントに挙げていた方は全滅と言っていい内容だったのではないだろうか。

 

気になった馬

△ 09 スーパームーン(16着/13人気)

 →終始外々を周り、全く見せ場なし。馬場が合わなかったこともあるので参考外としてもよいのだが、ここまで負けるとは…カッコワル(私がという意です)

 

その他の馬

 ルミナスウォリアー:中団外目から積極的に押し上げると、直線早々に先頭に立ちそのまま押し切った。渋った馬場への適性もそうだが、動き出しのタイミング含めて完璧な立ち回りだった。個人的には時計勝負想定でさっさと消してしまった馬だけに、どうしようもなかったのだが、もし残りのサマー2000の舞台に出てきたとしても、早い時計の勝負になるような馬場なら積極的に嫌っていきたいところだ。

 タマモベストプレイ3角以降、ズルズルと沈んでいくかの様な手の動かし方だったが、ラストはしぶとく差し返すような脚で2着争いを制した。この馬もパワーのいる馬場、上がりの掛かる馬場になったことが幸いしたことは間違いなく、あまり再現性のない2着といえる。

 ヤマカツライデン:外から主張しペースメイク。マイネルミラノもステイインシアトル競らず、しっかりとペースを守れた事が粘りに繋がったといえる。とは言え、中央場所のG2以上では全く歯が立っていなかっただけに、そこを覆すだけのモノがあったかは微妙。

 アングライフェン:好位から上手く立ち回っていたが、最後はガス欠。こちらは逆にこの馬場と流れが災いしたクチ。良馬場の上がり勝負ならもう少しやれるはずで、残るサマー2000なら断然新潟記念向きだろう。

 ケイティプライド:この馬も上がりが速くなくなった事がプラスに転じた一頭。レースぶりも立ち回りもベストだと思ったのだが…小回りの機動力はある馬だけに、条件さえ揃えば、まだやれておかしくない。

 サトノアレス:直線までは内で、ラストは外から伸びてきていた。少し踏み遅れの感もあるし、トップスピードを求められない馬場になったのもこの馬にはマイナスだった。また鞍上の言うようにこの流れの10F戦は長い印象。狙うなら距離短縮の舞台で。

 ステイインシアトル:鳴尾記念から求められる物が180度変わった舞台だったが、ペース的に適性が無いわけではなく、一番の敗因はペースを作れなかったことだろう。後傾持続力勝負なら全然やれるだけに、新潟記念あたりに出てきても一応警戒しておきたい。

 

 

 突発的な事象で全く条件が変わってしまったレースだけに、この着順だけを見て色々判断するのは難しい…というか、鵜呑みにしてはいけないということです。また事前に買ってた私は外れるべくして外れたということですが、馬場が分かっていたとしてもタマモベストプレイは買ってないので、どのみち同じという事です、はい。






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7/15 ちょっと気になる馬

 明日は棒振り遊びに興じますので、早めかつ手短に済ませておこうと思います。

 

函館11R 函館記念(G3) 芝2000m

ちょっと気になる馬

△ 09 スーパームーン

 →今年の巴賞は極端に上がりに寄ったLap構成であり、先行して切れ負けした組は適性外と言え、今年も巻き返しの要素は十分といえる。その中で注目は5着のスーパームーン。前走とて流れが合わない中でもこの馬の脚は使えており、8歳でも能力落ちは無いと判断。先行勢が多くしっかりと流れるココのほうに適性があるのは明らか、さらにココに来て55キロに1キロ減となったハンデも有利に映る。勝ち切るまではともかく、3着なら十分可能性があると見たい。

馬券はどう買う?

 馬券はもちろん3連複。Bコースに変わってまたも内目先行有利になった馬場を考えても2列目も内枠優先で考えたい。ただ極端に絞らず手広く構えて超高目までカバーできるようにはしておこう。






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先週の反省 7/9 その2 七夕賞篇

 チームプレーは是か非か?競馬法上はもちろん非なんですが、実態を見たら認める方向で考えるというのが自然じゃないかなと思ったりも…ただ今回の場合はクラブ馬ですからね、出資してる会員さん的にはどう映ったのでしょうか…その辺は気になるところです。早速ってもう金曜ですが、急ぎ振り返っていきましょう。

 

七夕賞

馬場・Lap振り返り

12.0-10.5-11.4-12.2-11.9-12.0-11.6-11.8-11.9-12.9=1:58.2

 →58.2-60.0というバランスは前傾には違いないのだが、フェイマスエンドが抵抗し2F目で10.5までペースが上がったことが大きかった。捲ってきた勝ち馬のLapでもラストは落ち込んでおり、どの馬も底力が問われたレースだったといえるだろう。馬場的には4日目にしてやや差しが優勢になってきたという感じ。特にコーナー4つのレースで顕著だった。両者を合わせて考えると、このレースに限って言えば、後ろにいればいるほど優位性が高かったということになるか。

 

気になった馬

☆ 03 フェルメッツァ(5着/8人気)

 →もっと高い位置への意識はあったのだが、他が速く中団前目からのレースに。3角早々に手が動き出したものの、手応え以上にしぶとさを見せ掲示板は確保できた。流れ的には悪くなかったし、力負けの要素もあるのだが、時計的に対応できなかった向きもあり、条件さえ揃えば重賞でももう少しやれておかしくない評価は不変で。

 

その他の馬

 ゼーヴィント2着馬を追うように積極的にポジションアップも手応えは今ひとつ。それでもしぶとく伸びて2着馬を捕らえきった。流れ的には悪くなかったしメンバー的にも順当勝ちと言える内容だろう。ペース適性的にはローカル巧者と位置づけになってしまうが、中央なら中山でも戦えそうだ。と思ったら、骨折のようで…

 マイネルフロストマルターズアポジーの失速で早々に先頭に立つことになったが、この馬自身の手応えは楽。そのまま押し切るかに見えたがラストは失速してしまった。このペースを前目で運んでいる以上、それは仕方なし。むしろこのペースでやれた事への驚きのほうが大きい。基本人気になりにくいキャラだけに、ブリンカーの効果が続いている間は追いかけて損はなさそう。

 ソールインパクト:3角以降は勝ち馬を追う形でジリジリと。上がり最速を出して差してくるタイプではないだけに、この馬にとっても流れは合っていた。今回は位置取りの利もあっただけに、自己条件に戻った際は、本来の勝ち味に遅いタイプであることを忘れず、適性を見極めて出し入れしたい所だ。

 スズカデヴィアス:4角ではノリさんにやられたと思ったが、直線は思ったほど伸びず。そこはやはりペース適性ということだろう。基本的にはサマー2000の流れはどこも合わないだけに、次以降出てくるとしてもあまり触手は動かない。

 タツゴウゲキ:勝負どころから直線にかけて進路を切り替える不利あり。脚は止まっていなかっただけに地力強化は間違いない所。自己条件なら条件問わずに狙いたい。もし重賞に出るような場合でもワンチャンあり。

 ヴォージュ:位置取り的には逆流…ペース適性的にもココまでの前傾では厳しかったと言うことだろう。ここは特に評価を落とさずに次走もう一度見てみたい。新潟記念なら買えそうだが…

 マルターズアポジーフェイマスエンドに競られた事は痛かったが、それでも早々に失速するのは不可解。状態的にベストでなかった可能性もある。何れにせよ参考外。

 

 ハンデ戦ながら57キロのワンツーと実績上位馬がそのまま力を見せた形になりました。ただタイム的には1:58.2ながら、同日9Rの1000万下牝馬限定戦で1:58.8が出ており本来であれば57秒台が出てもおかしくない状況とも取れるだけに、ちょっと微妙かなというのが正直なところです。ただその織姫賞で逃げ切ったコパノマリーンは次走注目ですよ。





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先週の反省 7/9 その1 プロキオンS篇

  いやはや2日で173億ですか…空前絶後のバブリープライスですね。DMMも入ってきたようで、このような新規様がどんなスタンスで競馬と接していくのかというのは違った意味でも興味をそそられます。個人的には面白くなってきたのではないかなと。

 

 そんなことはさておき、個人的には大惨敗の日曜でした。途中でツイートする気すらなくなったくらいです。恥を忍んで振り返ります。

 

プロキオンS

Lap・馬場振り返り

12.2-10.9-11.1-11.8-12.1-12.4-12.4=1:22.9

 この週の傾向もイン先行勢絶対有利、4角で4番手までにいないと話にならない状況だったが、このレースだけは全く違う結果に…ただ前半34.2も、全体のLapバランスを見ても極端に速いという訳ではない。結局は前を行く馬が大して強くなく、後方からの馬が力上位でしっかりと自身の脚を使った結果と言えるのではないだろうか。そういう点からも私の予想は完敗ということで…サーセンでした。

 

気になった馬

◎ 02 ベストマッチョ(14着/4人気)

 →出負け…も、猛然と巻き返して先団まで来た時に接触の不利…これで万事休す。参考外で良いが、とにかく揉まれては話にならない馬で、常にリスクが付きまとう馬であることは頭に入れておきたい。

 

その他の馬

 キングスガード:後方集団の最内から、バテる先行馬の間を縫って追い込んできた。左回りは内にササル分、ラチに頼る競馬しか出来ないところはあるのだが、今回は鞍上の好騎乗が光った。また去年の3着の分だけ走ったら今年は勝っちゃった的な印象も拭えず、大きく評価を上げるのは避けておこうと思う。

 カフジテイク:いつもより気持ち前目。この馬も4角までは内々で直線だけ外に出して伸びてきた。これまでの溜めるだけ溜めての直線勝負とは少し違う戦法だったが、結果的には同じような気も。ただこの戦法なら東京以外の競馬場でも対応できそうで、そういう意味では少し新味を見せたといえる。

 ブライトライン3~4角で外目をポジションアップし、早めに前を潰す感じになったが、上位2頭の差し脚には抵抗できなかった。とは言え、久々に力のある所を見せた一戦。勝ち切るまでは行かなくても今後も8Fまでの重賞なら面白いところがあっていいはず。

 ゴーインググレート:唯一先行組からの粘り込み…というのは特別高い評価をしなくても良いだろう。この馬自身遅咲きながらジリジリと力をつけており、OP特別くらいなら普通にやれそうだが。

 メイショウウタゲ:出負け…それも込みでのこの穴評価となった印象であり、評価もそれ込みで力負けと言った所でいいのでは。

 イーデンホール:そもそもこの馬がここまで人気するレースだったということ。特に評価を落とす必要はないが、これ以上を求めるのはちょっと酷かも。

 アキトクレッセント:出は普通だったが、行き脚つかず。同じく人気過剰気味だったかもしれないが、この馬はまだ見直しの余地あり。東京、もしくは重馬場でもうワンチャン。

 

 

 去年の1・2着馬はおらず、その結果3・4着馬が素直に馬券に絡んでいる以上、メンバーレベル的に少し疑問符のつくレースだったとも取れる内容に思います。それが先行馬が早めに沈み、後方から脚を伸ばす馬のワンツーになった一要因とも取れますので、思い切って度外視するのも一つの手かもしれませんね。

 






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7/9 ちょっと気になる馬

 昨日はびっくりするほど触手の動かないレースばかりでしたが、しっかりとお金は失っております。今日もカスが奮闘いたします。よろしければご覧くださいませ。

 

福島11R 七夕賞(G3) 芝2000m

馬場・Lap想定

 馬場的にはフラットに近い状況、ここはしっかりとペースを刻む馬がいるだけに、差す馬が来れないという状況は考えなくて良いだろう。ただしっかりと上がりが掛かる分、上がりを強調する馬より、このペースにしっかりと対応できる馬を狙いたい所だ。 

気になる馬

☆ 03 フェルメッツァ

 →ディープ産駒ながらジリ脚で上がりの速いレースは全く向かない馬。前走もマイネルミラノの速いペースを先団から追走しての粘り込みであり、ペース適性としてはメンバー中最も高いと言っていい。休み明けは少し気になるところだが、だからこそのこの人気だろうし、ここは積極的に買ってみたい。 

馬券はどう買う?

 馬券は3連複だが、正直、人気どころもペース適性は上位で、消す理由が見当たらない。従ってゼーヴィントとマルターズスパーブの2頭に絞り、3列目も06・11・12辺りに絞って買いたい。スズカデヴィアスはペース適性低く軽視の方向で。

 

中京11R プロキオンS(G3) ダ1400m

馬場・Lap想定

 速いのは6Fメインのナンチンノンだが、最終的に行くのはトウケイタイガーかベストマッチョか…そこまで競り合いは無いと考えたい。馬場的にはパサパサの良でも基本的には前が止まらない状況。土曜日も消耗戦にならない限り差す馬の出番はなかっただけに、基本的には前の馬を中心に据えるべきだろう。 

気になる馬

▲ 02 ベストマッチョ

 →降級戦の前走は出ムチを入れてハナ。競り合う馬はいなかったものの、自ら消耗戦に持ち込んで粘りきった。揉まれ弱い馬で現状はハナがベスト。同型との兼ね合いはカギだが、例え2番手でも揉まれなければよしで、有力どころが後ろから進める今回は、位置取りの利を前面に押し出せるだけに、狙い目とみたい。

 馬券はどう買う?

 ここはアタマまで見る馬券も考え、馬単馬連をメインで攻めたい。前述の通り他の有力馬が差し遅れの懸念もあるだけに、手広く構えておきたい。01・02・04・05・06辺りが来たらドカンと行く感じで買ってみよう。

 

その他気になる馬

☆ 函館11R  

 →前走は厳しいペースでも問題なかったが、4角内で窮屈なシーンあり。そもそも内を立ち回るのは不得手で外に回った今回は見直し可能。テイエムは強いのでそのお供で。

 

 




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先週の反省 7/2 その2 CBC賞篇

 本日は安定の「4」…CBC賞を振り返ります。

 

CBC賞

Lap・馬場振り返り

12.0-10.5-10.7-11.1-11.1-12.6=1:08.0

 まずは馬場から。土曜までに降った雨の影響から回復途上の馬場で迎えた日曜だったが、このレース直前にかなり激しい雨が落ちてきた。馬場に影響が無いレベルでは決してなかったと思えるだけに、稍重程度だったという見立てをしておきたい。ただLapバランス的にはかなりのハイペース。ラストが我慢比べになって、基本的には差し馬が届くLapだったように思えるのだが…

 

 気になった馬

△ 02 ティーハーフ(4着/9人気)

 →出は悪くなかったが、控えて中団から。終始最内を回り坂上ではオッと思わせるシーンもあったのだが、ラストは少し脚が上がってしまった。流れ的にも力は出せていると言えるし、安定期に入っているだけにこの夏いっぱいくらいは3着候補で目をかけておきたい。それにしても逃げ馬くらいは交わして欲しかった。一応、3連複ワンコインだけは買っていただけに…

 

その他の馬

 シャイニングレイ出負けして後方から。ラストの我慢比べの中では、1頭だけ際立った脚を見せて差し切った。距離短縮で完全に覚醒したイメージだが、この流れでも掛かっていた事は見逃せない。ここは連勝となったが、あまり安定しない差し馬になりそうな気配。ただ力はあるだけに噛み合った時には大物食いの可能性も。

 セカンドテーブルこの激流を2番手からあわやのシーンを作れるとは…仮に良馬場だったとしても、力のいる中京はあっているのだろう。ペース適性の面から見ても好走は多岐にわたっており、パターンを決めず人気薄なら押さえておくのを忘れないように…みたいな感じのお付き合いがちょうどいいのかも。

 アクティブミノルブリンカーらしく叩いてハナ主張しハイペースを演出。それでも自身はしぶとく粘り3着は死守してのゴールとなった。G1で4着している点からも力があるのは分かっていたのだが、やはりハナに行ってこその馬という事だろう。

 スノードラゴンしっかりと自身の脚は使っての結果。G1はともかくこのクラスなら流れさえ向けばまだやれる。58キロも背負いなれておりあまり気にする必要もない。

 メラグラーナ:直線は外目に振っていったのだが、挟まれたり前を塞がれたりと力を出しきれず。内枠もこの馬にはプラスではなく、今回は参考外としてよいが、個人的には「そもそもそんなに強くない協会」に属してもらっているので、今後も嫌う方向のお付き合いになりそうだ。

 エイシンスパルタン:重目馬場のハイペースは京阪杯の再現とも言えるのだが…休み明けもあるし、前で競馬できなかったことも痛かったか。ひとまずココは参考外としておきたい。

 

 このペースで前2頭が残るというのは珍しい、かつ不可解なパターンにも見えるのですが、2頭共に力のいる馬場を苦にしないというのと、そもそも重い馬場のハイペースというのは差し系の馬が全く脚がたまらず、序盤で高い位置取りを取った馬に有利に働くケースがまま見受けられるだけに、個人的にはそのパターンもありかなと思っていたのでセカンドテーブルもヒモには入れていたんですがねぇ。まぁ5着馬とのきわどい4着争いを制しての結果なので、全く惜しくなかったりもするのですが。

 

 






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先週の反省 7/2 その1 ラジオNIKKEI賞篇

 9番人気3着でも1円にもなっておりません…馬券ヘタの回顧を見て笑うエントリの始まりでございます。

 

ラジオNIKKEI賞

Lap・馬場振り返り

12.6-10.9-11.8-12.2-12.0-11.7-11.9-11.6-11.9=1:46.6

 Lapバランス的にはデフォルト通りで、流れによっての有利不利はなかったとみて良いだろう。馬場的には、開幕週で気持ち内先行有利かなといった印象。その意識が強くなったレースでは動き出しが速くなり、差し馬も来られる…といった状況だった。

 

気になった馬

△ 01 ロードリベラル(3着/9人気)

 →インベタ最後方から3角以降で一気に外目を加速するマクリ競馬もラストは脚色が一緒になってしまった。加速力はあれど脚が長続きせずむしろ小回りで脚が際立つタイプ。今後も同様の舞台で狙いたい。東京や新潟はむしろマイナス。今回内枠ながら外マクリを敢行したが、内で我慢しつつ直線でビュッと差し込む競馬が理想。

 

その他の馬

 セダブリランテス:3角で意外と手が動いていたが、加速がついてからはスムーズ。逃げた馬をきっちりと捕らえきった。中山ダートの消耗戦→新潟外回りのギアアップ戦と連勝、さらにココで持続力勝負と、異なった条件で勝ち続けていることはこの時代で珍しい一頭である。連勝の効果で次以降の期待値もあまり高くないだけに、馬券でいいお付き合いは出来ないかもしれないが、次走も注目。個人的には小倉記念で好走すれば、菊花賞もイケると見る。

 ウインガナドル:マイペースとは言え、明確に息を入れるポイントのない逃げで、その価値はそれなりにある。あまり人気にならないタイプで、すんなりと行ける場合は流れ問わずに警戒したい。

 クリアザトラック:外々をやや掛かりながらもラストは脚が上がってしまった。乗り替わりや外枠など情状酌量の余地はあるが、一番は流れだろう。もっと決め脚を生かす流れ、コースなら見直し可能。ただそこまでスケール感のある馬ではないだけに、過信は禁物で。

 マイネルスフェーン:後方の内から終始ラチ沿いを攻めて、いつのまにやら掲示板。全く強さを感じない内容だった。舞台や流れは悪くなかっただけに、次走以降ちょっと買いづらくなった。

 サトノクロニクル:鞍上が言うように、この内容で57キロはかわいそう。裏を返せばそこまで強くないということ。次以降狙うなら、もっと決め脚を生かす舞台で。

 ライジングリーズン:出が良すぎて掛かる。位置取りもそうだが全く持ち味が出せなかった。ココはノーカウントで良いだろう。引き続き小回りの舞台で。

 

 

 決して内を狙う戦略は悪くなかったと思うのですが、逃げることは分かっていただけにウインも2列目に入れるべきでした。グランドボヌールなんて入れてんじゃねーよって事です。 

 






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